信州へ 2000.5.20〜5.21
長野オリンピックスタジアムへ行こうと決めて、2連戦観戦もいいけど、せっかく遠征するのなら2日目は観光にしようかなと思いまして、当初は長野新幹線で往復を考えていたのを急遽変更、長野から松本を経由して、ぐるっと中央線回りで帰ってきました。このルート(長野新幹線〜篠ノ井線〜中央線)では、単純に長野新幹線で往復するのも、始発駅と終着駅を同一にした片道切符でも、運賃にほとんど差がないのです。ならば、行き帰りで違ったルートを通っていろいろ行けたほうが楽しいだろうということで。
信州方面へ泊りがけで行くのは、高校の修学旅行以来になり、その時には、長野・松本には寄らなかったので、今回が初めての訪問でした。1泊2日の旅でさらに1日目はほとんど球場に張り付いていたので、けっこう駆け足で慌しい旅行でもありましたが、反面、普通電車に乗ってのんびりと車窓を眺めたりもでき、なかなか楽しい旅でした(^^)。

1日目 長野新幹線・オリンピックスタジアム
ROUTE:東飯能 7:19(八高・川越線)7:51 川越 7:53(埼京線)8:13 大宮 8:42(あさま541号)10:00 長野

試合開始はお昼過ぎとはいえ、オープニングゲームで混雑も予想されることだし、早めの新幹線の切符を確保しておいたのだが、出発前夜、仕事の都合で日付が変わってから帰宅(^^;)。朝はどちらかというと弱いほうなので果たして起きれるかどうか不安だったが、なんとか無事起床。眠い目をこすりながら駅へ向かう。JRの起点は東飯能。ここから大宮入りし、長野新幹線に乗る。長野新幹線に乗るのは初めてなので、ちょっとわくわくしながら電車を待つ(^^;)。
あさま541号は定刻どおり入線。観光客らしき人も多いが土曜にもかかわらずビジネスマン風の乗客も多く、指定はほぼ満席。オリンピックに合わせて開業した感もあるけど、長野までわずか1時間半程度。さすがに、信州方面にとってはすごく貴重な足なんだなと感じる。高崎を過ぎ、長野新幹線区間に入る。と同時に、お弁当の販売が始まる。そう、あの有名な「峠の釜めし」である。長野新幹線開通当初は、高崎−軽井沢間のみでの販売らしかったのだが、この日の電車では、終点の長野近くまで販売がされていたようだ。ただ、沿線のお土産品と一緒に売りに来ていたので、お弁当としての販売と言うよりも、お土産品としての色が強かったように思った。実際、釜めしの現在の売上は、車販や駅ではなく製造元の直営のドライブインでの売上がほとんどだそうだ。でも、出発前からこの日のお昼のお弁当はこれに決めていたので早速購入する(^^)。

さて、釜めしも確保したし、あとは到着までゆっくり車窓でも楽しもうか…と思ったのだが、安中榛名を過ぎたあたりからトンネルが多くなる。乗り心地はさすがに良いのだが、なかなか車窓が楽しめないのと、あと、駅間が短く軽井沢から先はおよそ10分ごとに停車していたのとでちょっと落ち着かなかった。さらに追い討ちをかけるように、ガラスに水滴が…雨模様とは聞いていたのだが、翌日までは持つとの予報だったので、試合のほうはなんとかなるだろうとは踏んでいたのだが途端に不安になる。大丈夫なんだろうか…と思っているうちに長野に到着。
駅を出ると小雨がぱらついている。郵便局に寄って風景印を入手した後、長野駅東口のシャトルバス乗り場へと向かう。「野球場へお越しの方は…」という看板も出ていて、かなりの人が乗り場に向かっている。とはいえ、試合開始にはまだずいぶんある早めの時間なので、余裕を持ってバスに乗り込み、球場へ。途中の道路はきれいに整備されていて、ここもオリンピックに合わて整備されたのだな、と感じられる。
30分ほど走ったところで到着、スタジアムが見えた。 長野市のHPでも見て一応知ってはいたが、一種独特の外観にちょっと驚く。もっとも、 初めから野球場を意識して建設されたわけではないのであろうし、一風変わっていて面白いのではないかと思う。 バスを降りると早速並びの最後列へ向かう…が、「え?ここが最後列?!」と驚くほど球場には遠いところ。それほどの行列だった。

