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わたしは現在、北海道の病院で主に新生児科医として働いています。小児科医であるわけですが、その中で新生児を専門にしていて生まれたばかりの小さな赤ちゃんを相手に奮闘中です。というわけで、現在は小児がんとはかかわらない分野を専門としています。 小児がん患者として入院したのは今から20年以上も前、11歳の時でした。当時はA市に住んでいて市立病院に入院し、のちにH大学附属病院にも入院しました。 中学3年生で治療を終えた時にはもう高校受験を考えなくてはいけなくなり、この時にはじめて将来のことを意識しました。クラスの同級生のお兄さんがH大の医学部に入学したというのを聞いて、ああ自分も医者になりたいと思ったのを憶えています。それからはその目標に向かってしばらくがんばることとなり、何とか望みを叶える幸運をつかんで自分も入院したことのあるH大に入学しました。 大学時代はどの科を選択するかについて悩むところがありましたが、やはり子どもにかかわる仕事ということで小児科に進みました。小児科に入ったあとは大学や地方の関連病院で研修を積み、その中で多くはないものの自分と同じように小児がんと闘っている子どもたちを見る機会を与えられました。そんな子どもたちのために働くことももちろん考えましたが、いろいろと考えるところもあり現在は新生児医療を専門とし、生まれたての小さな子どもたちを元気に育て退院させることに情熱を燃やしています。小児科医としては、小児がんの子どもたちの診療とは遠ざかっていることになります。 |