アニメの感想あらすじじゃなくて、純粋に感想です(だから、かなり偏った意見です)。私のポケモン好みも強く出ていますので、お気に入りの子をとにかくひいきしています。
なみのりサイドンをおえ!?すいじょうのたたかい! 2001.6.28
うーーん、なみのできるサイドンをつかまえるより、サンドやゴローニャに雨具着せたりとかの水対策をしたほうが手っ取り早いんじゃないのか?
どうにも、「ポケモンをゲットする」って概念が、「ポケモンを自分の僕にする」ってのと同義に思えてしまうのが、いつも気になるところである。今回も、サイドンに対して、ゲットしたいから、自分と勝負しろというのだが、なんとなく、力の差を見せつけて支配下に置くという考えが見えてしまうような。まあ、もともと、ポケモン対人間に限らず、動物対人間にしても、人間が上で、ポケモン(動物)が下、って考えに基づいているのだから、しかたないのか。ポケモンゲットの回になると、いつもこの葛藤があって、考えさせられる。じゃあ、ポケモンは仲間だっていう、「仲間」だって、どういう意味なのか。
ソーナンスが色々なところで、先回りしてボケているのがよかった。
今週のピカチュウ:やたらとサトシのキャップの飾り状態だった。でも、ちんまりしたおすまし顔が可愛いから○。
ムチュールにもうむちゅう!!スーパースターはポケモンがおすき? 2001.6.21
サトシはどうしてムチュールにブチュッとされるのが嫌なのだろうか。なんとなく、そこに、サトシのポケモン観があるように思える。ポケモンをペットとして考えれば、なめられる行為はとりたてて不自然ではないけれど、同等の立場だと考えると、理由なくブチュブチュされるのはダメかもしれない。ちなみに、ダメかもしれないのは、日本人のように、西洋と比べて、抱擁接吻がスキンシップとして一般化していない文化圏のことである。日本のアニメで生まれたサトシは、ポケモン世界ではナニ人かはしらないけれど、いたって日本人に近いメンタリティを持っているのだろう。10歳の男の子だったら、誰にせよ、ブチュブチュされるのは嫌だろうから。こういうところで、ポケモンを「仲間」「友だち」と断定するサトシの人間性が見えるような気がする。で、ムチュール。個人的には、一昔前のガングロコギャルみたいなルックスがとても気に入っているのだけれど、アニメで「可愛い」と当たり前に言われていたのでびっくりする。いや、可愛いとは思うけれど、世間一般でも、「可愛い」となるのにはちょっと意外な個性だと思っていたので。
しかし、二枚目アイドルが、可愛いポケモンをもっていたらイメージ落ちるなんて、頭古すぎだ。今や、キムタクさえパパになったというのに。それよりも、一件落着後、一緒に売り出すのはいいけれど、ムチュールまでハードボイルド路線っては、ちょっとずれてる。ムチュールが一緒にやる時点で、お笑いみたい。
「いのちをかけてかかってこい」などのおなじみの場面を、さりげなく引っ張ってくるのは、ファンにはけっこう嬉しいサービスだ。
今週のピカチュウ:ひさびさの顔真似!ますますパワーアップして、レパートリーも増えている。しかし、あの弾力性はすごい。おでぶで穴につっかえるところもナイス。あれは、A.A.ミルンの『クマのプーさん』に出てくる有名なシーンです。興味ある方は読んでみましょう。
ポケモンききゅうだいレース!あらしをこえて! 2001.6.14
またもやコンテストジャックなサトシである。こうも行く先々で優勝をひっさらう優秀なトレーナーっぷりと、いつものサトシがどうも重ならない。しかも、サトシにあっさりと破られるその道ウン十年?の人たちの立場って、どこにあるんだ。「オーダイルVSカメックス!すもうバトル!!」の時と同じ矛盾が再燃である。いったい、作り手は、サトシに対してどういうヒーロー像を抱いているのだろうか。
しかし、ニャースはなんでいきなり気球乗り魂を燃やしたのか。いつからそんなプライドがあったのか。そもそも、気球がニャースにとってそんなに重要だったとさえ知らなかった。けれど、そこにどんな意義があるのかは、よく読みとれない。というか、ムサシとコジロウにあっさり無視され、その意義などふきとんでしまった。まあ、それがニャースのキャラと合ったオチなのかもしれないが。
今回嬉しかったのは、オニドリルの活躍だった。アニメ始まって以来、ずっと悪役のレッテルがついてきたオニドリルに、やっと、味方の役割である。ポケモンはトレーナー次第で、良くも悪くもなるとか言うけれど、野生のポケモンとして攻撃ばかりさせられたのでは、フォローのしようがないからなあ。
今週のピカチュウ:再登場のピカチュウ気球!!欲しい!!!ちびポケハウスのシリーズで商品化してくれないだろうか。ヨルノズクに乗っかる連携プレーも可愛かった。
ネイティうらない!みらいよちのしんぴ!! 2001.6.7
ネイティって、この世のものとは思えない不自然な体型である。あの丸々しすぎた身体は不思議だ。でも手をたたくポーズは、可愛かった。話は、あまりに予定調和な感じで、ケチをつけることもないが、かといって、あれこれ語りたい衝動にもかりたてられない。これじゃあ、最近のポケモンつまんない、と言われても、視聴率がさがっても、おかしくない。マンネリだったらマンネリでもいいから、いつ見ても何度見てもおもしろい、完成度の高いマンネリを目指すくらいになってもらいたいものだ。
