まとめて走った ロデオでポタ5 立入禁止の街・日本生命千里丘寮


■都会の中に残された大自然と廃墟

 今回のロデオ・ポタは「いったいここはどこなのだ?」という場所を走ってきました。大阪府吹田市長野東。ここにはかつて日本生命の社員寮・団地・住宅がありました。高台にある敷地は広大で、下の方から見上げると小山のようにそびえています。完全閉鎖されて久しいこの場所には、大自然と廃墟だけが残されていました。昼間でもまったく人気のないこの街は、まさに「立入禁止の街」でした。2003年5月。


立入禁止
この道はどこへ(尺谷から日生寮へ)


ポイント
コメント
吹田市長野東(付、尺谷)
旧日本生命寮跡地への進入経路は3カ所確認できました。一つは千里石亭、東消防署の東側にある入り口(看板あり)、二つ目は似禅寺の東側脇の小道、三つ目は北側のフォレストシティ千里丘に接する道路からの入り口です。わかりやすいのは一つ目でしょう。

敷地内は道路のみ通ることができます。建物はどれも完全に閉鎖されており、周囲にはロープが張られています。やけに新しい立入禁止の看板のみが目立ちます。敷地の西側を通る道路は南北をつなぐ近道になっているのか、そこだけは人の通る姿が確認できました(ただし数人)。それ以外の場所ではまったく誰にも会うことがありません。何もないとは思いますが、何かあっても不思議ではない雰囲気が濃密に漂っています。かつてはここに住む人たちで賑わっていたであろう、児童公園やテニスコート、集会場なども、荒れるにまかせた状態で、言いようのない寂寥感を感じさせます。

北側の出入り口は千里丘中と尺谷を繋ぐ道路につながっていますが、もう通る人がほとんどいないのでしょう、獣道かと思うほどの状態でした。すぐ脇を名神高速道路が通っているため、車の走行音は断続的に響いてきます。盛大な車の音と目の前の静まりかえった光景のギャップの大きさが、封じ込められた地の特異性を際立たせます。なお敷地内には広大な緑地が残っており、都会には珍しい野生動物(何かはあえて書きません)が生息していることが知られています。

もはや誰も手入れすることのない植え込みで、躑躅が一人たくましく花をつけていました。近い将来、大規模分譲マンションが建設されるそうです……。




南東入り口の看板(管理地の文字が) 奧に旧社宅C棟が見える 閉鎖された旧社宅D棟
北側の通路 同左・獣道のようになっている 同左・人通りはまったくない
寮の敷地内にある広大な緑地 かつては人や車が多かっただろう 窓も入り口も完全閉鎖
寮の建物を正門から見る 正門 児童公園とテニスコートの跡
旧団地A棟 集会場も閉鎖 閉鎖されても花は咲く……
うち捨てられたミニバン ロデオも寂しげに見える 全部閉鎖……無人の街


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