「道」インプレッション 国道9号線


■山陰の大動脈も自転車には?

 京都から兵庫、鳥取、島根、山口と日本海側を東西に貫く国道9号線は、山陰における大動脈として多くの交通量を誇っています。今回は鳥取県倉吉市から島根県松江市までの約90キロ強を走行しました。

 結論から言うと、少なくともこの区間においては、自転車で走って楽しい道路ではありません。車優先の道造りをしており、歩行者や自転車のことはほとんど考えられていないと言っても過言ではありません。歩道はついたりつかなかったりで、ない部分では大型車が高速で走る脇を文字通り「死ぬ思い」で怖々走るしかありません。また歩道のある区間もたいていは片側だけで、頻繁に上り線側と下り線側に入れ替わります。この国道で「自転車は左側通行」などという綺麗事を守っているのは命知らずなことなので、歩道がついているなら一も二もなくそこを走るようにするのがよいでしょう。ただし「決死の覚悟」で車の切れ目で反対側に横断しなければなりません。とにかく危険が満載の道路です。

 しかも地図では海岸線に沿って9号線が走っているように見えますが、実際には海からは相当離れており、景色も特筆すべき箇所はほとんどありません。空気も悪いです。鳥取から島根へのアクセスには便利ですが、それ以外では二度と走りたくない道路です。復路は当然のように輪行にしました。

2003年8月。



ポイント
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国道9号線(鳥取県倉吉市〜島根県松江市)
倉吉市→大栄町→東伯町→赤碕町→中山町→名和町→大山町→淀江町→米子市→安来町→東出雲町→松江市

道路状況は上に述べたとおりです。とにかく歩行者と自転車には最悪といってよい道路です。まずは危険を回避することを考えて走行しましょう。見応えのある景色は名和町のあたりくらいでしょうか。ほかはほとんど特筆すべきものはありません。天気に恵まれれば、大山がきれいに見えるのかもしれません(未確認)。しかし、景色に見とれていると非常に危険ですので、十分注意をして下さい。

大動脈ゆえ、飲食物の補給やトイレの心配はありません。次々とコンビニや自動販売機、商店、レストラン、道の駅などが現れます。




道の駅 赤碕 名和町付近 晴天なら大山が見えるはず……


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