今週のピカチュウ:ひさびさに、決めの10まんボルト。
ベイリーフはどこへいった!?ハーブばたけでつかまえて! 2001.5.31
進化していきなりでかくなってしまったベイリーフ。サトシのポケモンたちは、みんなおちびさんだから、同じようにはしゃぐと、やけに浮いている。ひとり図体がでかい子には哀愁を感じてしまう。同じ子どもなのに、身体がおおきいというだけで、まわりから、容姿の分だけ道理をわきまえろと押しつけられているように思えてしまうのだ。
ポケモンの進化というのは、通過儀礼に似ているのかもしれない。突然見かけがかわると、すぐに適応する子がいるかと思えば(たとえば、ピジョットやクロバットなど)、ベイリーフのように外面の変化についていけずに戸惑う子もいる。
しかし、サトシの行動ってのはあからさまである。あれだけピカチュウに電撃を受けまくっても、ちっとも怒らないくせに、ベイリーフに数回たいあたりをくらっただけで、あの態度はないだろう。あれじゃあ、女心でなくても傷つく。サトシは、めちゃめちゃ寛容かと思うと、いきなり短絡思考が丸見えだったりと、どうもキャラとしての人格が統一されていない。その回に合わせて、都合良くサトシの性格を変えているだけではないか。
そういや、自分では、どのポケモンも平等に好きだと言っているけれど、こういうところに本音が見えるものだ。ピカチュウたちがおりにつかまった時も「ピカチュウたち」とベイリーフはその他大勢に入っていたし、呼ぶ順番も、ピカチュウが必ず先頭だ。
今週のピカチュウ:おひるね、どろあそびなど、お子さま風なショットがたくさん。ちっこいくせに、果敢にオリをつきやぶろうとする姿もラブリー。
「さよならチコリータ?!でんきのラビリンス!」 2001.5.24
チコリータ進化については、個人的に(大)歓迎なのだが、なんだか、安っぽいストーリーである。ロケット団がアーボやウツボットを使ってサトシに直接攻撃するなら、チコリータも、泣いているヒマがあったら、なぜ災害元のロケット団を攻撃しないのか。オリの隙間から、いくらでもはっぱカッターだせるだろうが。それを、いやおうなく、お涙ちょうだいの感動モノに仕立て上げられると、ちょっとゲンナリである。それとも、あくまでサトシの命令なしには技ひとつ繰り出せない「でくの坊」ってことなんだろうか?
なんにせよ、「進化するため」だけの話だったことは否めない。まあ、出会いや別れはある日突然やってくるというのもひとつの真実であるが、それでも、もうちょっと丁寧に描いてほしいとも思ってしまう。ここらへんのバランスは難しいところだ。
今回チコリータ進化より個人的に盛り上がったのは、プリンである。相変わらずの女王様ぶりがみごとで、コジロウへのおうふくビンタの威力はさすがだった。マイクと歌にしか目がいかない猪突猛進っぷりは、いつ見ても感服する。ストーリーには全然関係ないのに、存在感たっぷりにひっかきまわしてくれるキャラとしては、まだまだソーナンスより上である。しかし、彼女の野望は、観客の喝采なしには達成できない。いつか叶う日はくるのだろうか。
ところで、今回は作画が汚い。最初にちょろっと出てきたダネやヒノが、あまりにいびつで呆れてしまった。映画が近づくこの季節になると、いたしかたないことなのだろうか。
今週のピカチュウ:遠くのサトシの叫び声にちゃんと気づくのがさすが。サトシにじゃれつくチコリータを、おおらかにゆったりと眺める表情もよかった。
「ニドリーノ ニドリーナ!タケシのバラいろのひび!?」 2001.5.17
最初から結末が想像できる話である。恋愛も人生も、押しと引きのバランスが重要で、タケシみたいな押せ押せに、同じようなタイプが合うわけない。そんな人間の真理をわかりやすく派手に描いてくれたという点は買い。
それにしても、ヒメカが、タケシ以上の一目惚れ爆進タイプで、しかも、最後はちゃっかり願望成就してしまうところが残酷で笑える。カスミの予言通り「これを逃したらもうチャンスがな」くなったら、どうするんだろう。
しかし、最近タケシネタが多いのはいいとしても、カスミはどうなったんだ。サトシのパートナーとして、同格であるはずなのに、なんでこうも扱いに差があるのだろうか。みず系ポケモンマスターを目指しているわりには、その目標に向かう彼女の姿が見えない。
今週のピカチュウ:ばくばく食べている姿が可愛かった。それ以外は、とくにナニもなし。
「ドーブルのきせき!あさひのなかでかがやいて」 2001.5.10
可もなく、不可もなく、あっさり忘れてしまいそうな話だった。感動めいているのだが、なにかが欠ける。けっきょく「テッポウオのそら」とほとんど同じパターンで、またかい??というマンネリがいけないんだと思う。結局は「ほんものが一番」と言いたいだけでしょ。それを、始終しつこくがなりたてるから、うざく感じてしまうのだ。
無理矢理感動を押しつけようとしても、受け手は敏感なものである。偽物なんてすぐにメッキがはがれる。「子どもだから」なんてあなどったりしたら、バカを見るだろう。だいたい感動は与える物ではなくて、受け手の心に自ずとわきあがらなくちゃおかしい。よく、スポーツ選手や芸能人が、「見る人に感動を与えたい」と軽々しく口にするが、その「与えてやる」という見下すようなスタンスが大嫌いである。作り手のそういうスケベ心を感じてしまうと、しらけてしまうなーという漠然の思いが今回の感想である。