信濃毎日新聞によると、すでに発売当日から入場券はほとんど完売状態とのことだったが、実際行列を目の当たりにしてそれを実感した。 地方球場のゲームは、セ・パ問わずほぼ毎年どこであるかチェックしているのだが、確かに信州ではほとんど行われた記憶がない。今回の開催にしても、 11年ぶりのことだそうである。野球ファンならずとも、地元の新施設への期待が大きいのだなと思う。さてさて、 期待をもって迎えた試合はオリックスの逆転勝ち。どちらのチームに偏ることなく、いいプレーには球場全体が沸き、久しぶりにいい気持ちで観戦できた(^^)。 (詳しい試合の模様は2000年公式戦観戦記録にて。)かつて、倉敷に新球場が出来て、期待を込めて見に行って感激したことを思い出した。
ゲームの余韻にひたりつつ球場を後にし、長野駅に戻ってくる。チェックインを済ませて、駅前周辺のおみやげ物屋さんめぐりに出かけた。土地柄、さすがに目を引くのは木材の工芸品や野菜、山菜などの山の幸。信州そばもたくさん並んでいる。買おうかなと思ったけどけっこう荷物になるので、お土産は明日にしようと、夕食に山菜そばを食べた後、 すぐにホテルに戻った。明日も早いし、寝不足だったこともあって、スポーツニュースも見ることなくすぐに眠りに落ちた。

2日目 善光寺・松本城〜開智学校・諏訪
ROUTE:長野 9:12(信越・篠ノ井線)10:23 松本 14:28(篠ノ井・中央線)15:15 上諏訪
    上諏訪 16:26(スーパーあずさ10号)18:01 八王子 18:12(八高線)18:53 東飯能


7時に起床。軽く朝食を済ませて、早速善光寺へ向かう。ホテルからはおよそ1.5kmくらい。 善光寺までは100円区間のバスが利用できるのだが、往路くらいは参道を歩いていかないとお参りに行ってもご利益がないような気がしたので(^^;)、 歩いていくことにした。朝の風がとても心地よかった(^^)。20分ほど歩いて善光寺前大門に到着。本堂まで続く参道の石畳がとても美しい。 本堂は重厚感のある立派な作り。朝比較的早い時間なので、人もまばら。お参りをすませ、お守りを買って善光寺を後にする。

善光寺
今から約1400年も前に建立されたといわれている、歴史のあるお寺で、宗派を超えて庶民の信仰を集めてきました。境内の見どころは、国宝にも指定されている本堂と、重要文化財の山門、本堂へと続く石畳などです。
アクセスは、長野駅善光寺口バス乗り場(1番乗り場)から約10分、ちなみに100円区間内です。(2000年5月現在)

長野駅に戻り、松本へ移動を開始。特急で1時間弱なのだが、のんびりいこうと思って(特急料金をケチったという話も^^;)、普通電車に乗る。乗る前にキヨスクで信濃毎日新聞を購入。昨日の試合の様子、1面からカラー写真入りで大きく出ている。スポーツ面はイチローの大写しの写真、他の社会面、地方面でも大きく取り扱っている。僕の場合も、地方球場から野球観戦を始めたので、やっぱりこういう記事を見るとうれしくなってしまう(帰宅後某全国紙を見たら球場のことは何も書いていなかったし^^;)。
さて、昨日の長野新幹線と打って変わって、車窓からの景色がすごく美しい。良い天気になったこともあり、新緑もまぶしく、流れていく景色をゆっくりと楽しむことができた。途中すれ違う電車は満員。ライオンズの帽子をかぶった子供の姿も見える。きっと、今日の松坂−イチロー対決を楽しみにしているんだろう。1時間半ほどで、松本に到着。どうも、たまたま何かのお祭りの日だったらしく、市内は仮装をした子供たちで賑わっていた。行列を横目で見ながら、松本城へ。

松本城
天守閣は5重6階で、小天守を渡櫓で連結し、辰巳附櫓と月見櫓を複合した「連結複合式」と呼ばれる構成で、独立天守が多い建立当時のものとしては珍しい形式です。 天守閣頂上付近の階段は狭くて急なので、荷物はなるだけ少なくしておき、また、混まない時間を狙っていくのが良いと思います。
アクセス:松本駅前バス停から松本城巡回バスが30分おきに出ています。松本城まで5〜6分で、この間は100円区間です。また、500円の一日券もあるようです。
旧開智学校
1873年に開校された、日本でも最も古い小学校の一つです。 開校当時は、市街地の中央を流れる女鳥羽川沿いにあったそうですが、約40年前に、河川改修にともない、校舎の保存のため今の場所に移転されたそうです。 松本城より北に約500m。現在の開智小学校の北にあります。

