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その10
タクシーでホテルへ帰る。しかしタクシーに運転手はいない。車があるだけだ。離れた所でボードゲームをやっている。呼ぶ。トリは「悪いことしちゃったなあ。」 ぽるこ「仕事だからいいんだよ。」 どうもトリは優しいんだか、弱気なんだかわからない。運転手はトリと同じヘアースタイル(ツーブロック)で白人のアルゼンチン人のようで、22〜25才くらい。良い車に乗っている。そこへ大雨が。でもスピードは出す。こわい。ホテルまで一直線だから、なおスピードを出す。ハンドルがぶれても、安全運転はしない。運転手はラジオのザッピングばかりして、ハンドルから片手を離すし、目をそらすから...人がいい気分でラジオを聞いていたのに、自分が気に食わないとOFFにする。もう。この道は今日4回目の道だ。途中、ツニブラ旅行社のツアーバスとすれ違う。もしや日本の観光客を乗せているのかな?ホテルの宿泊カードを持っているので、国立公園に入るのに手間取らない。(宿泊者ははじめの1回だけ、入園料を支払えばよいのだ。あとはカードをみせればOK) 運転手は心得たもので、入り口に差し掛かるとき、「カードを出せ」と無言で2人の後部座席に手をやる。車の窓を少しだけ開けて、さっとそのカードを見せるだけで、門を通過。あれ、簡単なもんだ。しかし、暗くなっても門番はいる。何故?人なんて通らないのに。ホテルに到着。スーパーのビニール袋を下げて、タクシーのドアを開けてもらい、傘を差してもらうのは、居心地悪い。
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