しかし、傑作はドーブルたちとバスキアさんとのコラボレーションでうまれるのだよね?でも、最後の「ほんとうの」傑作に限っては、結局ドーブルたちだけで出来上がったというのは、けっこう皮肉な話である。じゃあ、真の天才は、じつはドーブルたちだってことだろうか。
今週のピカチュウ:なんかしましたっけ?というくらい、出番少なかった。強いていえば、ドーブル、トゲピーとたわむれていたところくらい。
「ゴルバットVSかめんのじょおうムサシ!」 2001.5.3
もともと女王様なムサシが、いまさら女王を気取っても、たいした違和感なんてない。というか、だからこそ、それを狙ってムサシをわざわざ「ほんものの」女王様に仕立てあげたのだろう。そして、せっかくの小道具を手に入れても、「ほんもの」には成りきれないのが彼女である。
ゴルバット進化ですか。ほー、あれって、「なつき」進化だったのか。一応、「金」でクロバットにしたのだけれど、機械的に育てていたので、全然気づかなかった。初めてレギュラーに登場する「あく」タイプなので、今後どういう扱いになっていくのか、楽しみである。
さて、「なつき」進化といえば、サトシご一行のポケモンの中で真っ先に思いつくのは、トゲピーである。カスミは「タケシを助けるために進化するほど、なついていたのね」のようなことを言っていたが、そんな人様のポケモンに感心している場合か?アンタがいつも抱いているトゲピーはどうなんだ?「バトルしていないから」は理由にならない。ポケモンアニメでは、このゴルバットや、はたまたブルーみたいに、バトルに関係なく進化するケースはたくさんある。ってことは、「ヘルガー」の回で思ったとおり、やっぱりカスミになついていないのだ。みずタイプでもないトゲピーを、いつも抱きかかえて歩くほど溺愛しているのに、当のトゲピーときたらカスミになついていないなんて、あまりに悲しい事実ではないだろうか。
注)クロバットは、「あく」タイプではありませんでした。「ひこう・どく」タイプです。私のイメージ的な思いこみで、確認せずにアップしてしまい申し訳ありません。ご指摘くださった、そにっくさま、どうもありがとうございました。
リアルタイムだったのでひさびさに聞いたOP(音消すのが面倒だった)は、やっぱりヘン!!!一緒に観ていた非ポケモンファンも、「なに、この変な歌」と言っていた。歌い手が変わるだけ、こんなにも印象がかわるものなのか。しかも、途中で、「トゲピー」やら「ピチュー」やら文字がでてくるのは、どうも「サザエさん」と重なってしまう。あれは、幼稚園児向けに、文字のお勉強の意味があるのかろうか?
これまたストーリーと関係ないけれど、4月から気になっていたことをひとつ。CMになるとき、「Who's that Pokemon?」と機械音で言っている。日本語にすれば、これまでの「だーれだ?」となるのだけれど、英語の場合は、必ず代名詞(=これは、あれは、私は、のような言葉のこと)が必要になる。それで、「who」があるわけだが、「who」は人間を指す言葉である。物、動物の場合は、「what」を使う。誰が翻訳あるいは考案したのかは知らないが、もしこれがポケモン制作側の公式見解だとしたら、ポケモンは人間と同格の生き物だということである。ポケモン英語版はどうなっているんだろうか?見たことあるが、覚えていない。
今週のピカチュウ:ひさびさの凶悪顔がラブリー♪マインドコントロール時は耳垂れで、平常にもどるとピンと耳がたつその動きはたまらない。ムサシに何度もでんげきをくらわせるポーズも可愛かった。
「ポケモンとはなせます!?ポケモンのことば ポケモンのきもち!」 2001.4.26
ラング老人は、結局ポケモンのことばを話せなかった。なのに、「通訳」と称してお金を取っていたのだから、それは立派な詐欺である。この点がどうしてもひっかかって、今回は楽しめなかった。
サトシ一行が歩いていた山は、電気をすいとる地質だってことは、地元の人だったらだれでも普通に知っているのではないだろうか。だから、でんきタイプのピカチュウが消耗しているのを見みたら、仰々しく「通訳」などしないでも原因は簡単にわかるはずだ。電気補充用の自転車まで常備しているくらいなら、日常茶飯事のことだろうに、なんでわざわざ「通訳料」を取らねばならないのか。
ほかにも、「休憩料」だの「自転車利用料」だの、やけに金儲けって印象が先にきてしまって、どうもこのじいさんには好意がもてない。ポケモンのアニメって、やたらと親切な人が多くて、タダで泊める、ごちそうするなんてのが当たり前だから、よけいに阿漕に映った。カスミやタケシだって、「お金とるの?!」と驚いていたじゃないか。(ロケット団以外は)善意の人間ばかりで成り立っているポケモン世界では、アンタは十分悪人だ。
サトシ一行のポケモンに、でんきタイプはピカチュウ一匹だけだから料金サービスってのも、変な話である。カスミやタケシみたいに、タイプを限定したトレーナーって、そんなにいないだろう。だから、ここの親切心も説得力を欠く。
