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どうしてニキビになるのでしょうか

ニキビ発生のメカニズム

 人の体には手掌、足のうら以外のところには、無数の毛孔があります。 特に顔面に多く、額から鼻筋にかけてのTゾーンでは、1cm四方に900〜1,000箇所程度あります。
 毛孔には脂線と呼ばれる袋があり、正常な皮膚の場合、ここから分泌される脂肪が、毛孔から排出されるまでの間に変化して、天然のクリームとなって肌をおおい、乾燥、紫外線、その他の外的刺激から肌を守ってくれるわけです。
この脂肪の量が体質・食べ物・ホルモンその他の複雑な要因で多くなることが、ニキビの、まず最初の原因です。

 更に、紫外線、肌の乾燥等で毛孔や脂腺排出管が閉塞されていると、行き場を失った脂肪が、脂腺や排出管の中にどんどんたまっていきます。
   たまった脂肪の中で、Pアクネ、Stエピッド等のニキビ菌が増殖していきます。にきび菌によって食べられた脂肪は、刺激物に変化し、周囲の組織に炎症を起こさせます。
そのことにより、ニキビはより悪化し、さらに新たなニキビが発生する悪循環となったりします。

ニキビになる5つの要因
    =体質・ホルモンバランス・食事・肌ダメージ

 以下の要因が重なり合ってニキビが発生します。
@ 遺伝的体質  − ニキビがひどくなる人、なってもすぐに治ってしまう人、明確に個人差があります。これは、体質、特にアレルギー体質と深い関係があるようです。
A ホルモンバランスの異常、あるいは急激な変化 − ホルモンバランスの異常により、脂腺より大量の脂肪が排出されるようになります。また、年齢的に思春期のころ、このホルモンバランスの変化により、急に脂肪の排出量がふえてきます。この変化に皮膚がついていけない(脂肪を排出する排出管が、細いままだったりする)ことによって、ニキビがふえてきます。
B 食事 − 特に糖質類を過剰に摂取すると、皮脂の分泌量は増加します。また、同じ糖質でも特に砂糖、ブドウ糖などの、単糖類、二糖類は、急激に血液中の血糖値を上げる作用があるため、血糖値を押さえるためのホルモンが大量に分泌され、そのことによって、ニキビが増えたり悪化したりします。
C 紫外線や肌の乾燥 − 紫外線、その他の外的な刺激により、肌がダメージを受けると、毛孔や脂腺排出管が閉塞され、行き場を失った脂肪がニキビの原因となります。特に紫外線は、角質層を必要以上に肥厚させ、脂質が皮膚表面に排出されるのを阻害します。

 余談ですが、誤解している方がたくさんいらっしゃいますので、あえて述べますが、

化粧はニキビの悪化を防ぎます。ファンデーションはニキビに悪いと勘違いしていらっしゃる方が、プロと称する方の中にも多くいらっしゃいます。

ファンデーションは紫外線によるニキビの悪化を防ぎますから、化粧はすべきなんです。ただし、化粧をしたことによって発生する「スキンケア」には、十分に配慮する必要があります。化粧落しは、刺激のないもので、しかも、刺激のない方法で行わなければなりません。化粧落しによって必要以上に奪われた皮脂や水分は補わなければなりません。多くの場合、ここを間違ってニキビを悪化させているんです。そのために、化粧はニキビに悪いと勘違いされる方がいらっしゃるわけです。「スキンケア」を誤らないことを前提に化粧はすべきものです。

◆ニキビ痕(跡)の発生◆

 ニキビが発生し、ニキビ菌が増殖をくりかえしていくと、保護力を失った皮膚から様々な雑菌も侵入しやすくなります。
 そのため、単純なニキビから膿胞へと移行したり、ニキビがかたまってできる集ぞく性のニキビに悪化していったりします。これらは皮膚の深部にまで及びますので、周囲の組織を壊して侵攻し、治まった時にはヒッツレ、ケロイド、凸凹となることもあります。

 ニキビによって発生したダメージを回復しようと、表皮細胞が活性化します。このとき、色素細胞も、表皮細胞と一緒に活性化し、結果として、ニキビのできていた部分に色素沈着が発生します。通常の場合、表皮細胞の活性化がおさまってから、二週間程度でこの色素沈着は消えてしまいますが、このニキビ痕が、延々と残りつづける人がいます。

以下の要因でニキビ痕(跡)が発生します。

◎ ニキビ治そうとして、過剰な洗顔を行ったり、間違った情報によるスキンケア−を行う。
◎ 寝具や洗面用具が清潔でない。− ニキビ菌の増殖に協力することになります。
◎ 薬剤の連用による副作用 − 顔面は体の他の部位と異なって、薬剤等の吸収率がきわめて高いため、薬剤の連用、常用を行うと強い副作用が出ることがあります。
 ニキビが治まったあとに、強いニキビ゙跡が残ったり、皮膚が薄くなって超敏感な肌となったりすることもあります。 特にホルモン剤系の薬について顕著です。
◎ 放置すれば、ニキビは自然に治ると思って、洗顔以外何もせず放置する。 − 悪性のニキビは、自然治癒するまでに長期にわたって、組織を破壊し、ニキビ痕は修復不能になります。

◆ニキビ・ニキビ痕(跡)・赤ら顔の解消方法◆

 結論を述べますと化粧品の使用のみ、エステサロンへ通うのみ、薬や健康食品に頼るのみ、美容機器の使用、レ−ザー光線等の照射のみではニキビの発症メカニズム、や現存するニキビ、ニキビ跡に対して無力です。
 解消するには、人それぞれに違うニキビの原因をしっかり分析して、正しいノウハウで、新たなニキビ発生を抑制しながら、発症してるニキビ、ニキビ跡に対しては、正しい方法によって解消していくという方法以外ありません。化粧品の使用のみで解消するのは残念ながら困難です。

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