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Iguacuのようす・いぐあすのようす・イグアスのようす

その1

 

イグアス空港

イグアス到着。かなり小さい空港だ。到着ゲートを出て、まずベンチへ。トリはベンチが好き。ぽるこが何かしようとすると、「まず座ろう」と言う。次に行く場所が決まって、わかっていてもベンチへ行く。そして計画を練るわけでもない。ただ座る。

両替

まずは両替。ちょうど私たちと同じような2人組がいて、両替の為に並んでいる。その人の番がきたのだが、何故か両替は出来ないという。一緒に移動して、観光案内所に行き、そこで行う。着いて行くのは楽だ。順番を椅子に腰掛けて待つ。正面にはでかでかとオテル・ダス・カタラタスの看板が。今回、ここに泊まりたくて料金を比較して南米ブラジル旅行社に決めたのだけれども、他のホテルに宿泊の予約をしていたら、きっとくやんでいるぐらい素敵な看板だった。ホテルはいろいろな航空会社にサポートされており、それら航空会社の社員が研修で働いている、と英語で書かれている。しかも空港内にホテルのカウンターがあったのには驚いた。それくらい小さく閑散とした空港なのだから。さて、両替の順番がきた。トリがT/Cで200ドル両替。両替書なしでヘアルを手渡される。サンパウロより少ない。レートが悪いんだろうが、レート表は掲示されていない。少々不安。空港内なのに。

エドガー

「私はこういう人です」。そんな感じで1冊の本を取り出し、2人に見せ始めた。その本は世界各国の観光客(?)が「このおじさんにガイドしてもらってよかった!初めは胡散臭いかと思ったけど。」「宿も決めずにイグアスへやってきたけど、安くてよい宿を紹介してもっらった上、色々な観光ポイントをスムーズに見れるように案内してもらった。」 なあんてコメント満載のサイン帳であった。英語ができないながらも、おじさんの話にうなずける所もあれば、まったくわからない所もあり、ただ、ただ話しを聞くしかなかった。最初は宿の斡旋かと思っていたが、どうも観光ガイドのようである。地図を広げ、見所を教えてくれる。イタイプー、アルゼンチン側イグアス、友情の橋。ぽるこが行きたかった、3国国境地点を「行きたい」というと、近頃サッカー場でみかける親指を下に向ける仕草で「良くない」という。まあ、よく英語もポ語もわからない日本人に説明するなあと感心するが、よくそれでブラジルへ来たなあと向こうも思ったに違いない。自分たちもあきれるが。 トリはおじさんからメモを受け取り、別れる。最後に「このバスがホテルまでいくよ」と教えてくれた。まあ全然バスがこないから、これだろうなあと思ったのだが。エドガーと名乗ったこのおじさんが、バスの人に「2人はダス・カタラタスまで行く」と話しを付けてくれた。(と思う。しかし、かなり怒りながら?のやりとりで乗っていいのか不安であった。)

空港からホテルへ

ホテルへの行き方を、ホテルカウンターの兄ちゃんに聞こうと思っていたのだが、いない。飛行機到着後、時間が立ち過ぎていたせいか? さっきまでレンタカー屋のお姉ちゃんをナンパしていたのに。確かに、人がいない空港だけど。ブラジルらしいのかしら、ね。空港見学でもしようかな、と思ったんだけど、その瞬間すべて終わっていた。小さいんだもの。そしてホテルへ行くバスを探す。バス停には、行き先も時間もかかれていない。ただ、バス停だというのがわかるだけ。聞く人もおらず、途方に暮れる。ポ語担当のトリが行動しない限り、動けない。うろうろしていると、白髪のじいさんがショルダーバッグを持ってやってきた。