話は元に戻るが、「通訳料」としてお代を徴収しているのに、じつは、ポケモンのことばがわかっているフリだったなんて、あまりに痛い。それが、ポケモンを愛するゆえとか、善意からだなんていっても、結局金儲けているんだから、だから、どうした。善意で、あの程度の「通訳(のまねっこ)」だったら、ボランティアでやってあげればいいじゃないか。「ドリトル先生」でも読んで、動物のことばがわかるってのはどういうことか、勉強してくれ。
今週のピカチュウ:へたりと座る姿、仰向けに寝るポーズ、はたまたほっぺの充電パッドなど、ラブリーショットがいっぱい。サトシにだっこされている時に、ちょこんとのぞく手が可愛い。最後に、うるうる目サービスも嬉しかった。
「オーダイルVSカメックス!すもうバトル!!」 2001.4.19
今週の収穫は、なかなかオーダイルがかっこよかったことである。ゲームのグラフィックでは、あまりのゴツさ、グロさにひいてしまったのだけれど、アニメになると、なかなかどうして、頼もしそうで、いい感じではないか。気は優しくて力持ちタイプである。
ちっともクローズアップされないというのに、タイトルにカメックスが入っている矛盾にひっかかりつつ、それ以上に、毎度毎度行く先々でサトシはコンテストジャックをしているが気になる。シゲルならまだしも、サトシはそれほど優秀なトレーナーじゃないだろう。天才的な直感力はあるのかもしれないが、天才肌のトレーナーではない。なのに、こうも次々と栄冠を手に入れていくと、草の根レベルのトレーナーたちはそんなにヘボばかりなのか?とさえ思ってしまう。
いきなりサトシを奈落の底に突き落とすかと思えば、甘い汁を簡単に吸わせるというアンバランスさは、なんともいえないざわざわした違和感を覚える。カビゴンにしても、直前までオーキド博士に預けておいて、ろくな育成も訓練もしていないのに、「おれのカビゴンは〜」と自慢するって、ちょっとおかしくないか。まあ、その根拠のない自信こそが、サトシの個性なのかもしれないが。でも、カビゴンは、サトシのためというより、ポケモンフーズ目当てで頑張ったのだろう。そのへんのずれが、さりげないユーモアになっていた。
さて、優勝賞品として、「おうじゃのしるし」をもらっていたが、このアイテムが使えるのは、カスミのニョロゾだけである。もしかして、近いうちニョロトノに進化なのだろうか。そういえば、金銀編以降、金銀ポケモンをゲットしていないのは、カスミだけである(コジロウもゲットしていないが、「ロケット団」としては、ソーナンスがいる)。
そういえば、カスミはギャラドスはダメなのに、オーダイルはラブラブなのね。はた目から見ると、あまり差がないように思えるのだが。
今週のピカチュウ:オーダイルの稽古を見たあとでも、すもうに出ようという心意気がすごい。できれば、しこふんで、はっけよいする、どすこいピカチュウがほしかった。
「タケシたおれる!あぶないキャンプ!!」 2001.4.12
ストーリーの出来はともかく、ここ3週間つづいて、センスのないタイトルである。おもしろくないダジャレもどうかと思うが、今週も、タイトルからストーリーが結びつかない妙ちくりんな題だ。あぶないって、なにがあぶないんだか(妄想に走るタケシのことか?)。もうちょっと日本語を考えてほしいものだ。
内容はどうってことないけれど、サトシご一行の日常がのぞけたという意味では、なかなか興味深かった。特に、イワークやイシツブテを磨く日があるのはおもしろい。おねだりするようによってくるイワークやイシツブテも可愛いし、熱にたおれるタケシを心配してよりそうゴルバットとクヌギダマの健気さにも胸を打たれる。とくに、ゴルバットやイワークなど、あまり表情も出さず、地味なポケモンをしっかりアピールし魅力を引き出している。水が苦手なイワークに、いきなりみずでっぽうをお見舞いさせようというサトシのワイルドさも素敵だった(あんた、ほんとうにポケモンマスターめざしているの?)。
しかし、ロケット団、気球からサトシのおちびさんたち捕獲はともかく、イワークは無理でしょう。なんてムチャな人たちなんだ。で、おちびさんたちが彼らの網にかかってしまい、なんとも情けない格好をして、横から下からの珍しいショットがあったのも今回の魅力だった。ロケット団がサトシの等身大パネルとボイスチェンジャーでダネ、ヒノ、ワニ、チコをおびき寄せようとした時、ダネだけは躊躇していたようだったは、絆の深さなのか。
新OPにはどうにも拒絶反応をおこしてしまう。でも、アニメーションは見たかったので、わざわざ音を消してしまった。そのうち、OPはすっとばしてしまうだろう。
今週のピカチュウ:サトシの上に丸くなって眠るピカチュウ。しかし、サトシはよく重たくないものだ。コジロウと一緒に、初めてウツボットにのみこまれるピカチュウ(ケースに入っていたけれど)。
「ソーナンス!そうなんす?」 2001.4.5
くだらないダジャレタイトルをさしひいても、ソーナンスが素敵すぎる。ゲット後に初の主役になってみてよくわかったが、アニメ金銀編の最大の収穫は、なにがなんでもソーナンスにつきる。ゲームではジョウト地方の最後の方に出てきて、しかも出現場所も限られている、地味な感じのポケモンだったのに、よくもソーナンスの秘めた可能性を見いだし、ここまでのキャラに育てたものだ。最初のころは「そぉーなんすぅぅ!」がウザイと思ったこともあったら、もう、アンタなら何しても許す!
