最近のしーちゃんの写真は、撮るのが辛いので、昔の写真を

1972年当時のしーちゃんとぽるこです 今は逆転です。

 

5月31日

今日も声を掛けると目を開く。それに安心してしまい、会ったそうそう話し掛けるのも少しにして、しーちゃんの顔を拭くために流しへ向かう。戻ってきて声を掛けても、もう起きない。とりあえず髭剃り&顔剃りする。しかしたった2,3週間でよく伸びること。

5月30日

朝会いに行く。「おはよう」と呼びかけると、目をゆっくり開く。「ぽるこですよ。わかりますか?」と尋ねると、口をあぐあぐ動かす。嬉しい。これでも話をした感じがする。ヘルパーさんが体位を換えてくれるのを、見ていると軽々動かすので驚く。うちで看ている時は、ぽるこでさえ苦労していたのに...軽くなっちゃったんだなあ。様子が悪くなって1ケ月の間は、おばあちゃんの体を抱えることがなくなったからなあ。

5月29日

帰国するなり、荷物を持ったまま病院に駆けつける。「ほっ。」 ただ2週間ぶりに会うので、骨が目立つ。痩せた... 目はしっかりと見開いているが、反応はない=変化なし


5月15日

今日から2週間の旅行へ出掛ける。こんな時に...だ。考えた。悩んだ。出掛ける寸前の今も、悩んでいる。こんなのでよい旅になるのだろうか?2月から計画をしていた。延期しようかとも思った。でもぽるこはしーちゃんに尽くした。

しーちゃんは寝ている。耳元で「おばあちゃん」と言うと、嫌な顔をして、すぐまた整った呼吸をし始める。

5月14日

声を掛けると、目を開く。(驚) 表情は元気なときのものと変わりない。看護婦さんが声を掛けると、聞こえるか聞こえないかくらいの声で「はい」という。(驚驚驚) ぽるこが声を掛けてもダメなので、看護婦さんに腹を立ててしまう。他人の方が緊張するのかしらね。

小渕さんが亡くなった。4月1日に倒れてから、43日目のことである。脳梗塞。しーちゃんと同じ。考えてしまう。

5月13日

寝ている。ひげを剃っていると、目を開ける。ひげを剃っているのはわかっているようだが、すぐ寝てしまう。点滴が足から腕に変わる。うんちは全然でない。点滴を始めて、もう20日くらい。点滴を始めた頃に1回、うすく便が出たけれども。

夜、おしめ交換してすぐのこと。目を開いていたので「おばあちゃん、ぽるこよ。わかる?」(毎日聞くんだけど)というと、うなずいた。(驚) これ1つで大変嬉しい気持ちになる。あとはすぐ寝てしまったけど。

5月12日

近づくと目で追うが、1回きりで興味を失ってしまう。ぽるこが帰ろうとしても、どうでもいいようだ。ただ、手を握りたがり、手を離すと手を探す。

5月11日

どうしたの? 手すりをすさぶり続けている。どこにそんな力が...ちょっとおかしいなあ。そう感じた。ぽるこの手を握るより、手すりを掴みたがる。

5月10日

珍しく、痰が多く出る。でも苦しみ方がひどくないので、見ていても少し安心できる。早く、元の様にお話が出来るといいのにな。

5月9日

熱が出たり引いたり、もう2週間くらいと長引く。今日は起きない。

老人の最期を看取るには、介護する側にとって、良い心構えの期間なのかもしれない。昨晩は眠れず、写真やビデオで、しーちゃんの元気な時の様子をみる。

市から無料で借りている車椅子・電動式ベッド・(居間で用を足す、家具調)便座を、市の取引業者に取りに来てもらう。葬儀の前準備でもある。もう家でこれらを使うことはなくなってしまうのだ。=しーちゃんは家に帰ってこない。入院して8ケ月。はじめは帰宅しても、ベッドにしーちゃんがいなくて何度も泣いたけど、今は慣れてしまった。今度はベッドもなくなってしまう。回復しても、家で見ることはもう出来ないから。みんな疲れてしまったし、見る人がいない(立候補しない)から。

5月8日

お茶を与えると、自分で水筒を持とうとする。不安定だが、自分で持ってストローを口にあてる。しかし吸わなくて、吹いてしまうので、水筒に圧力を加えて、口にお茶を入れてあげる。少しは元気になったかな?

