楽 窯

 黒楽茶碗はこの窯で焼いています。雨曝しで苔が着きかかったりしていますが、よく働いてくれます。

 燃料はコークス、一回に約35sを詰めて薪で焚き付けます。下から扇風機で送風し、調子が良ければ、着火後約 五時間で焼成する温度に達します。

 コークスの湿気とか、送風の通り具合に影響されて、なかなか理想的な火にはなりませんが、透明な黄色の炎が作れた日には、幾つか良い物がとれます。
 予熱した茶碗を火ばさみで挟み、燃焼室の五徳の上に置いて焼きます。すぐに赤熱し、黒楽の場合、やがて釉が膨れ上がるように泡立ちます。
                   

予熱室



出し入れ口  




送風口 

 泡立ちの治まる少し前にタイミング
良く引き出せれば、柚子肌になります
 炎は、黒楽の場合は還元か中性炎が
良く、高温であれば煤は気になりませ
んが、飴釉の場合はコークスの煤が
釉にきたないシミを作るので、煤の切
れた奇麗な炎で焼きます。よい炎であ
れば、黒楽も飴釉も五分位で焼上が
ります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 焼始めてから三時間位で火が落ちは
じめるのでその間の勝負です。・・・・・





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