で、さらに続くソーナンス。ヌオーとわけのわからない会話をした後、いきなりターザンと化すワイルドさをアピールしたかと思えば、空を見て愛しいムサシの顔を思いうかべる健気さ。崖から落ちそうになっても、トラックの上に乗っかってしまっても、なにしてもおかしい。しかも、いつもどこでも、相変わらずの「そぉーなんすぅ!」を聞くと、万事オッケーとなってしまう、憎めないキャラである。無我夢中にはちゃめちゃな行動をしているわりには、怪盗ゴローニャ逮捕のきっかけをつくったり、ワニノコをかばってカウンターしたりと、さりげなくいいヤツなのもいい。ソーナンスの素直で健気な性格と、悪役という役柄が、どうにも不似合いそうに見えながら、じつはそこからすごいユーモアを生みだしているところがすごい。
今回の話は、ソーナンス大活躍でとにかくおもしろかった。でも、ちょっと納得いかないのは、自称「進化」だという番組構成の変化である。オープニングは最悪である。なんで、アニメ最初のテーマ曲「めざせ!ポケモンマスター」を今ここであえて再登場させ、しかも訳のわからん下手くそな歌手にうたわせるのか? 『ポケモンの秘密』(小学館文庫)では、アニメのオープニングはサトシ役の松本さんが歌うことに意義があると言っていたじゃないの。一体これからどうしようというのいか、さっぱり見えない。それに比べて、エンディングの「前向きロケット団」は、今までのエンディング通り、とても楽しくていい曲だから、よけいに不可解なオープニングは理解に苦しむ。
今週のピカチュウ:さいころのような箱にずっと入れられっぱなし。どう見ても、ピカチュウの身体より小さそうなのに、よく入っていられたものだ。
「ノコッチはのこっちない!」 2001.3.29
あまりのオヤジギャクにひきながら見始めたら、言い出しっぺはタケシである。なんとなく、彼なら、と許せてしまうが、その後で、ロケット団まで何度も引っ張りつづけたのはいただけない。しつこいダジャレはうるさいだけである。
ノコッチって可愛いか?ウパーといい、ヒメグマといい(そして、そもそもトゲピーといい)、どうもカスミとは趣味があわない(彼女が邪険にしているコダックのほうがよほど可愛いと思う)。でも、ムサシをはじめとするロケット団が、ノコッチをみてほぼ無感動で、とにかくピカチュウしか目にないのがナイスである。そりゃそうだ、ノコッチなんかより、生ピカチュウの方が、よほど商品価値がある(あくまでも、私の独断と偏見である)。血統書付きのイヌ、ネコって、人気あると30万とかするけれど、ピカチュウだったらどれぐれいで売れるだろうか。
さて、ノコッチよりも、ずっとずっとラブリーだったのは、キャタピーである(またしても、カスミとは趣味があわない)。肉体的ハンデをかかえながらも、へなへなとレースに参戦する健気さは涙ものである。ノコッチもいいけれど、キャタピーもちゃんと大切にするように(最後に、肩にのせていたので、一安心)。
ふたたびカスミネタだが、ロケット団がノコッチとともに一時退散した後、ノコッチが見つからなかったら、「ロケット団から取り返したほうがよかったかしら」とはなんだ。そもそもあのノコッチは、だれのものでもないのに、ロケット団がたまたま持っていくと、即「盗み」になるのか。ロケット団とノコッチが一緒にとばされた時、ちょっとイヤな予感がしたら、思いっきり的中してくれた。しかも、なんでそういうイヤなセリフをいつもカスミに押しつけ、彼女自身を「イヤなオンナ」に仕立て上げようとするのか。
ノコッチを奪われて泣く子どもたちが、妙にういていた。以前のポケモン交換会(ムサシがソーナンスをゲットした会)もそうだったが、「自分の持っているポケモンが大好き」と「交換」はあまりに相反している。そのポケモンを大事に育てて、しかも大好きだったら、たとえいくら金つまれても手放せないものではないのか?相手のポケモンがどんなに高級だろうと、レアだろうと、そんなことは問題ではない。(私は自分の飼っている雑種ネコを、由緒正しい血統のチャンピオンネコと交換してくれなどと言われたって、即刻却下する。)ポケモンにとって「交換」は大事な要素のひとつなんだから、もうちょっと丁寧に扱ってくれないと困る。
コジロウとニャースの、情けないかぎりのきぐるみショー、もとい3D紙芝居は、とにかく素敵だった。彼らのイマジネーションから生まれる「へびにらみ」や「ゴッドバード」は、あまりにショボくて、そこがとてもいい味をかもしだしている。
今週のピカチュウ:ひさびさキャタピーとピカの2ショット。サトシのキャタピーを思い出してしまった。ロケット団のなわから落ちたあと、ちゃんとトゲピーを抱っこした着地するところがさすが♪
「ウィンディとほのおのいし!」 2001.3.22
ウィンディ、のっかりたい!!ポケモン最初のオープニングテーマ「めざせ、ポケモンマスター」では、最後の方でサトシがウィンディにのっかっていた。幻のショット実現である。
今回はウィンディのかっこよさにつきる。あれだけでかくて、頼りになりそうなポケモンがいるといいなあ。GBでも、ウィンディ使ってみたくなった。しんそく(神速?)は、昔からあった技なんだろうか??GBクリスタルになってから、「しんそくのミニリュウ」がもらえることになったけれど?
しかし、サトシはほのおタイプのポケモンバトル大会(だったっけ?)と聞いて、参加する気にならなかったのはちょっと不思議だ。ヒノアラシを信頼していないからの訳ないし、かといって賞品が気に入らないとかでもないし(賞品に関係なく出るときは出る)。アサギシティにさっさと行きたかったのだろうか?