バスでイグアス国立公園へ

まあ、よくわからないまま乗り込む。システムがわからないから(ブラジルで初めて乗るバスだった。サンパウロでは必要なかったんだよな。中心地だったし、メトロがあったから。もしくは空港・ホテル間バスで、地元の人ようじゃなかったし。) システムがわからないので、手のひらに適当にのせた小銭を係りの人に取ってもらう。運転手とは別にいるのだ。いいカモだな、これじゃ。まずいけど、わからない。ガイドブックだけが頼りの2人には、記載されていないことはわからないのだ。「乗れた、乗れた」と安心したのもつかの間、大きな検問所のようなところで運転手が指を差し、「ここだ」という。他の乗客(観光じゃなく地元の人が多かったような?しかしこの先はホテルと滝しかないはずだし。)は誰も降りないし、言葉が通じないし、運転手は急いでいるようだし、いうがままバスを降りる。「ここってホテルじゃないよなあ」とわかっているのに、言葉に出さずにいられない。ここから歩いてホテルへ行けというのか。このオニブスはホテルへ行かないものだったのか? しかし、知る術はない。他の乗客が降りなかったのは、ホテルに行く客じゃなくて、まったく違う所へ行くバスだったのか? しかし今となっては(さっきも)わからない。でもしょうがない。気を取り直して,門を通過する。「オイオイ」ってな感じで、2人を呼び止めるおじさんが。「歩いてホテルまで行く」と言うのを「歩いては無理だ」という。困った。このまま歩を進めてはいけないのか? 門の脇に腰を下ろし、考える。「何故なんだ?」 「そうか!」 確か、国立公園の入り口で入園料をバスから降りて支払うというようなことが、ガイドブックに記載されていたっけ。他の乗客は1人も降りなかったけど...だからバスの運転手が「あそこへ行け」と指さしたのか。しかし降りた途端、無情にもバスは出発した。その時、1人のお兄さんが声を掛けてきた。

白タクに助けられる

「ホテルまで50ヘアルで行くよ?」 目が飛び出た。いくらなんでも高すぎる。バスは0.6ヘアルだったよ。そういうことにうんざりしていたので、まずは入園料を支払い、次のバスを待つことにする。しかし、白タクのお兄ちゃんはしつこい。次のバスは40分後だという。しかし旅は始まったばかり。時間もある。今日はホテルでゆっくりするだけだ。お金を節約するに越したことはない。ただ、本当にバスに乗れるか、ホテルへいけるかが不安なだけで。人っこ1人いないところである。とりあえずトリが交渉する。なんと10ヘアルにまで負けさせた。50が10こりゃすごい。ブラジルってそんなもんなの? 気が張っていたのか、ほっとする。「ホテルに着ける!」 でもこれって、バスの運転手と白タクの共犯じゃない?、なんて勘繰ってみたくもなる。こうやって観光客を降ろして、白タクに稼がせているのかしらん。トリはバッグをトランクへ。ぽるこは膝の上へしっかりと抱いて。ほら、こういう時が危ないっていうじゃない。かなりのボロ車で、「動くのかしらん」という年代もの。車に乗り込む。狭い。ハッチバックである。門番に(どうもこの門番、国立公園の職員のようである)白タクのお兄ちゃんが「タクシー」と声を掛け、私たちの顔をみて「入場料は1人6.25ヘアルだよ」という。お金を白タク兄ちゃんに渡すと、門番に支払ってくれ、代りに白い名刺大の紙カードをもらった。白タクの兄ちゃんは、門番に「やったぜ、カモをつかまえたぜ」とでもいっている感じだった。門番はあきれた顔をしていた。白タク兄ちゃんは「このカードは入場の時に見せるんだ。国立公園から市街地に行くときは持っていって、帰るときはまたここで見せるんだよ」と説明してくれた。門からホテルまで、かなり長い1本道。実際、車で飛ばして10分掛かった。ガイドブックにはすぐ近く、なんて書かれていたが。しかしトリが車中で気づく。「50へアルじゃなく、15ヘアルっていってたんだ、この兄ちゃん。」 キンジとシンクエンタ。思い出し間違いをしていたんですね。割引も50から10じゃなく、15から10だったんですね。ばかです。交渉できたと思っていたのに。