工人舎 SC3


工人舎のミニノートSCシリーズ

[SC3]  2008年7月に購入した、横浜・工人舎のミニノート。旧型のSA1Fからの乗り換えになる。プロセッサは、Intel Atomだが、いわゆるネットブックのN270とは違い、Z520@1.33GHzなのでネットブックのカテゴリからは外れる。
  SC3は、この時期発売されたミニノートの中でも最軽量(798g)、絶妙なサイズ。他のミニノートは1kg近辺で、従来のサブノートとあまり重さが変わらない。常に持ち歩くPCなので、少しでも軽量のものと思っていたが、D4では小さすぎるし。。。これまで使用していたSA1Fはちょうど1kgでちょっと大きめだったので、このサイズで即効決定。
 OSがVistaというのがちょっと気になったが、まぁ慣れると結構使える。
 なお、メモリは1GBしか搭載されていないのだが、普通の200ピンのSO-DIMMらしいので、Amazonで2GBのメモリ(Transcend JetRam DDR2-667)を購入。ACアダプタはThinkPadやLet's Noteと共用可能な DC16V/2.8A というのも嬉しい。

ThinkPad 220とのサイズ比較

[SC3]  左の写真は、往年の名機 初代サブノートPC ThinkPad220との記念撮影。15年の歳月を感じるが、コンセプトはあまり変わっていないのかもしれない。

eBookを見る

[SC3]  eBookJapanのeBookReaderがプリインストールされている。SC3の解像度は1,024×600なので、普通に見開くと上下が欠けてしまう。
[SC3]  SC3には、「プレビューモード」が用意されており、[Fn]+[Esc]で解像度を切り替えることができる。最大の1.024×768にすると、縦が圧縮される。
[SC3]  ただし、これならページ全体が表示できる。

ワンセグ

[SC3]  SC3にはワンセグ機能がある。内蔵のアンテナを伸ばせば、都内なら受信可能。自宅(埼玉)だとテレ玉くらいしか見られないが、付属の外部アンテナをつなげばOK。

SSD換装

[SC3]

 SC3のハードディスクはSAMSUNGの1.8インチ品(ロットによっては東芝製)だが、X40と同様、遅いので有名。そこで、MTRONの32GB SSD(MSD-PATA3018032-ZIF2)に換装することにした。

 まず、本体を裏返してバッテリとメモリをはずす。ネジは9ヶ所。写真の黄色い丸のネジは、Expressカードスロットの下に隠れているので注意。


[SC3]

 つづいてキーボード奥のパネルをはずす。

 U字の部品は、2ヶ所のツメで引っかかっているので、折らないようにマイナスドライバなどで慎重にはずしてから、本体パネルをU字に反らせるようにしてはずす。(黄色の丸部分に円柱状の突起がある。)


[SC3]

 つづいてキーボードユニットをはずす。

 赤丸のビス2本をはずしてから、黄色い矢印部分をマイナスドライバなどでこじあけるようにすると、接着されたキーボードが手前にはずれる。


[SC3]

 キーボードのフラットケーブルをはずす。

 コネクタは、白いフタ部分を手前に跳ね上げるようにするとはずれる。ちょっと固いので注意。


[SC3]

 写真の黄色い枠の部分にあるテープをはがしておく。


[SC3]

 ワンセグ基板をはずす。

 赤色のポッチは位置決め用だが、軽く接着してあるので、黄色い矢印部分をマイナスドライバなどで軽くこじるようにして慎重にはずす。


[SC3]

 フレキシブルケーブルに注意して、コネクタをはずし、グランド線をはがす。


[SC3]

 中央の無線LAN基板をはずす。

 黄色丸のネジ2本をはずし、コネクタからはずす。(メモリのように上に跳ね上げる感じ)


[SC3]

 向かって右手の方にある2つのビデオコネクタ(青と黒のテープがついている)と、左手のコネクタをはずして、赤色の4本のネジをはずすと、液晶ユニットがはずれる。

 黄色い丸部分のフレキケーブルは、両面テープのようなもので強めに接着してあるので、慎重にはがしておく。

 ここまできたら、上部ユニットがはずれる。周囲はツメではめ込んであるので、マイナスドライバなどで周囲を少しづつこじあけるようにしてはずしていく。


[SC3]

 マザーボードと、AB基板は、表3ヶ所のコネクタ(緑色の枠)と裏1ヶ所のコネクタ(ZIFコネクタ)で接続されているので、まず赤色の3ヶ所のネジをはずしてから、4つのコネクタをはずし、2つの基板を分離する。


[SC3]

 赤色の丸がHDDを接続しているZIFコネクタなので注意。ヒンジ部分の金具(緑色の2ヶ所)とEthernetのコネクタ(黄色)をはずしておく。


[SC3]

 ハードディスクユニットがはずれたので、2ヶ所のネジ(赤色)をはずして、基板から分離する。


[SC3]

