これと言って珍しい装備はありません(;^_^A アセアセ・・・(笑)

私を含めて潜水士の何人かは宮城県消防学校へ救急標準過程研修(2ヶ月間)に依託研修生として参加し、消防署の救急車へ救急隊員として乗車できる資格を取得しています。

救急標準過程資格を取得しているので一般人には使用することが規制されている
酸素投与や血圧計、聴診器の使用が認められています。

そういえば潜水士の1人はDANJAPANの酸素投与の講習会に参加したのもいたなぁ、、、

これは人工蘇生器で100%酸素が2リットルボンベに150気圧でチャージされており、圧縮酸素を用いて吸引もできる優れものですが、酸素がもったいないので吸引作業は電動吸引機で行っておりました。 下の蘇生器と違って
  • O2を2名同時供給できる弁がついている
のが相違点ですが、箱が大きいので私は出動にはこちらを選んで持って行かなかった機材でした
船に装備された年数は上記の物よりも相当前なのですが、個人的にこちらを気に入っていたのでよく出動に携行していきました。
  • 箱がプラスチックで軽量で角が丸くて引っ掛からない
  • 寸法がアルミケースより小さい
ケースの中には各種マスクとデスポグローブ、ペンライトと経口エアウェイ、経鼻エアウェイを各サイズ入れています。 もともとバックマスクと併用使用が前提なのでデマンドバルブは外しています。
オレンジ色のお盆のような機材は「CPRボード」です。
右側の窪みに患者の頭、左側に足側の状態で寝せて気道確保、心マッサージを容易にできるようにする機材でプラスチック製です。  

無ければ無いでも何とかなりますが、長時間の搬送(輸送)にはあったほうがより良い手技ができます
溺者の肺に酸素(大気)を送りこむ為の道具です
●上が「バックマスク」(アンビュとも言っている)で黒色部分を溺者の口にあてがい、白色部分を救助隊員が手で握り潰すとその中のエアーが溺者の口を通じて肺へ強制的に供給される道具で、人工蘇生器に接続させて高濃度酸素を供給もできます。

●下が「一方弁付きポケットマスク」でマウストゥマウスを行う時にこれを使えば溺者の嘔吐物を誤飲したりしない道具です。
これが何とか予算を計上してもらい導入してもらった「パルスオキシメーター」です。 非侵襲的に患者の血中酸素飽和濃度を数値で計測できる機器で、MILスペック(米軍規格)を通っているので野外で使用する我々にはもってこいです。

データーをプリントアウト出来るので観察記録も楽に出来ます。

補足:肺で行われる酸素と二酸化酸素のガス交換が上手く行っているかどうかを血中のヘモグロビンに赤外線を照射し、計測する
No Photo! 電動吸引機は溺者の咽頭部に残留している海水や嘔吐物などを吸引する機器で、ヘリ機内からも電源を取れる仕組みになっています


これらに毛布、塩少々入りお湯(ホットポカリスエットがベスト)を追加してヘリ機内に持ち込んで潜水士は夏場の海水浴場のヘリパトロールをしています。

さて、なんでホットにしたポカリスエットなのでしょうか???
「溺水」「海面漂流」となれば「低体温」「脱水症状」の可能性が大きいのでそれらの対応ですね(^-^)  そうだよねN.A隊員(笑)(^^;ゞ

これら以外にはもちろん潜水、要救助者(患者)吊り上げ道具も積み込んでいますけどね(^^ゞ
洋上救急の場合は機内に積めるだけの酸素ボンベを積みこんで長時間の搬送に備えます

洋上救急
 陸岸から遠くはなれた船舶内で発生した傷病で急を要する場合、海上保安庁が窓口となり巡視船、航空機を使用して傷病者を船から吊り上げ救助し、医療機関まで搬送すること。  場合によっては海上自衛隊に依頼し、海面に着水できる救難機US-1にてピックアップする場合もある。