「ぽるこよ、わかる?」と問うと、「ウン」とうなずいた。(かすかだし、表情がそういっていた。)今度は本当だ。他にも見ていた人がいた。良かった.....

5月7日

しーちゃんの注意事項に「体交」「皮膚観察」が加わる。皮膚観察とは、体にかきこわしやカサカサしているところがないかどうかを、チェックすることだとの事。そういう箇所は自分で掻き破ってしまうそうだ。早めに軟膏を塗って、治療に努めるとの事。清拭も週2回始まる。良かった。

目を開いている。何を見ているわけでもなく、ただ開いている。あくびをよくする。水を与えると、元気な頃の表情に戻る。思い出して、ぽるこは涙がでる。咳き込まず、飲めるようになる。相変わらす左手は、麻痺して膨らんでいる。右手は、なんど位置を戻しても、股間に当ててる。

「ぽるこよ、わかる?」と問うと、「ウン」とうなずいたように見える。

5月6日

目やにが多い。べとべとしたもので、ナカナカ取れない。多少元気になったかな?目を開いていることが多くなってきた。今は点滴だけ。口から水分を取るのはどうかと思っていたが、差し出すと口を開けた。吸引機が怖くて、口を開ける事をしなかったのだが、お茶というのがわかったみたい。でも、自分では吸う事が出来ない。うまく飲めずに咳き込んでしまったが、口にストローを入れると飲みたがるので少しずつ与える。

5月5日

目を何度も開くようになる。開いている時間も1、2分と伸びた。午後、孫が3人、1〜2年振りにお見舞いにくる。(25才・24才・18才) 30分ほど一方的に話をするが、わかったようだ。最後の方にはしーちゃんは興奮した様子となり、退席せざるをえなくなる。(刺激が強すぎて...) 元気な2ケ月前には、孫の大学進学と大学院進学に喜んでお小遣いをあげなきゃといっていたのが、渡せてぽるこも一安心。(しかしGW中に立て替えるのは痛いなあ。ぽるこ)

5月4日

午前中は相変わらず。しかしいびきがない。遊びから帰ってきて、「ただいま!」と声を掛けると、なんと目を開いた! 「私よ、わかる?」と尋ねると、ジロリと目を動かし、私(誰かがいるらしい、という)を確認後、目を閉じる。ほんの少しの事だけど、とっても嬉しい。

5月3日

昨日よりは反応がある。薄目を開いて、ぽるこの手を握ろうとする。(但し右手だけ。左手は麻痺しているのか、反応がなく、ぶくぶく太った手になっている。) 握力もある。右足首がかなり変形している。内側の骨が飛び出ている。

看護婦さんから「栄養が取れないから、鼻から管を通して栄養を取るか?」と聞かれたがNOと答える。しかしそれだと「衰弱していくばかりですよ。」と言われるが...入院するときにしーちゃんも、親戚もそのようにするのはやめようと決めたが、イザ直面すると、考えてしまう。でもただ生き長らえるよりは。苦しい思いを先送りするだけだと思う。確かに生きていてほしいけれども。看護婦さんは他の患者さんを指して「(鼻から管を通して栄養を取れば)こうすれば容態が安定します。」というが、見ていて辛すぎる姿だ。突然咳き込んで、黄緑色の痰を「ドロリ」と多めに吐く。(口元にタオルが置いてあるので、そこへ。) 自分で吐けることはいい事なのだが...

5月2日

昨晩から禁食になる。ずっといびきをかいて、寝ているので、耳元で「おばあちゃん、おばあちゃん、おばあちゃん」と大声を出したら、とても嫌な顔をされた。でも起きない。

5月1日

揺すっても、声を掛けても起きない。ひげを剃る。その時はいびきが止まるが、あとは大きないびきを引っ切り無しにする。

しーちゃんとゼファー