最近のハードディスクは、1台でも大量の記憶ができます。ある種のソフトウェアを使うと、
この記憶できる領域を分けて、あたかも、2台とか、3台のハードディスクがあるように
設定することができます。このように設定することをパーティションを切るといいます。
30GB(ギガバイト)のハードディスクなら、例えば、20GBと10GBなどに分けたりできます。15GBと
10GBと5GBのように三つに分けることもできます。普通、内蔵のハードディスクはC:ドライブに
割り当てられますから、二つにパーティションを切った場合は、C:ドライブとD:ドライブの二つの
ハードディスクとして使えます。
パーティションを切るソフトウェアは、FDISKというものがWindowsには付いてきますが、これを
使うのはWindowsをインストールする前でなければなりません。しかし、市販のソフトウェアなら
Windowsがインストールされていても、あとからパーティションを切ることができます。
パーティションを切る利点は何でしょうか。
例えば、WindowsやアプリケーションはC:ドライブにインストールし、D:ドライブには、作った
ファイルやデータなどを入れておくと、バックアップが容易にできますし、急にWindowsの具合が
悪くなっても、Windowsだけ再インストールするだけで、ファイルやデータは元と同じに使えます。
ただし、アプリケーションによっては、そのアプリケーションをインストールしてあるフォルダ内に、
作ったファイルやデータを保存しようとするものが、かなりあります。そのようなファイルや
データは、別にバックアップしておかなければなりません。しかし、可能ならば、D:ドライブに
保存しておくとよいでしょう。
また、複数のOSを使いたい人は、パーティションを切って、別々のドライブにそれぞれのOSを
インストールすることにより、起動の際にOSを切り替えることが可能です。この方法を
デュアルブートと言います。
例えば、Windows XPを使いたいが、それではWindows 98で使っていたアプリケーションが
Windows XPに対応していないので使えないという場合があります。そのような時、パーティションを
切って、C:ドライブにはWindows 98を、D:ドライブにWindows XPをインストールします。Win98は
D:ドライブから基本的に起動できませんので、先に、C:ドライブにWindows 98、次に、D:ドライブに
Windows XPをインストールします。電源を入れるとNTローダ―が起動し、OSが選択できます。
デュアルブートにするには、ファイルシステムの選択も関係してくるので、十分勉強してから
行ってください。
|