天守閣周りの堀がかなり広いのにまず圧倒される。天守閣は落ち着いた感じで趣があるなと感じた。写真で見たとき、 窓が小さく目立たない感じがしていたのだが、これは、鉄砲への対応というか、鉄砲や弓矢で攻撃するのに適し、 また逆に鉄砲からの攻撃を防ぐ意味での造りとのことである。(天守閣内部にも、鉄砲関連のものがとても多く展示されている。) 堀の周りでは、お城のスケッチをしている人もたくさんいて、のんびりしたいい雰囲気だった。
城内を見学するのは後回しにし、城の周りをぐるっと回って北に抜け、先に開智学校へ行くことにする。北出入口からおよそ500mくらい。 途中、現在の開智小学校の横を通り抜けていくが、この校舎、旧開智学校をイメージして作られた感じで、塔が校舎中央に作られている。 校庭では、ここの小学生が野球の試合をしていた。この中に未来のイチローがいるかもなあとか考えながら、旧開智学校に到着。 庭はきれいに手入れされていて、かわいらしい感じの庭だなと思った。内部の展示は学校の歴史で、 学校制度が始まったころから現代までの資料が数多く展示されている。教科書・教材等の展示から、昔の子供の服や、 遊具などまで展示されている。また、開智学校の歴史として写真の展示もある。個人的にびっくりしたのは、ガリ版刷りの機械が展示されていたこと。 これ、自分が小学生のころ(一応、そんなに昔じゃないぞ^^;)もまだまだ現役だったはず…もう今では展示品として並べてあるくらいだから、 いまの学校では使われていないんだろうか、とちょっと自分の年を感じたというか、複雑な気持ちになった(^^;)。昔を懐かしんだのが教科書の移り変わりの展示。 理科の教科書の豆電球のページを見ていて、ただ単に電池につないで電球が点灯したことに感動していたころを思い出した。その感動があったからこそ、 今の仕事も弱電気関係を選んでいるんだと思う。一通り見学した後は、お昼ご飯を済ませた後、再び松本城に戻り、城内および民俗資料館を見学。 城内天守閣の頂上付近、特に4階から5階への階段はかなり狭く急でちょっと怖かった(^^;)。 また、城内にも民俗資料館にも火縄銃をはじめとした鉄砲の展示が多い。後期のものになるとデザインにもかなり凝ったものもあって、なかなか楽しめた。 さて、ここまでで、意外と時間を食ってしまった。本当は、市内の古い街並みめぐりもしてみたかったのだが、また次回ということにして、松本駅に急ぐ。

上り普通電車に乗り込み、 上諏訪へ。帰りがけに温泉でひとっ風呂浴びたいと思ったからだ。電車に揺られること40分、左に諏訪湖が見えてきて、上諏訪に到着。さて、目的の温泉なのだが、一つ気になっている温泉がここ上諏訪にある。旅行ガイドや雑誌等でもよく紹介されているので有名だと思うが、この上諏訪駅には温泉が駅のホームにある。乗車券か入場券があれば無料で利用できるとのこと。ちょっと迷ったけど、他に人もいなかったので、入ってみることにした(注:ホームにあるといってももちろん竹垣や岩で覆われていますよ^^;)。中の浴槽はちょっと小さめ、1.5m四方くらいか。洗い場もちゃんとある。また、電車に乗り遅れないように、浴室には時計がかけられている(^^;)。あと、脱衣所のコインロッカーは100円で利用できるようになっている。また、キヨスクで入浴セット(\320)も販売しているとのこと。さて、肝心のお湯加減、少々ぬるめだった(^^;)。ただ松本で歩きづめだったこともあり気持ちよかった。湯船につかっていると下りのホームにあずさ59号到着の放送、電車が止まり、発車する音が聞こえる。さすがに、ちょっぴり落ち着かなくなってきたので(^^;)あがることにし、駅を出て、当初行こうと思っていた温泉へ行く。駅から歩いて10分弱、諏訪湖畔にある片倉館という所。地元の人から旅行者まで多くの人に利用されているとのこと。大浴場はかなり広く、浴室内もきれいである。しかし、この浴槽の最大のポイントは、底に敷き詰められた玉砂利。この感触が疲れた足に心地よく、本当に疲れが取れる(^^;)。いつまでもつかっていたいくらいの心地よさがあった。電車の時間も気になるので長くはいられなかったが、ぜひ一度は入ってみることをお勧めしたい。(ちなみに、こちらのコインロッカーは\50、ちょっと小さいです。)

さて、予定では諏訪湖や、間欠泉を見てくるつもりだったがそれもまた次回ということになってしまった。旅行は好きだけど時間配分とかはやっぱり下手だなぁと (今回は、実質2日目のみの旅ということではあったものの)つくづく感じてしまった。今回は慌しい旅だったが、今度は上高地にも再び足を延ばしてみたいと思う。次の信州への旅のルートをぼんやりと考えながら、帰路についた。
BACK

 ご意見、ご感想はこちらまで