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Iguacuのようす・いぐあすのようす・イグアスのようす

その4

イグアス2日目・行動開始

トリのベッドヘッドから「リーン♪」と目覚ましが。なんとバッタだった。隣の部屋から聞こえてきたのかと思ったが...ぽるこも欲しい。昨日、夕食抜きだったため、起床とともに朝食が楽しみである。なんてったって、ここの朝食には定評があるとの事だから。サンパウロのホテル・プラナルトは、見事に毎日同じ朝食だったから。バリエーションてもんがないのかね。ホテルなのに。連泊するお客のことを考えてくれ!朝食はフロントの奥にある。レストラン「イタイプー」。素敵なレストランだ。入り口でボーイさんを待つが、人不足のようである。ルームキーを見せるが、どうでもいいらしい。ここもノーチェックかしらん。まずは食事内容のチェック!! 茶がある、デニッシュパンがある、しかしそれだけ。外国の朝食なんてこんなもんか? パン、ハム、ソーセージ、サラダ、ドリンク。(ここにはサラダは無いけど。) 浅墓な考えだった。しかしプラナルトの4連続メニューから、多少であっても抜け出せた。デニッシュは美味しいし、いぶしたソーセージは絶品! トリとぽるこのお皿にのっている食べ物を見比べると、腹の脂肪の違いがよくわかる。しかし美味しいものは食べなければ。トリは食事後、ベッドに横になる。1人でポ語を話し、人嫌いなのに話し掛け。緊張から、疲労がたまったらしい。体はたくましいのに、体力がないらしい。ぽるこは元気で動き回りたい。おてんとう様が出ている間は、外にいたいが、1人「地球の歩き方」読む。トリにばかり負担をかけてはいけないし。「アルゼンチンへ行きたい、パラグアイにも行きたい。市場に行きたい。ここは行きたい所だらけじゃー。」もんもんと思いは募るが、トリが弱っている。よし、ぽるこも動かなきゃ。トリはそれ思いを察してくれて、なんとか体を起こした。無理させてまで連れて行くぽるこを許してくれ、トリ。時間がないんだよ、朝から行動しなきゃ。

ホテルからイグアス市内へ

まずはフォス・ド・イグアス市の近距離バス乗り場まで行かなければならない。そこからカタラタスへのバスが出ているとの事。タクシーに金額を交渉。この際、紙に書いて意思を伝えようとぽるこが行動に出る。タクシーに人はいなかったが、そこに立っていたら運転手がやってきた。紙とペンを握り締め、「ターミナル」と書いたメモを見せ、料金を聞く。35ヘアルと紙に書いてくれた。相場がわからないが、まずはこの金額を基準にこれからのタクシー料金を考えよう。ホテルの目の前から乗るんだから、そうそうぼらないだろうと。公園までの時間を計り、頭で計算する。突然目覚めたぽるこは、トリにばかり押し付けていたことを反省。独学でポ語を勉強していたって、実際話してみると違うから、トリはトリなりにショックが大きかったらしいし。喋れても、聞き取れないことが、かなり悔しいようだ。市街地に入ると、ホテル・ダス・カタラタスが、かなり奥地の何も無いところであることがよくわかる。市街地にはマクドナルドやピザハットがある。しかもロッテリアもある。(綴りはLOTERIAでTが1つ抜けていたが。) 日本語で「2世 ニセイ」という店もある。「こんな田舎にまで日系人がいるんだ」と驚く。高層ビルもある。しかし、人はまったく歩いていない。タクシーのおじさんは、通りの名前を教えてくれる。ブラジル通りや他の...ぽるこは地図を読むのが得意であるが、こうもジグザグに走行されると、手元の地図と見比べても厳しい。2回曲がれば、ターミナルに着く筈なのだが、何回も何回も曲がる。決して遠回りではないのだが。ホテルから30分で、到着。

多少の露天商の市が立つ他、何も無い。閑散としすぎている。おきまりでトリが「腰を落ち着けよう」という。さっさとバスを探したいのに。バスは5,6台停まっており、みな「イタイプー」と側面に書かれている。ここがアルゼンチンへ行くバス乗り場なのか、どうかもわからない。すると「アルゼンチン!」と叫ぶ声が。それと同時に2人は声のした方向へ走った。いた場所の向かいの道路へ走る。デザインも他のバスとは違うので「これだ」、そう感じ乗り込もうとする。すると「アルゼンチーナ?」と1人のおじさんが声を掛けてきた。「アルゼンチン!」と叫んだおじさんらしい。「ナウン、ジャポネ」。「ニホンジン、トモダチ。ワタシ、タベルモノニ、コマッテイル。ワタシ、アナタニ、バスノコト、オシエテアゲタ。ニホンジン、トモダチ。オカネクダサイ。」 流暢な日本語で突然話し掛けられ、かなり戸惑う。追い討ちをかけるように「トモダチ、トモダチ。ワタシ、オシエテアゲタ。オナカスイテイル、オカネクダサイ。」 バスが動き始めようとした時に、声を掛けられたのである。時間がない。次のバスは45分後。「オレイ、オレイ。」 1ヘアルでいいというので、渡す。親切なのか、そうでないのか。感謝しているけれど、不に落ちない。こんな田舎町にも物乞いする人がいる、という貧しさに、強い衝撃を受けた。