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(4) チャイルドを抱きしめて(その2)
あなたの心の中にいる「小さな子ども」(チャイルド)を抱きしめてあげるには、どんなことをしていけばよいのでしょうか。
一番ラクになるのが早いのは、あなたが長年抱えてきた思いを、誰かに聞いてもらうことです。「苦しかったこと」「悲しかったこと」「悔しかったこと」などを、心ゆくまで聞いてもらうのです。話しているうちに、泣きたい気持ちが湧き起こってきても、ガマンしないで、なすがままにしておくと、癒しの過程は自然に進んでいきます。
アドバイスをもらうのではなく、励ましてもらうのではなく、ただじっとそばにいて、聞いていてもらうのです。なぜなら、「悲しみを悲しみとして表現する」ことによって、苦しい思いは溶けていくからです。
もっと心許せる相手でしたら、手を握ってもらいましょう。肩を優しく抱いてもらいながらだと、心の奥底にある悲しみが解き放たれやすくなります。ある大人の癒しのグループでは、「ハグ」をするそうです。ハグとは、抱きしめてもらうこと。今のあなたが、相手に抱きしめてもらう時、あなたのなかのチャイルドも、相手の中にある「母なるもの」に抱きしめてもらっているのです。
わが子とのやりとりの中で、ママの心の中にあるチャイルドを抱きしめることもできますよ。
わが子と対していると、「大人として頑張らなくっちゃ!」という気持ちが起こります。もちろん、それは自然な感情ですが、この気持ちがあまり強くなりすぎると、イライラが溜まり、かえって大人らしい振る舞いができなくなってしまうのです。
そんな時は、ママの方が赤ちゃんみたいになるひとときが持てるとよいですね。わが子の柔らかい体に、顔をうずめてみる。頭ナデナデをしてもらう。こんな事ができたら最高ですね。子どもの方だって、お母さん役になるのは嬉しいものですから。また、わが子を抱っこするときって、実は、ママの方もわが子に抱っこしてもらっているのです。「抱っこしてあげなくっちゃ!」ではなく、ママの方も、わが子のフワフワ〜プリプリ〜としたカワイイ体を味わうつもりで抱っこすると、きっとヤミツキになることでしょうね。 |