「道」インプレッション びわ湖よし笛ロード


■田園風景と水郷を楽しむ

 びわ湖よし笛ロードは、琵琶湖南東部の近江八幡市、安土町、能登川町を縫って走る大規模自転車道です。総延長距離は26.2kmで、すばらしい風景を楽しみながら走るには、ちょうどよい長さです。旧安土城跡付近の急坂を除き、全体がほぼ平坦なコースなので、サイクリング初心者でも楽に走ることができるでしょう。基本的に標識やカラー舗装が整備されていますが、一部で不親切な状態になっています。地図がないと迷うことになると思われるので、注意してください。自転車道は田や畑、水郷、湖を縫うように通っているため、たいへん気持ちのよい空間を走り続けることができます。特に西の湖周辺の田園地帯、水郷地帯のすばらしさは、特筆に値します。時間がなければ、近江八幡駅と安土駅の間だけを走り、あとは周辺の観光を楽しむのもよいかもしれません。なお付け加えるならば、スタートは能登川(失礼ながら何もない)からにし、ゴールを近江八幡(観光施設や店が多数)にする方が、サイクリングの後でもあれこれじっくり楽しむことができます。
 途中にトイレはほとんどありません。能登川水車とカヌーランド、安土駅周辺のスーパーやコンビニくらいでしょうか。また自転車道沿いには、安土駅近くでコンビニ(セブンイレブン)が1軒あるだけです。食料などは走り出す前に買い込んでおくことをお勧めします。能登川水車とカヌーランドには食堂のようなものが併設されていますが、訪れた時は若い女性がたった一人で切り盛りしている状態で、待ち時間、料理の質ともに、あまり褒められたものではありませんでした。天気がよければお弁当か何かを外で食べるのがよいと思います。


能登川水車
カラー舗装の様子
安土城跡あたり
西の湖水郷地帯


ポイント
コメント
JR能登川駅
JR東海道本線の能登川駅です。新快速も止まるので、大阪・神戸方面から楽にやってくることができます。
輪行ポイント:JR東海道本線能登川駅
駅から北西方向に延びる道路を進みます。やがてカラー舗装と大きな標識が目に入るでしょう。あとはひたすらカラー舗装に従って走ればよいのですが、テニスコートがあるあたりで左に曲がらないと、あさっての方向へ走り続けることになります(しかもそちらの方が自然に続いている)。ご注意を。しばらく田園地帯を走っていると、伊庭内湖が見えてきます。
能登川水車とカヌーランド
最初の大きな休憩ポイントです。資料館・芝生広場・カヌーランド・遊覧ボート・食堂・トイレなどが備わっています。飲料水の自動販売機もあります。
伊庭内湖に沿って走ります。湖から離れ始めると、ごく普通の田や畑、住宅地など、あまりよいとは言い難い景色の中を走ることになります。また怪しげな方向を示す標識もあるので、注意が必要です。基本的にカラー舗装を信じて走れば大丈夫です。安土城跡が近づくと、上り坂が始まります。この自転車道では唯一の難所です。
安土城跡
跡ですから、特にこれといって何かがあるわけではありません(^^;。
JR東海道本線のガードを南側へくぐり、しばらく進んで再び北側へくぐりぬけると、安土駅前に出ます。この周辺には買い物のできるスーパーやコンビニがあります。第2の休憩ポイントになります。
下豊浦
この交差点の前後は車道に沿った狭い歩道を走らなければなりません(カラー舗装はされている)。あまり楽しくない区間です。しかし、この先に最高の区間が待っているので、辛抱して走りましょう。
輪行ポイント:JR東海道本線安土駅
西の湖が見えてくると、田園と水郷が広がるすばらしい風景を楽しむことができます。野鳥や蛙の声も賑やかです。円山町の水郷巡りの船着き場あたりまでが、この自転車道の白眉といってもよいと思います。
渡合橋
長命寺川を渡ります。ここで道が複雑に分岐しているので、注意が必要です。しかもカラー舗装もなくなっていますし、標識も見えません。不親切です。ここは長命寺川と並行して走るやや細い道を進みます。おそらくこれが正規のルートだと思われます(未確認)。
道なりに行くと、やがて長命寺川が琵琶湖に注ぐ河口に出ます。ここでさざなみ街道に入ります。湖側に自転車道があります。
白鳥川沿い
白鳥川沿いに自転車道がついています。入り口がややわかりにくいので、通り過ぎないように。白鳥川を渡ってしまうと行き過ぎです。
白鳥川を右手に、広大な田園を左手に見ながら、近江八幡市の市街地に向けて進みます。後は道なりに進めば、やがてJRの線路に行き当たります。
JR近江八幡駅
近江八幡駅の北西部には文化と歴史を感じることのできる観光スポットが点在しています。時間と体力と気力の許す限り、散策を楽しむことにしましょう。雰囲気のよいお店もたくさんあります。
輪行ポイント:JR東海道本線近江八幡駅


能登川側入り口
いい加減の方向を示す矢印(カラー舗装に注意)
長命寺川(奧へ進むこと)
白鳥川沿い

戻る