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Iguacuのようす・いぐあすのようす・イグアスのようす

その8

嶋田さん(仮名)との出会い

さっきの日本人がすでに乗車している。現地人か?行動早いぞ。イグアスに行くからには、観光なんだろうが。ああ、慌しい1日だ。乗り継ぎに待ち時間が無いからなあ。東京にいても、こうはいかない。バスに乗車し、先ほどの日本人(仮名・嶋田さんとする)がトリに声を掛ける。「日本の方ですか?」「はい、日本の方です」。トリも嶋田さんも間抜けだ。どうも嶋田さんはわざと料金を支払うのをモタモタして、2人の日本語を聞いて近づいてきたようだ。嶋田さんの後ろの2人掛けに座り直し、話する。ぽるこ窓側。嶋田さんは1人旅で、L.A.から同時期に南米に入り、昨日からパラグアイにいるとのこと。4万ヘアルをグアルニーに替えたら9万グアルニーになり、「増えたようだ。でもヘアルに慣れてきたばかりなのに」と残念がっていた。嶋田さんはたんたんと語る。性格がつかめない。トリはこういう時は、オタク風の喋り方になる。(トリは隠しておきたかったらしいが)ホテル・ダス・カタラタスに宿泊しているといったら、全く知らないとの返事。嶋田さんとトリの間に入り余地なし。トリといいお友達になりそうだ。国境である友情の橋を通過するのに、かなり時間が掛かる。渋滞の為だ。それを利用して、道路には物売りがひしめく。ジュースや果実、水を駅弁スタイルで売っている。欲しいけど、衛生的に不安だ。ぽるこは嶋田さんといるのが辛くなった。トリはいつもこんな思いをしているのだろうか? 国境に差し掛かる。嶋田さんは話す。「昨日、ここでパスポートに入国スタンプを押してもらおうと思ったら、通常の場所では押してもらえなかったんだ。あっち行き、こっち行きだったよ。」 パラグアイの日帰り入国は、ノーチェックなのだが、いきなり国境警備隊がバスに乗り込んできた。「日本人はチェックが甘いと思っていたけど、他の国の人より厳しいよな。珍しい。」そう嶋田さんは言った。そして国境を越えたら、どこでもバスを下車することが出来るとも教えてくれた。嶋田さんと出会ったおかげで、楽しい旅となった。

パラグアイの無税地帯

バスが活気のある市場を過ぎたあたりで、下車する。友情の橋から続く、大きな道路を挟んで、両側に商店がひしめく。築地の市場のような、声がうるさいといわけでなく、忙しい人が多いという活気だ。道に迷うと怖いので(帰りのバスの時間まであと1時間)、大通りを歩く。サンパウロにあった商品と同じような物が多い。サッカーのゲームシャツ、赤ちゃん用服、CDが目に付く。ぽるこは欲しいものがないので、記念になにか買え!とトリをまくしたてる。トリの好きなパゴージ系のCDを、2枚で7ヘアルで購入。但し土埃まみれだ。ゲーシャツを選ぶ基準はアズール。ボッカジュニアーズのゲーシャツはなんと8ヘアル。渋谷のカンピオーネじゃ、9800円くらいで売られているはず。(正規ルートでの輸入だからか?) 激安もいいところ!確かにブラジル人の多くも、ここパラグアイで商品を購入して、ブラジルで売っているらしいし。チームバイーアのゲーシャツは12ヘアルで購入したが、ここなら更に安いのか!!(目が飛び出ます) しかし、ここは汚い街だ。そこいらじゅうゴミが捨ててある。手押し車がかなり活用されている。子供も多いし、働いている。アメ横センタービルのような建物があり、中に入ってみるとスポーツショップやカメラ関係の部品の店がある。しかし値札はない。値札っていうものを見かけないなあ。しかしパラグアイにも日系人がいることがわかって、移民した人の努力と血の濃さ、その結晶をこの目でみれたことは、貴重であった。よくここで生活しているよ。すごいよ。時間が限られていたので、後ろ髪を引かれる思いで帰る。バスはまたまた大渋滞で、前のバスに歩いていって乗ったほうがいいような感じだ。終バスは17:45の筈なのに、まだまだバスは終わりそうに無い。かなり大雑把だ。仕事はしたくない(偏見か?)はずの南米でなぜだ。バスの中はごった返していた。1名分しか席が空いておらず、ぽるこが座る。その後ろに座っていたおじさんが、トリに「ここに座れ」とダンボールの箱をたたく。トリは日本では立っているのが好きなのに、ここでは座った。会話に不安があったからか、断れないからか...バス内を観察すると、観光買出し白人ギャルが多いのが目に付く。ちゃらちゃらアクセサリーを付け、はしゃいでいる。対向車線も車でぎっちり。パラー川(今回、下痢川と名付ける)に掛る、国境の友情の橋はそんなに立派な橋じゃないぞ。重量は大丈夫か?みんな車にぎっちり積んでいるぞ!この渋滞のためか、歩いて渡る人も多い。すべての人が持てるだけ、積めるだけ運んでいる。扇風機は羽をはずして、重ねて積む。お菓子や玩具を積んでいる車。はては、なんと!!!!!風呂桶を2台、手押し車に積んで運ぶ中年女性。しかも大渋滞の道路で、ひときわ目立つ。(写真がなそんなパラいのです。残念。)風呂桶は日本の通常家庭の風呂桶の1.5倍の大きさはある。荷造りは甘いし、いつ崩れてもおかしくない。すげっ!グアイは安いのか?バスはかなりのんびり進んでいく。帰るだけなので、安心だ。1度通った道だし、タクシーしかないし。終点のバスターミナルへ着く寸前、遊園地があった。ブラジルで遊園地へ行きたかったが、今日は時間的に無理。残念。バスを降りて、スーパーへ買出しへ行く。