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農業体験へのいざない
人類創世の時代からわれわれは他の生き物と同じように大地の恵みなかで食物を摂取し生きながられてきた。食べ物にいかにありつけることかが日常の目的だったにちがいない。それ以外の目的の方が増大し、本質が見えなくなってきているようだが。
それは狩猟によるものであったり、農耕であったり、地域によってそのやり方はさまざまのようであっただろう。
いつしか文明が進化しすぎ、われわれが食卓を囲み食物をあたりまえのごとく口に運ぶこと、何だそんなことかと気にもとめず食事を続けているのはごくふつうの事と思うようになる。お金を出せば世界各国のものが、季節にあまり関係なく手に入れることができる様になってきている。少なくとも大多数の日本に住んでいる人にとっては。
その中の平均的なポジションにいる私が今までこれではいけないと頭では思っているものの慣らされている後ろめたさから解放してくれたきっかけが農業とある。それは根元的な生きるすべである。ビルの谷間から果てしなく続く大地に投げ出されたときにあなたは生きながられますかと言うことに対する自信や安心であります。
いままでみすごしていた米粒一つひとつの語りを徐々に理解できるようになっていく。言葉をしゃべり聞くことができるようになってくる幼子ごとく。鍬を天に向かって振り上げ弧を描いて大地に突き刺すたびごとに私の心の中がグサリグサリと耕される想いがこみ上げてくるのである。多分本質をついているのでしょう。
古代人や生きとし生けるものすべての日常は現代人のように複雑ではなかったろう。食べる寝る子孫を残すぐらいなものだろう。そんな単調な中からでも生きているという充実感は今以上にあるのだろう。地面に腹這いになってあたりをみわたせば単なる草だと思っていたものが精一杯天に向かって気持ちよく葉をのばしているではないか。その間隙を縫うようにしてアリはその王国づくりに東へ西へ奔走している。そこへ突然の雨粒が。たちまちあたりが水浸しになり枯れ草の船にのってありが流されていく。ガリバーになった気分。ああ、目線をさげればほかの生き物と同じになったような気になる。丸い地球の薄っぺらな大気圏のなかで生き物がひしめき合っている。そのなかにいる私を感じるたびに私はあたかも気味悪そうにほほえんでしまうのである。
農業のたのしみはことばではいいあらわせない。先入観や損得勘定におぼれることがなければ、こんなに楽しめるものはない。種を蒔いて芽が出てなんやかんやといじりだしやがて実をつけ収穫する。喜びを完結するまでには長い年月を要する。そこまでじっと我慢できたものだけがどっこいはまってしまう。ほとんど自己満足の世界だから教えるなんてできようもないのが本音であります。
その一方で私もそこまでは俗のない人間ではないのだろう。他人に主張することによって、自分を誇示したいもの。あくまでも武器としてではなく自分の存在感を示したい。ほんとうはただそれだけの為に他の人に体験してもらおうと思っているだけです。
実際に農業のプロとゆうにはあまりにもおこがましいのであります。こんな私なんで技術的には参考程度にしてもらえば気が楽です。また農作業をとおしてこの地域の気候や風土に親しめたり、有機無農薬栽培を志している人のきっかけになれればと言うぐらいに考えてもらえばと思っております。
体験アルバム
t家族のちっちゃな農業体験 日時:05年7月23日、24日
場所:田圃、黒姫開拓地畑
内容:蛍見学ツアー、そば蒔き、じゃか芋掘り、カブトムシ採り
3D探検隊
日時:09年5月25日
場所:岡田強さん(杉野沢)田圃、西谷川
内容:野草つみ、田植え、野草料理、webアルバム作り
さん班さん菜見つけ隊
日時:09年5月26、27日
場所:岡田強さん(杉野沢)田圃、西谷川、ロッジ
内容:野草つみ、田植え、野草料理、webアルバム作り、笹箕寿司料理
千葉Pドラゴンズ
日時;11年5月27、28日
場所;岡田強さん(杉野沢)田圃、苗名滝
内容:田植え、笹箕寿司、トレッキング
きびの栽培体験
日時:11年6月11、12日、10月9、10日
場所:信濃町落合畑、黒姫高原、笹ヶ峰夢見平
内容:きび栽培、野草摘み、森林セラピー、トレッキング、自然食料理
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