ドイツに行ってきました。
4年前の観戦記の結びに、"次の4年後…ドイツにも行ってみたいと思った。お金とか休暇とか現実的な問題はまぁおいといて(笑)"と書きはしたけど、 やっぱり夏休みとも関係ない時期だし現実的に厳しいかなと思ってはいました。しかし…どうにか休みをもらうことができ、強行軍ではありますが、 再びW杯のスタジアムに行くことができました。短い滞在でしたが、観戦記・滞在記を今回も書いてみようと思います。



チケットゲット 2005(棚から牡丹餅?)

遡ること昨年の初め。友人から連絡があり、ドイツ大会のチケットの申し込み方を教えて欲しいとのことでした。
すでに行く気満々のこの友人、海外も初めてで、大丈夫かなと心配しつつ、今まで海外に行ったアドバイスや、 航空券の手配やネットでの宿の取り方、自分のサンシーロの観戦体験などを教えるとともに、 FIFA公式サイトでのチケットの申し込み方を教えてあげました。1次は前回同様抽選なので、 とりあえず1人分で最高申し込める7試合分申し込んでおくようにと伝えます。
で、さすがに自分が行くのは厳しいと思いつつも、時期と開催地域を絞って(ミュンヘン中心に南ドイツ)、 数試合選んで運試しのつもりで僕も申し込んでみました。

4月の下旬。抽選結果発表メールが来ました。例によってくじ運のあまりよくない僕は当たり前のように全部外れましたが、 その友人は6月21日開催分のミュンヘンの試合が当選。よかったなぁ!と電話で伝え、 それで僕の2006年W杯はTV観戦確定…

…のはずでした。

8月下旬のある日、FIFAから一通のメールが。

"We are delighted to inform you that, as a result of an additional draw, we have been able to allocate you individual tickets for the following match.."

は?

ちょっと待て。何で今頃そんなお知らせが…わけもわからないまま、数ヶ月全く見てもなかったFIFA公式チケットサイトを開く。するとようやく納得、 どうやら1次抽選で振込みなどがされず流れたチケットの復活抽選があったようです。それにしても、どうしてまた今になって当選…

嬉しい一方で戸惑いも大きく、ちょっと不思議な気持ちでした。しかし、まさか当たるとは思わなかったので、 どうしようと思いつつも、たまたま持っていたドイツのガイドブックをめくって開催都市を調べました。当選したチケットは…6月22日、ニュルンベルクでのE2-E3のマッチ。
2006年の今現在なら、日本対クロアチア戦が行われたこともあり、日本人の間でもかなり名前の知られた街だと思うのですが、 この当時は僕にとっては全く知らない都市でした。当選に戸惑いがあったというのは、6月なんて普通休みが取れるとも思えないので、 行きたいけど困ったなぁという気持ちがあったせいなのですが、ニュルンベルク市のホームページや、個人の訪問記のホームページなどを見て、 調べていくうちに…やっぱり、旅好きの血が騒いで行きたくなってしまいました。

ガーナvsUSAのチケット。右のような封筒に入ってました。 とりあえず、善は急げで、ギリギリまで様子を見て行けそうにないならキャンセル覚悟、というつもりで、 まずホテルを押さえ、それから航空券も手配しました。12月の抽選後で対戦国が決まってしまった後だと、 どちらも押さえるのが難しくなってしまうので…。
幸いにも、ほぼ1年先の予約まで受けてくれるホテル(しかも中央駅すぐそば)の予約が取れ、航空券もなんとか確保。 そして12月の抽選でカードはガーナvsアメリカに決まりました。激戦のグループEのカードということで、かなり期待できそうです。
5月の頭にはチケットも無事手元に届き、さて、あとは果たして行けることになるかどうかですが…


6/21 Departure for Germany(成田→ニュルンベルク)

ニュルンベルク空港入口前にあったオブジェ やっぱりギリギリまで行けるか行けないかわからない状態だったのですが、 交渉の結果どうにか休みをもらうことが出来、迎えた出発当日、成田空港へ。

