| パーツ集めの前に情報集め |
| 今回TY250Jのレストア体験によって、現在販売されているバイクの高性能な部分のありがたさと同時に、古いバイクでも最低5年に一度は主要部の分解整備をするだけでバイクが長持ちすると確信しました。乗らなくなったトライアル車も最初は高価で大切なマシン。外観がポンコツに見えても、流用できるパーツがあります。さび、腐食に注意して保存すれば時間とともに「ポンコツ」が「お宝」に呼び方が変わる。普段から定期的な分解とグリスアップに時間をかける。ガソリン混合オイルの適切な管理により、いざレストアをするときの整備費も小額の出費で済むでしょう。 国産のトライアル車とはいえ、20年以上経過するとパーツ価格が輸入車より高額になります。なおかつ入手できません。たとえばTY250J純正アンダーガードは在庫なし、かりに在庫なら4万円近い価格。純正にこだわらなければ製作してもらった方が良い物が入手できるでしょう。 こんなとき、「○○のアンダーガード持ってるよ」、あるいは「○○部品あるよ」こんな小さなパーツ情報、インターネットに「旧車トライアルパーツ情報」の必要性を感じました。トライアル車の場合、使い方によっては短時間でスクラップになってしまうマシンもたまにありますが、古いマシンでも整備がしっかりしていればエンジン内部は驚くほどきれいな状態です。もちろんピストンやシリンダーはそれなりに摩耗してるでしょうが、パーツが入手できれば、ボーリング屋さんが力になってくれると思います。 |
| レストア予備軍のために、こまかい提案 |
| 全日本トライアル会場には各種ショップが出ますが、地方大会やその他の小さな会場にはショップはありません。そんな時、各参加者が自分の不要パーツを持ち込んでトランスポーターをショップにしてはいかがですか。大会終了後に仲間内で交換したり、ギャラリーとして来た人に販売する事もできるでしょう。交流の場が広くなることが考えられます。 同じようなことがパソコンにも言えます。次々と新型パソコンが販売され続けていると、故障時の修理費によってはしかたなく新しいパソコンを買います。たとえばワープロとして文字を打ち込むために100MHz以上の高速パソコンは必要ありません。そんな時は、パーツが取り出せる同型機を入手して、アッセンブリ交換を自分で行います。ワープロ専用には古いマシンでも使いなれた方が重宝します。リサイクルにも役立ちます。この場合も小さなパーツ情報が必要です。 バイクもパソコンも共通点があります。故障する部品が限られていること、ある時期を過ぎるとメーカーにパーツ在庫が無くなること。古いマシンが低価格になると、ユーザーの手元で使えるマシンが眠ってしまうこと。それにトライアルライダーにもパソコンにもマニアが多いこと。 自分の思い入れのあるバイクを見つけ出し、改造ではなく、レストアを始めるのも楽しいことです。現在はインターネットの時代ですから容易に情報が入手できますが、気長に待つことも楽しみの一つです。 |
| レストアのためにも集めたい資料 |
![]() 1970年代に印刷されたカタログは現在ほとんど残っていない。 TYシリーズ3車種が掲載されたA4を横にレイアウトしたカタログは4ページ構成です。 ![]() サービスマニュアルやパーツリストは復刻版が現在手に入りますが、この取扱説明書整備手帳はなかなか入手出来ません。 ![]() この小冊子についてご存知の方は相当のマニアです。 内容は、1973年からヤマハのアドバイザーだったミック・アンドリュース氏の紹介とTY250Jでトライアルを楽しむ方法などがわかりやすく解説されている。 |