ソーナンスは、出てくるたびに、子どものようにムサシに手をかけてよりそっているのが、愛らしかった。対ウィンディでも、ソーナンスのカウンターにたよっていたし、ロケット団との絆はどんどん強くなっているようである。
今週のピカチュウ:オリにいれられえ、なさけなく耳をたれてしょんぼりとするピカチュウ。ひさびさに10まんボルトが決まったのも嬉しい。
「フリーザーVSプリン!ふぶきのなかで」 2001.3.15
久々のプリンは、相変わらず自分勝手な女王様ぶりを発揮してくれて、個人的にはとても満足。強いてあげるとしたら、フリーザーとの対決(=おうふくビンタ)がなかったのが残念である。でも、いくらあの!プリンとはいえ、おそれ多くも伝説のポケモンをやっつけてしまったら、ちょっとしめしがつかなくなるのだろう。しかし、プリンはなんでサトシ一行についていったのだろうか?自分を凍らしたフリーザーに仕返しするためか?そこらへんはちょっとよく見えなかった。
フリーザーは、どうしてもかっこよい、というよりは、じいさんみたいな感じがあるのは私だけだろうか。でも、伝説の3とりポケのなかでは、一番使い勝手がよく、好きである。
今回はソーナンスとロケット団のつながりがよく見えた。いつも邪険にあつかいながらも、最後にはソーナンスに頼るムサシ、コジロー、ニャースと、その期待に応えようとけなげに頑張る(でも、フリーザーのパワーに負けてしまう)ソーナンスの絆は、思ったより深いらしい。
最後に、凍死寸前のロケット団にむかってうたうプリンは反則か?しかし、10万ボルトあびても、はるか彼方に吹っ飛ばされても、ぜったいにへたばらないロケット団は、「登場キャラが死なない」ポケモンを象徴している。だから、あの場面でも大丈夫だろうという安心感にささえられて、安らかに眠ったことだろう(笑)。
今週のピカチュウ:ずいぶん不細工なショットもあったのが気になるが、サトシにぎゅーっと抱っこされている姿が、なんとも愛らしくてよかった。いつもとちがって、まるこくなって抱っこされていたのが、たまらなくラブリー。ふうせんプリンにのっかってぷかぷかとおりる様子は初めてみたが、これはとっても可愛いので、またやってほしい。
「ここほれウリムー!おんせんをさがせ!!」 2001.3.8
ウリムートリオの名前がウー、リー、ムー、とか、ひげおやじが「ウリムーちゃぁん(はぁと)」と猫なで声出すとか、どうでもいいところがふざけていて、個人的にはいたく気に入ってしまった。しかし、万が一進化したとしても、ウーとリーはあの名前のままなんだろうか。話自体は、まあいたって普通だったけれど、とにかく細部が気に入ったので、オッケーである。リアリティはつねに細部にやどるのだ。
ムサシが、あまりにも典型的日本人なのは笑える。でも、これって、のちのちは全世界的に放映されていくのだよね?あの温泉と聞いて妙に高揚感を覚えたり、はたまた温泉後の卓球とか、日本的な常識がどこまで他の文化圏で理解されていくのだろう。かといって、変に意識して無国籍感を強調したらそれこそつまらなくなりそうだ。ポケモンの受容ひとつとっても、興味深い問題である。
それより、来週のフリーザー。なんで、プリンと対決なのか?!そこらへんの度肝をつく訳のわからない組み合わせは、話題提供としては最高である。しかし、プリンも久々に登場と思ったら、いきなり幻のポケモンとやり合うなんて、やっぱり最強なのかもしれない。できれば、フリーザーにおうふくビンタしてほしい。
ストーリーに関係ないけれど、スポンサーの紹介をオーキド博士がしていたり、エンディング、予告編、ポケモン講座の組み方が変わっていたりして、いったいどうしたのだろう?オーキド博士が最後にスポンサー紹介で締めるから、ポケモン講座とつながっている方がよいと思ったのだろうか?
今週のピカチュウ:おにぎり食べるすがたがラブリー。そういえば、最近、バトル締めに、技くりだしていない...
「こおったヒマナッツのなぞ!!」 2001.3.1
トオル再登場。あいかわらずの不思議な刈り上げ頭だった。
今まで、名作映画のパロディをたくさんやってきたが、今回は、それを逆手にとったのがおもしろい。こういう子どもレベル(=サトシたちのように、その映画の存在を知らない世代)と大人レベル(=ニャースのように、この設定知っているぞと思う世代)で違った味わいのあるオチは、個人的には買い。その後も、次々とつくり話をでっちあげて二人の世界にはまりこむラブラブ老夫婦って、あそこまでやればなかなかほほえましい。なんたって、「ダーリン」と呼ぶくらいだから。
ヒマナッツは、解凍された後のウルウル目がラブリーだった。しかも、すぐにタオルのっけて温泉気分という脳天気さが、容姿とこよなくマッチしている。
しかし、雪原にくさ系のダネをいきなりだして、あの天気でソーラービームとは、サトシ大胆すぎる。それだけ、ダネを信頼しているということなのか。まあ、ヒマナッツの援助あったとはいえ、最後は久々のソーラービーム決めていたから、結果オーライである。そういうひらめきで上手くいってしまうのが、サトシの一番ヒーローたる部分なのだから。
たいようのいしをゲットして、一体どうするのかと思っていたら(さすがにこれ以上くさタイプ増えないだろうし)、ここで使うとは意外だった。それにしても、たいようのいしって、貴重だし、しかもむしとり大会優勝の賞品である。それをなにもためらわずにさっさか使ってしまうサトシは偉い。いくらポケモンを「集めない」トレーナーだからといって、人助けのためとはいえ野生のポケモンを進化させるのに、なんの躊躇もみせないってのはすごいことだ。今回はサトシのヒーロー度アップの回ということに尽きる。
さて、これまで劇場版でしか登場しなかった「幻のポケモン」がとうとうテレビアニメに出てくるのか、楽しみである。けれど、「爆誕」の記憶は一切ないのね。
