DLLファイル 英語では、
(dll file)
 DLLというのは、Dynamic Link Libraryの略です。Dynamicというのは、日本語では「動的」と
訳しますが、意味がわかりづらいですね。むしろ、ここでは「必要に応じて」という意味だと
思ってください。LinkはWebページを見るときにも出てきますね。「つなげる」と思ってください。
Libraryは「図書館の蔵書」が元々の意味ですから、ここでは「Windows図書館に保管されている
プログラム」と思ってください。まとめると「必要に応じてつなげるプログラム」となります。

 なぜ、そんなプログラムが必要なのでしょうか。Windowsは、とてもたくさんのプログラムから
出来ています。起動のたびに、いつもそれを全部開いていては、メモリーが足りなくなりますし、
起動にも時間がかかってしまいます。だから、必要なとき、必要なだけ開くように、プログラムは
小分けにされているのです。その小分けにされているプログラムがDLLファイルなのです。

 Windowsだけではありません。アプリケーションも、小分けにされています。アプリケーションの
起動に必要なファイルはエクゼファイルといって、ファイル名の終わり(拡張子)が「.exe」に
なっています。これはDLLファイルではありませんが、それ以外のプログラムは、ファイル名の
終わりが「.dll」になっています。これがDLLファイルです。

 DLLファイルが必要な理由はもう一つあります。それは、あるアプリケーションが使うプログラムで
あっても、WindowsのDLLファイルを使えますし、他のアプリケーションのDLLファイルも使うことも
出来るという点です。プログラムを作る手間が省けますし、インストールしたときにハードディスクの
スペースが節約できますね。つまり、DLLファイルというのは共有物なのです。

 でも、そのおかげで、アプリケーションをアンインストールしようとするときに警告・
確認メッセージが出ることがあります。「このDLLファイルは使われておりませんが、削除しても
いいですか。・・・」というような警告ですね。

 これにはどう対処したらいいのでしょうか。まず、削除した場合と、しない場合の、問題点(と
対策)を知ってください。

 削除した場合には、他のアプリケーションを起動したり、使っているときに、「DLLファイルが
見つかりません」といったメッセージが出ることがあります。この場合、使いたいアプリケーションを
いったんアンインストールして、再インストールしてください。

 でも、たまに、それでは解決できない場合もあります。そんなときは、アプリケーションの
メーカーに修正プログラムがあるかどうか確認してみましょう。メーカーのホームページで探すか、
ユーザーサポートに問い合わせましょう。

 削除しない場合は、Windowsが不安定になる要因を残すことになります。

 それでは、実際の対処法ですが、Windowsの種類によって、それぞれ別の対処法を取ることを
お勧めします。

 まず、Windows 95、98、Meでは、削除しない方がいいでしょう。ただし、DLLファイルの名前から
考えて、削除しても大丈夫だと見当がつけば、削除してもかまいません。削除した方が
ハードディスクに空きが多くなりますし。

 次に、Windows NT、2000、XPでは、削除することをお勧めします。もともと安定な
Windowsなので、不安定要因を残すには忍びないからです。

 なお、初心者は、アンインストールやファイルの削除は出来るだけしないようにしましょう。

 また、アンインストールやファイルの削除をしなくても、「DLLファイルが見つかりません」といった
メッセージが出ることもありますが、この場合は、ハードディスクに問題があります。
チェックディスクを、必ず、行ってください。その後、使おうとした、あるいは使っていた
アプリケーションをアンインストールして、再インストールしてください。

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