潜水士を7年間やっていた期間の内訳をグラフでまとめてみました。 こうしてみると出動や訓練のことが鮮やかに思い浮かびます(^_^;) ちなみに海上保安庁では潜水訓練は毎月3日間と日数が決められています。
保安庁では潜水士の技術レベルを計る目安として潜水士在籍年数で見ます、理由は月の訓練日数が決められているので年数でおおよその技術力を判断できるから、と私個人思います。 また経歴のカウント方法はレジャーダイビングではボンベ使用本数でカウントしてますが、潜水士は1出動(1訓練)でカウントしてます。
下記のグラフに含まれていないのは海上保安大学校で行ったでの計24の訓練日です
出動と訓練回数
出動では、、、
- 平成5年は全てが北海道南西沖地震での奥尻島への捜索救助派遣で新人潜水士にとっては過酷な出動でした
- 平成7年(塩釜配属後)の大半が海水浴者行方不明捜索救助と海中車両転落の出動で、このくらいの件数になると出動に備えてチームローテーションを組まないとシンドイです(__;)なんでかとゆうと車両転落は大抵夜中に発生します。 またこの年に初めて捜索救助で頻繁にヘリに乗機し、現場まで進出する体験を初めてしました
- 平成11年は車両海中転落がほとんどを占めました。
- 平成12年は3月末で潜水士指名解除をうけたので実質3ヶ月です
訓練では月3回は訓練日を確保できるのですが、他業務で日程が思うようにとれないのでこの実施日でした
出動内訳
出動内訳では「車両海中転落」の出動だと自動的に乗っていた人の「行方不明者捜索」となることが多いので出動回数と必ずしも一致しませんのであしからず(^_^;)
- 「犯罪捜査」はアワビなどの密漁を検挙した際に本当にその海域にはアワビが生息していたのか?などの調査を行ったり、船舶衝突事件の際には水面下の破損状況調査などを行います。
- 生存者救助は2名、遺体要収は21人とこの数値からでも潜水士の出動(水面下)はそのほとんどが絶望的な状況でありますが、7年間の現役生活で2名もの生存者を潜水救助できたことは私にとって一生モノの宝です。
- ほとんどの潜水士は引退まで生存者の救助に携わることなく引退していきます。
- これには含まれておりませんが、洋上救急で商船(3000トンクラス)から急病患者のヘリ吊り上げ救助出動も1件あり、救急標準過程有資格者の潜水士とコンビを組んで出動しました。 この出動も忘れられない出動で天候に恵まれて行きの時には上空から鯨を眺めたり、商船の乗組員は船長以外全てフィリピン人で指示を出す言葉も英語でなんとか指示を出したり、陸岸から200海里離れた飛び石吊り上げ救助出動でもありました(^_^;)