今週のピカチュウ:しりもちショット。目が点のピカチュウは、メタモンピカとまた違う味わいがあってよかった。
「ヒメグマのひみつ」 2001.2.22
かわいい系として売り出し中のヒメグマが、悪役で登場というのは、個人的には新鮮なひねりに映った。けれど、ウパーの回でもそうだったけれど、ヒメグマをどれだけ可愛いと思えるかが、この話へのリアリティの有無に関係してくる。ぬれぎぬをかぶせるキャラをピカチュウにしなかったことは、色んな意味で賢い選択である。
しかし、いくらヒメグマが媚びをうるのが上手いといっても、やはりトゲピーにはかなわないのが大いに笑えた。バナナ盗み食いが見つかったとしても、カスミがトゲピーを責めるはずないし、かりに責めたとしても泣き出したらそれでお終いだからなあ。
ヒメグマにメロメロになっていたのは、カスミとムサシだけ。男性陣はピクリともしない。ふたりの趣味が似ているのだけなのか。あるいは、かわいいものを愛でるのははオンナだけという偏見が制作側にあるのか。こうも紋切り型の反応だと、ちょっと違和感を覚える。
結末の、リングマに進化はちょっとおしい。リングマは、悪役ポケモンにめでたく仲間入りをはたしている。最後に進化が入ると、発想が見えすぎてしまう。だからといってヒメグマが改心すればよいという訳でもないから、なかなか難しいところだ。でも、あれだと、リングマ性悪説みたいである。リングマになっても相変わらずブリブリポーズを決めるのは、いつものリングマとは違って、個性的だったけれど。
今週のピカチュウ:サトシのかたわらで眠っている姿。もうちょっとアップにしてくれてもよいのに。
ちょっと謎の多い話だった。テッポウオが、泥のなかでじっとしていて、そのうち大量に海にいくというのは、よい。でも、そうしたら、なんでいつまでもテッポウオはあそこに存在するのか。タマゴを生んだ後に、海へ旅立つといういうことなのだろうか?あそこにテッポウオがいること自体知られていなかったのだから、まあ、そういう説明がないのはしかたがないだろう。
虹を絵に描きとろうというロマンもわかる。けれど、その消える前にとりあえず写真でとってしまえば、と考えるのはあまりに俗的だろうか。まあ、本物からしか伝わってこないパワーってあるからなあ。
テッポウオは、口を開けている姿ばかり記憶に残っていて、そのせいで、ちょっと間の抜けた印象があった。けれど、アニメのは、基本的に口を閉じていて、そこが好感度アップにつながった。
しかし、なによりも、久しぶりにフシギバナ登場が嬉しい。もー、あれ見ると、よじのぼりたい衝動がムラムラおこってしまうのだ。天気悪くてもさっさとソーラービーム出せるなんて、すごいぞ、すごいぞ〜。リザードンもカメックスもそうだけれど、オーキド最終進化形は、特にお気に入りというわけではないが、見ると妙に親近感を覚えてしまうのである。(あ、でも、ダネ進化は当然却下。)
今週のピカチュウ:ごくごく水を飲む姿がラブリー。コジロウにつかまって、ロケット団の決めゼリフに情けなく参加しているのも素敵。
「ヤミカラス!うばわれたバッジ!!」 2001.2.8
ヤミカラスには恨みがある(注:『ピチューとピカチュウ』)。ぜひともここでリベンジじゃー!、よし、ピカ、いけぇ!!とつい熱くなってしまった。
サトシは、どうやらタイプの相性より、同タイプ同士で戦うのが正道!!と思っているらしい。バッジ奪われた瞬間に、ヨルノズクなんぞ出さずに、ピカで10まんボルトで決まりなのにな〜(GBでは、ヤミカラスにはいつもピカを出す)。でも、もしかしたら、サトシだけじゃないのかも。アニメのポケモン世界では、それが常識なのだろうか?
三週連続登場のヨルノズク。ずっと冷遇されてきたのに、いきなり活躍すると、もしかしてお別れ間近か?と疑ってしまう自分が悲しい。それはさておき、今回は頭脳戦でリーダーシップをとるという、本来のヨルノズクならではの姿が見られたのはよかった。
ダネのつるのムチでがけをよじのぼるサトシ。いつも思うが、ダネのつるって、あんなに細いのに、何十キロも耐えられるのね〜。それに、サトシが崖のぼった瞬間にダネもいたみたいだけれど、どうやってのぞったのだろう?もしかして、つるに反動つけて飛び上がるのかしら??
今週のピカチュウ:ダネといっしょに気絶してグル目。ヨルノズクの上にのっかる空中戦もなかなか。
「イーブイ5しまい!おちゃかいでバトル」 2001.2.1
先週の予告編で、エーフィが見えなかったので、画面に入っていないだけか?と思ったらやっぱりいなかった。ブラッキーはシゲルのポケモンとして華々しく登場したし、エーフィ初登場もおごそかにしたいのだろう。でも、サクラのイーブイはエーフィに進化するだろうってのは見え見えなのかちょっとイタイ。
「私水タイプばっかり持っているから〜。わーふかふかぁ!」とイーブイを抱いて喜ぶカスミ。ちょっと!トゲはどうなる?アンタにとって、トゲピーはポケモン以下の存在なのか?それにコダックはどうなる?じゅうぶんふかふかそうなんだけどねえ。カスミのセリフは、よく考えて出てきているのか頭をひねってしまう時がずいぶん多い。彼女の潔さや行動力は、好きなんですけどねー。
ソーナンス、今週は出てこないと思っていたら、最後の最後で吹っ飛ばされながら「そぉーなんすぅ!」と笑いをとる。お笑いキャラ(違いました?)として、1話に1回はサービスを欠かさない根性はたいしたものだ。
今週のピカチュウ:サンダース相手じゃ、また今週も負けか〜と半あきらめモードで見ていたのですが、なんと!ちびっこいピカが果敢にも戦い勝利!もうそれだけで嬉しい。
「エンジュジム!ゴーストバトル!!」 2001.1.26