 SAMSUNGの1.8' HDDがはずれた。


[SC3]

 ZIFコネクタに張られている絶縁テープをはがし、ケーブルをSSDに付け替える。


[SC3]

 ZIFコネクタは、フレキケーブルを挿入してから、黒いフタを写真の右側のほうに倒して、固定する。


[SC3]

 ユニットにはめ込む。


[SC3]

 基板裏側のZIFコネクタにケーブルを挿してから、


[SC3]

 表の3ヶ所のコネクタをはめ込み、AB基板とマザーボードを固定する。

 分解した手順と逆に、組み立てていく。


[SC3]

 XPのセットアップ。ThinkPad用のUSB CD-ROMでインストール。


[SC3] [SC3]

 CrystalDiskMarkの結果。左はVista上でのHDDの結果。右はXP上でのSSDの結果。


Windows XP化

[SC3]

 工人舎からはすでに安くなったWindows XP版のSC3が販売されているのだが、MTRONの32GB SSD換装を機に、Windows XPをインストールすることにした。

 上記のとおり、CD-ROMからのクリーンインストールを行った。
 C:\KJS\Drivers ディレクトリには、Vista用のドライバしか提供されていないので、「ban memo@ ウィキ」と2ちゃんねるの情報をもとに各種ドライバおよびアプリケーションをインストールしたので、とりあえずここにまとめておく。


  1. BIOS

    工人舎のダウンロードサイトからKU00420.EXEをダウンロードし、BIOSを1.0Dに上げておく。

  2. チップセット(Intel GMA 500[US15W])

    ドライバは、IntelのChipset Device Software(C:\KJS\Drivers\Chipset\Setup.exe)でインストール可能。SCH Family PCI Expressポートドライバ、SCH Family USB Universal Host Controllerなどが導入される。

  3. ビデオ(Intel Poulsbo Chipset)
    [SC3]

    標準で提供されているもの(C:\C:\KJS\Drivers\Video)および、工人舎のダウンロードサイトからダウンロードできるのは、Vista用のドライバだけなので、韓国工人舎のWebサイトからドライバをダウンロードする。
     800×600,1024×600,1024×768に対応しており、後述のホットキーを導入することで、[Fn]+[Esc]での切り替えも可能となる。
     左のとおり、90度のローテーションなども可能だ。

  4. 無線LAN(VIA VT6656 WLAN Controller)

    ドライバは、VIAのダウンロードサイトから最新版が入手可能。現時点では、2008/12/15付のv1.70Aがダウンロードできる。

  5. 有線LAN(ASIX AX88772A Single chip Low-pin-count USB 2.0 to 10/100M Fast Ethernet controller)

    ドライバは、ASIXのダウンロードサイトから入手可能。

  6. Audio(Realtek High Definition Audio Codecs)

    ドライバは、Realtekのダウンロードサイトから入手可能。

  7. ワンセグ(PIXELA StationMobile 5)

    ドライバは、C:\KJS\StationMobile\drivers\PIX-ST13x&ST14x\2.0.2.2\32bit\xp にXP用のものがあるので、これを導入する。

    StationMobileは、C:\KJS\StationMobile\Application\setup.exe でインストール可能だが、Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ (x86)が要求されるので、前もって C:\KJS\Runtime_Soft\vcredist_x86.exe をインストールしておく必要がある。

  8. タッチパネル(PenMount 6000 USB)

    C:\KJS\Drivers\TouchScreen\Setup.exe でインストールできる。

  9. タッチパッド(Synaptics Pointing Device)

    C:\KJS\Drivers\TouchPad\Setup.exe でインストールできる。

  10. Webカメラ(Inventec USB 2.0 Camera)

    C:\KJS\Drivers\Camera\InventecVideoClassPureUSB20PCCam_v5.8.29000.201_WHQL.exe でインストールできる。「USBビデオデバイス」として認識され、エクスプローラからこのアイコンを選択することで、カメラが動作する。

  11. メディアスロット

    C:\KJS\Drivers\MediaSlot\setup.exeでインストールできる。

  12. ACPIドライバ(ACPI BIOS Linkage Driver)

    標準のKJS_UtilitiesはVista用のため、ホットキーなど一部の機能が動作しない。XP用のKJS_Utilitiesが韓国工人舎のWebサイトからダウンロードできるので、こちらをインストールすることにより、ホットキーのすべての機能が利用可能となる。なお、私のSC3はGPSとBluetoothが搭載されていないため、Customインストールでこれらのタスクバーアイコンをインストールしないようにした。

    Microsoft .NET Framework 2.0が必要となるが、韓国工人舎から入手したzipアーカイブには、これも含まれている。

上記のドライバ&アプリケーションを導入することにより、SC3のXP化が完了。特に問題となる機能はなさそうだ。


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