ファイヤーウォールの元々の意味は、火災の延焼を食い止めて、被害を小さくするための、
防火壁の意味ですね。
でも、コンピュータ用語としてのファイヤーウォールは、不正アクセスからコンピュータを守る、
役目をしています。
まず、不正アクセスを簡単に説明しておきましょう。インターネットに接続されている
コンピュータは、いろいろなことができるように便利になっていますが、その反面、そこに
抜け穴が生じています。不正アクセスとは、その抜け穴を利用してコンピュータに進入し、不法に、
他人や他社のデータを見たり、操作したりすることなのです。
このような不正アクセスを防ぐには、抜け穴を塞げばいいわけですが、その反面、
インターネット上での普通のデータのやりとり以外は、制限されてしまいます。
ファイヤーウォール ソフトをインストールしてみれば分かることですが、ウェブページを
見ていると、ときどき、警告メッセージが出て、いちいち「OK」を出してやらなければ
ならなくなります。これは、抜け穴を使って不法侵入されるおそれのあるデータに対して、それを
受け入れるかどうか、ファイヤーウォールが尋ねてくるのです。
不正アクセスは、不法な仕掛けをしてあるウェブページに、こちらから接続する時にも
なされますが、そうでなくても、インターネットにつないでいるだけで、なされることもあります。
つまり、ウェブページを見ていなくても不正アクセスを受ける可能性はあるのです。
最近は、常時接続が普及してきて、長い時間インターネットに接続しているコンピュータが
増えてきました。その分、不正アクセスを受ける可能性も大きくなってきています。
なお、ファイヤーウォールには、会社などで使うLAN用のものと、パーソナルファイヤーウォールと
呼ばれる個人用の簡易版があります。
個人でADSLやFTTHやケーブルテレビなどの常時接続にしている人は、
パーソナル ファイヤーウォールをぜひインストールしておいて下さい。もちろん、企業秘密が
あったり、あるいはデータを改変されたりしては困る、会社やSOHOのLANには、
ファイヤーウォールは絶対に欠かせません。
|