久々のジム戦である。先週の予告からすると、ゲンガーがものすごく強そうだから、今週は負けて、来週リベンジかと思いきや、勝ってしまった。ポイントは、ポケモンのサトシに対する絶対的な信頼ということである。
一体、なにがサトシをそんなに希有なトレーナーにしているのか。計り知れない純粋なポケモンバカ(決して悪い意味ではない)なのはよーくわかる。けれど、ほかのトレーナーやジムリーダーと比べて、そう突出しているようにはあまり見えない。たんに「主人公だからすごいんだ」じゃなくて、そこらへんの違いがもう少し丁寧に描かれるようになると、サトシというヒーローの輪郭がはっきりしてくると思う。
ロケット団が決めぜりふをはかなかったのは、ずいぶん久しぶりだ(というか、決めゼリフのない回は、ほとんど記憶にない)。ソーナンスの逃げる後ろ姿は妙にユーモラスだった。あれはいわゆる足のように交互に上げ下げするのか、はたまたカタツムリのようにはっているのか、不思議だ。
今週のピカチュウ:ノックダウン→ぐるぐる目のちゃぁ〜〜。ジョーイさんの肩にものっかるピカチュウ。人見知りする性格のはずなのに、治ったのか、はたまたジョーイさんは別格なのか。
「やけたとう!マツバとうじょう!!」 2001.1.18
マツバ....ウチキド博士に似ている。タケシのトラウマが復活しないかと、別の意味でドキドキしてしまった。王冠に喜ぶコジロウは、世間一般の(ポケモンふくむ)コレクターの姿を皮肉っていて、苦笑いものである。
よく考えたら、ヨルノズクがここぞ!という活躍をみせたのって、はじめてなのではないだろうか?だいたい、色違いの珍しいポケモンで、しかもすごく賢いという鳴り物入りでゲットされたはいいものの、ろくな役割を与えられていなかったものなあ。もうちょっと、サトシの相談役とか、ほかのメンバーのまとめ役とか、能力を発揮してくれるとよいのに。
アニメ第一話ですでにチラッと登場したホウオウが、伝説として再び登場した。ホウオウは、金銀発売のずいぶん前から存在がわかっているのに、映画にもまだ出ないし、謎は深まるばかりである。そのうち、サトシのトレーナー修行に深くかかわってくるのだろうか。
今週のピカチュウ:なんといっても、コジロウにおんぶされていた姿でしょう。普通とは逆向きで、おむつみたいなのが妙になさけなくてよかった。コジロウが動くたびに、ピカチュウのところどころが映っていて、それもまた可愛い。
「ヘルガーとトゲピー!」 2001.1.11
駄作の極みとはこのことなり。トゲピー失踪→騒動パターンは、劇場版短編の「ピカチュウたんけんたい」をはじめ、オニドリルにさらわれる回、オタチと暴走する回など、ざっと考えただけで吐き気がするほど多い。創意工夫ってものは一体どこへいった。年末スペシャル&先週のピチューとあって、ここに手抜きのしわ寄せがきたのが見え見えだ。
だいたい、ヘルガーみたいに格好良くて(は、個人的な意見だとしても)すごく強いポケモンを、トゲピーのお守りにするなんてもったいないにもほどがある。ヘルガーの心優しさを示すにしても、いくらでも方法があるだろうに、一番手垢にまみれ陳腐な紋切り型に押し込めるなんてあまりに気の毒だ。ライコウにしても、ちらっと出てきたものの、肝心の話がヘボヘボなので、ありがたみまったくなし。
この回でよーくわかったのは、なぜトゲピーが未だに進化しないのか。ゲームでは、トゲピー(やピチュー、ピィ、ププリンなど、ベイビィポケモンたち)は、トレーナーに十分なつくと進化する。それがアニメにも通用しているとしたら、トゲピーはカスミになついていないのだ。よちよちの赤ん坊が母親からはぐれたとしたら、普通は泣きわめいたりぐずついたりするだろう。ところが、トゲピーの脳天気ぶりは、どうだどうだ。カスミなど、エサをくれる機械程度の存在なのではないだろうか。まだヘルガーにたいしてのほうが、別れるときに泣いていたし、なついているように見える。
最後にカスミが「これからはもっと気をつけるからねー」などとほざいていたが、トゲピーこそさっさと成長して、できればいなくなってくれ。気絶事件以降のポケモンがテンションさがり質が落ちてきたのは、ひとつはトゲピーの存在にあるといって過言でない。
今週のピカチュウ:元気に返事をするピカチュウくらい?あとは、ひさびさの四つん這い。
「ピカチュウとピチュー!」 2001.1.4
とうとうピチューがテレビアニメ初登場である。テレビでは毎回、いちポケモンをクローズアップしているから、別にピチュー出て来ちゃ悪いとはいわない。が、去年からのあからさまなピチュー売り出し大作戦にかなり辟易しているので、もうウンザリが正直な感想だ。
ストーリーとしては、人間とポケモンの共存への道を探るというよくあるパターンだった。またもやオニドリルが悪役扱いだったのも気の毒だが、ポッポまでも害鳥扱いされていて可哀想だ。ピチューもポッポも同じポケモンなんだから(果樹園を狙うという意味でも)、ピチューと折り合う方法を見つけようとする思いやりがあるなら、ポッポのことも考えてやってくれ。ポッポだって山の木の実がなくて飢え死にしそうなのかもしれないのに。人間とポケモンのハーモニーを描こうとしながら、実は人間のエゴでポケモンを選り好みしているってことが見えてしまうことが寂しい。
ピチューはわらわらとたくさんいたが、その中にやけにおでぶなのがいたのが笑えた。「ソーナンスのむら」でおばさんが持っていたソーナンスとどことなく似た顔の張り具合で。ピチュー兄?かと思った子は、前髪というより頭のてっぺんがつんつんしていたのね。しかし、こうやって数がたくさん出てきて無理に差別化を図ろうとすると、かえって可愛くない。
今週のピカチュウ:ひさびさに口を全開して見せてくれた歯。木の実をもっておろおろするピカチュウ。やっぱりピカチュウには赤い木の実がよく似合う。