こんなド平日に来たのはもちろん初めてでした。JALのカウンターの受付のお姉さんは、しっかり代表ユニを着てました。 ニュルンベルク行きのチケットを見て、「頑張って応援してきてくださいね!」と言われました。はい、と笑顔で言いつつも、 実は日本戦は会場では見ないんですけど…(^^;)
まずはJALで11時過ぎのフライト、勝手知ったる?パリ・シャルルドゴール空港で乗り継ぎ、ニュルンベルク着が20:00ちょうどという行程。 ブラジル戦前日でもあるので、もう少し観戦に行くような感じの人もいるかなと思っていたのですが、機内は普通にパリ観光、 みたいな感じの人ばかりで少々拍子抜けでした。まぁ、行くような人はもう現地入りしてるかな。

さて、ドイツは初めての旅になります。ここ数年、イタリア・フランスへの旅を何度かして来たのですが、 久しぶりに初めての国へ、そして期待と不安を久しぶりに感じながらの旅です。
パリに夕方5時前に到着し、ニュルンベルク行きに乗り継ぎ。ちなみに乗り継ぎの飛行機はかなり小さく、 右側2列、左側1列で、このタイプには初めて乗りました。 この機内で初めて?サッカー観戦らしき日本人グループの姿を見かけました。 しかもアメリカユニを着ているあたり、なかなか渋好みな感じ。欧州のナショナルチームが好きな人は日本にもよくいますが、 こういう方は初めて見ました。
Uバーン車内。ほんとにガラガラ ほぼ定刻どおりにニュルンベルク国際空港に到着。北半球で一番日の長い時だけに、 まだまだ空は明るいです。無事荷物も受け取り、外の地下鉄乗り場に向かいます。 時間も時間なので、人気もほとんどありません。切符の販売機で切符を買おうとしたところ…全部ドイツ語。これは参りました(^^;)
フランスもイタリアもたいてい英語可能な販売機が用意されていましたので…目的地ゾーンの見方も少し分かりづらかったのでちょっと迷いましたが、 どうにか切符を買い、そのまま地下鉄(Uバーン)に乗ってニュルンベルク中央駅に向かいました。 所要時間は15分くらい(パリやミラノに比べてこの近さはいいですね!)。空港駅ではガラガラでしたが、途中の駅からは仕事帰りの人たちが結構乗ってきました。ここまでの長旅でつい忘れてましたが考えてみれば平日なんですよね…。

ニュルンベルク中央駅。重厚感のある外観でした ニュルンベルク中央駅に到着。空港からここまでで一貫して感じた印象なのですが、とにかく建物、車内等公共物がとてもきれいです。 日本並みか、正直それ以上かも。過去訪れた欧州3カ国(フランス、イギリス、イタリア)での駅などの施設はロンドンを除いて 正直きれいとはいえなかった("汚い"というのでなく、なんというか"大事にされてない"^^;)ですし…ワールドカップ期間中で特にきれいにしているのだろうというのは想像できるのですが、 それを差し引いてもちょっと驚きでした。この辺は国民性が少し表れてるのかもしれないですね。(念のため、フランスとイタリアがダメって言ってるんじゃないですよ^^;)

駅の外に出て地図を広げてホテルの位置を確認、方角が分からなくてしばらく迷いましたが、目印になる建物を見つけ、ホテルに向かいました。Hotel Marienbadというホテルです。

フロントのおじさんに"Guten Abend!"と挨拶。すると笑顔で"Guten Abend!"と返してくれました。でもそれから後は初イタリアのときと同じく全部英語で(^^;;)。
"ドイツは初めてかい?ここ最近はすごく暑いんだよ!"など少し会話をして、部屋へ。ツインルームのシングルユースにしてくれたようで、 清潔で広々として快適。ただ、話には聞いていたけれどエアコンがついていません。ドイツのホテルは気候のよさも手伝ってたいていついていないという話を聞いていたけれど、 今年の暑さはちょっと異常らしいですね。幸い、日も落ちてずいぶん気温も下がっているので、少し窓を開けて空気を入れ替えて、 ちょうど始まったオランダ−アルゼンチン戦を横目で見ながら荷解き。ただ、カード的には注目カードなのですが、 Cグループはすでに勝ち抜けが決まって消化試合になっているので、見るのもそこそこにシャワーを浴びてすぐ横になりました。

さあ、目が覚めると慌しい3日間の始まりです。

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