
まず今までの音声はどういったものだったか、軽く説明したいと思います。

まず、テレビ番組から再生されているのは、普通の音声です。
あまり手の込んだものではなく、せいぜい左右への振り分けがある程度です。
直線的な音なので、1Dの音声といえると思います。

次にビデオなどで映画を見たときですが、これにはほとんど
ドルビープロロジックという技術が使われています。
しかし、TV内蔵のスピーカーを使っても、TVの音声とほとんど変わりません。
アンプ出力によるスピーカーを使って、初めてその違いがわかるのです。
どういう風に異なるかといいますと、「音に囲まれた感じがする」といったところでしょうか。
低音がでるので迫力がすごくなり、セリフとBGMが振り分けられて、音がかなり
拡がっていきます。映画館まではいかないもの、かなり近い音になります。
平面に拡がる音なので、2Dの音声といえるでしょう。

いよいよプレステ2ですが、プレステ2の背面には「光デジタル出力端子」が
あります。光デジタルケーブルをここに差込み、もう一方をアンプに接続します。
するとスピーカーからは、デジタルの音が再生されます。
デジタルによる音の再生は、ただ単に音質の向上と思われがちですが、
実際には全然違います。もちろんそれもあるのですが、それは
「実際に耳で聞き取るには難しい」そんな程度です。
実際耳で感じるのは、音が立体的になったということです。なぜなら、
デジタル入力を行うと音の情報量が増え、特に後ろからの音声が豊かになります。
具体的に言いますと、DVDで映画を見る場合では5.1chという再生方法を使い、
5つのスピーカー
(正面、前の左右、後ろの左右)から異なった音が出され、
一つのスーパーウーファーから迫力を出す為の低音が出されます。
ゲームプレイ時においては、5.1chの方法で音は再生されていません。
ですが、デジタル接続を行うと後ろからの音声が豊かになり、
アナログ時より遥かにサラウンドが強くなります。
すると今まで体験できなかった程、立体的な音が再生されます。
サラウンドを越えた臨場感、まさに3Dの音声です。
つまり、プレステ2の音を3Dにするには、デジタル再生を行なえばいいのです。