『セレビィ〜時を超えた遭遇〜』試写会レポート&プレビュー 7月1日に『セレビィ 時を超えた遭遇』試写会(於中野サンプラザ)にいってきました。
舞台挨拶では、豪華ゲストが登場。湯山邦彦監督、サトシ役の松本梨香さん、ビシャス役の佐野史郎さん、ミク役の鈴木杏さん、ハンター役で「おはスタの山ちゃん」こと山寺宏一さん、『セレビィ』のエンディングテーマをうたう藤井フミヤさん、『ピカチュウのどきどきかくれんぼ』のナレーションをつとめる遠藤久美子さん、『かくれんぼ』のオープニングをうたうホワイトベリーのみなさんです。
子どもたちに人気はなんといっても山ちゃん。さすがに毎日子ども相手に番組やっているだけあって、のせるのもうまい。「おっはー!」が会場中にひびきわたります。山ちゃんがふざけると、松本梨香さんのするどいつっこみ(というかどつきに近い)がすかさずはいるのが、なかなかおもしろめずらしい光景でした。大人は藤井フミヤさんに一番反応して(ときめいて?)いました。
ちなみに、それぞれの好きなポケモンは
湯山監督→セレビィ(今回の主役という気遣いもある感じで?)。
松本さん→ウソッキー(見え見えなのに、「ウソ、ウッソォー」という姿がよいらしい)。
佐野さん→キレイハナ(かわいらしいから)。
鈴木さん→ヒノアラシ(糸目がよい)、ヒトカゲ(ちいさな怪獣みたいでだっこしたい)、セレビィ(アイスクリームの先っぽみたいな頭がかわいい)。
山寺さん→ミュウ、ルギア、そしてなんといってもカモネギ(自分のネタばっかり!と松本さんからツッコミが)。
藤井さん→ナゾノクサもよいけれど、やっぱりピカチュウ(一時期、ご自宅には150匹以上ピカチュウがいたらしい)。
遠藤さん→ナゾノクサ(控えめな個性がいい)。
ホワイトベリー→5人中4人がピカチュウで、のこる一人がソーナンス。
会場には、ピカチュウとセレビィのきぐるみも登場。ゲストたちが話すよこで、もじもじ動いている。途中でピカチュウがおすわり(しゃがむ?)ポーズが可愛かった。好きなポケモンと名指しされると、とびあがったり、てれたりとなかなか愛嬌をふりまいていました。
余談ですが、湯山監督は、会場で一緒に鑑賞されていました。黄緑色(セレビィ色か?)のシャツをおめしだったのですが、これがけっこう人目をひく。試写会後、JR駅ホームでも発見してしまいました。
*****************注意***************** ここから先はプレビューです(多少のネタバレあり)。映画を観るまで楽しみにとっておきたいという方はごらんにならないでください。読まれた後で不快に思われても当方では一切責任はもてません。 なお、短編、長編ともハラハラドキドキがたくさんつまった、とてもリズム感のある作品でした。『かくれんぼ』では今回もポケモンの可愛さが堪能できます。『セレビィ』は人間とポケモンというテーマに真摯に向き合った力強い作品です。ぜひ劇場におでかけください。
********************************** 『セレビィ〜時を超えた遭遇〜』を読む。
いつもよりは控えめなネタバレです。まだほかにツッコミいれたいところは多々ありますが、それはまた公開後に。
********************************** タイトル通り、ポケモンたちがかくれんぼをして遊ぶのだけれど、それぞれが自分の特性に合ったかくれ方がなんともいえない。個人的には、とくにサンドとヒノアラシが気に入った。おにになったピカチュウの探し方がこれまたかわいい。
途中から、芝刈り機が大暴走する。まるで生命を得たかのような殺人マシンっぷりが、かえってコミカルだった。
いつもは置物程度の存在感でかえってうっとうしいトゲピーだが(注:あくまで個人的に)、ポケモンたちだけのストーリーになると、ピカチュウやフシギダネとの関係性など(ふたりとも、ほんとうにトゲピーを可愛がっている)、細かい部分が見えるとなかなか愛らしく映る。トゲピーに限らず、テレビでは人対ポケモンが中心なので、いっしょに旅をするポケモンたちのの関係がかいま見られる短編は、キャラクターに立体性をもたらしてくれて大切なのだと実感した。
オープニング、エンディングともに可愛いイメージでよかった。でも、エンディング(遠藤久美子がうたっている)は、いつもみたいに、子どもたちもいっしょに合唱していてもよかったかも。
テレビでは、ブラッキーがでようがヘルガーがでようが、「あく」という概念をださないなとおもっていたが、ここで一気に大放出!しかも、中途半端な描き方をまったくしていない。小さい子どもにはけっこうショッキングみたいだったが(会場の反応では)、これくらいちゃんと向き合わないと伝わらないとおもう。
息もつかせぬストーリー展開で、どんでん返しあり、とにかくあっという間に終わってしまった。最後のまさかという事態と、そこからの救済方法は見事。サトシは相変わらず自分を一切省みない潔さで敵にたちむかう。彼のまっとうな正義は、もしかしたら、ポケモンの根本的なメッセージなのかもしれない。
セレビィは、森の守り神であるというだけに、妖精のような無邪気さがある。個人的に、これまでの主役の中では、一番好みだった。遠い存在のようで、とても親しみやすいところがいい。ピカチュウといっしょの超ラブリーショットは必見。
悪の化身ビシャスが使うポケモンが邪悪にパワーアップされているので、ポケモンバトルも見応えがあった。同じロケット団に所属する身として、おなじみのムサシ&コジロウ&ニャースの出方が気になるところだったが(これまでだと、映画では味方にまわってしまうので)、さすがに「正義の悪」を貫くのをモットーとする彼らにふさわしい扱いだった(そのせいか、出番は少ない)。
いつも気になるエンディングだが、今回はとてもよかった。その後のサトシたちの旅を見ながら、映画の余韻にひたれて、理想的である。『ミュウツー』の小林幸子と同じくらい好き。
余談:試写会のゲストに来ていなかったので忘れていたが、藤井隆も声優として出演しているが、あとで思い出して、えー!あの人!?って役割だった。「藤井」色がぜんぜん出ていなくて、そういう意味ではちょっとすごいかも。