片山の雑記帳
〜コメントに書ききれなかった「あんな事こんな事」〜
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2009.03.20 天城高原にて
「不景気でメモリが安い」
2009年の年も明けて、正月休みは帰省した長崎で「しぶんぎ群」をX2の連写モードで撮影しながら、眼でも流星群を楽しみました。2008年秋から世界的な不況になってしまいましたが、その影響で「良いのか悪いのか」USBやSDやPCのメモリの価格が急激に下がりました。そこで1月に2GBだったホームノートPCのメモリーを引っこ抜いて、4GBにする事にしました。やはりメモリの搭載量が多いにこした事はないのですから、ネットで探すと台湾製のDDR2 PC-6400(800MHz) 2GB×2が、送料込で4000円一寸だったので購入しました。ホームノートPCに搭載のVistaは32bitなので、1GB程は使われないのですが、これは後にフリーソフトでRAMディスク化してステライメージのキャッシュとしました。同時期にUSBメモリやSDカードも安価なモノを探して購入しましたが…もう「お腹いっぱい」という感じです。余った高速のUSBメモリは「意味があるのかどうか別にして」ReadyBoost用としてUSBポートに挿しています。とにかく一昔前では考えられない様なパソコン環境が安価にできてしまいました。ホームノートPCではありますが、様々な処理を同時に走らせてもハングアップせずに動きます。実に素晴らしい。
(2009.11.04)
「良い編集ツールは無いものか?」
前の文章にも書きましたが、撮影した画像には様々な情報や側面があります。また撮影した時の状況や想いも残しておきたいと考えて、90年代から画像と「そういう」情報を纏める試みを行ってきました。この頃の作品は、スカイウオッチャー「1995年3月号P129」や「1996年4月号P69」に掲載して頂きました。以前はマッキントッシュを使っていましたのでマックドローを使っていました。時は流れてOSはWindowsに変わり、仕事でも使っているPowerPointでも似たような事はできるので、試行してみたのですが(例えばこのPDFファイル)画像のハンドリングとかに不満でした。元々プレゼンソフトですから仕方ないのですが・・・Webサイトもリスタートしたので編集の方もリスタートしようと、良いソフトを探していたら、雑誌で「OpenOffice.org 3」を知り、2008年末の休暇中に11月1日に撮影したファーストライトの画像を使って、テスト的に編集して出力したのがこのPDFファイルです。「なかなか使えそうなソフト」という印象でした。
(2009.10.12)
「そしてWebサイトもリスタート」
永らくWebサイトも更新しないでいました。天体撮影をリスタートしたので、Webサイトもリスタートしようと思いましたが、更新も時間的に「なかなか」大変です。簡単にWebサイトを更新できないかと考えた末に、前述のAstroArtsへの投稿画像をフルに活用する事にしました。Webサイトに投稿画像の高品位JPEGバージョンをアップして、その画像のデータや詳しいコメントに関してはAstroArtsの投稿画像ページへリンクする形にしました。これならば会社から帰宅してからの短い時間でもWebサイトの更新が可能となります。そういう訳で2008年12月からWebサイトもリニューアルしてリスタートしました。
(2009.09.23)
「AstroArtsへの画像投稿」
天体撮影をリスタートしてから(正確には2008年の6月13日の月面の撮影から)撮影した画像は画像処理に多少「問題」があっても、その時の状況やフォーカスしたい事をコメントに添えて、できるだけ早くAstroArtsの投稿画像コーナーに投稿する様にしています。必要であれば簡単な画像編集も行っています。撮影した画像には様々な情報や側面があります。しかしながら、これをキチンと表現しようとすると相当な時間が掛ってしまいます
ので、とにかく備忘録的に色々コメントに書き残す様にしています。中には少し時間が経
って気づいて投稿した画像もあります。例えばアンドロメダ大銀河(M31)に属している球
状星団G1にフォーカスしたこの画像です。本来は望遠レンズの中央でアンドロメダ大銀河を撮影した画像です。
(2009.09.22)
「ニジミフィルターの効用」
リスタート2回目の撮影は2008年11月29日、小林氏と天城高原に出掛けました。宵のうち結構な雨が降って、その後、晴れはしましたが、暴力的な強風に襲われ、良いコンディションではありませんでしたが、直焦や望遠では「オリオン大星雲(M42)」を中心に撮影して、X2のキットズーム(EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS)の広角側では「冬の大三角」を撮影しました。一番最後の露出は準備しておいた星ナビ2008年4月号で紹介のニジミフィルターを試す事ができました。(画像はコチラ)このフィルターは ケンコーPRO1D プロソフトA(W)で、近所の家電量販店にも置いてある結構普通のフィルターです。輝星が適当に滲んで星座写真には格好です。特にデジタルは星がシャープになりすぎますので良い感じになります。
(2009.09.09)
「ノートパソコンの電池切れ」
天体撮影をリスタートした訳ですが、ひとつ問題が出てきました。ノートパソコンの電池が無くなるのが、あまりにも早いという点です。XPのNECのホームノートを使っていて、性能的に問題も無かったので、撮影に持っていったのですが、リモートライブビューでピント合わせて、撮影した画像をチェックすると、1時間もしないうちに電池が無くなってしまいました。まぁホームノートですから、そんなものとは思うのですが、年間数日の為に天体撮影用のノートパソコンを買う事もできませんし、どうしようかと思っていると、家族でパソコンを使いたいという話が出てきましたので、現在のホームノートを「それ」に当てて、新しいノートパソコンを購入する事にしました。しかし、これも天体撮影専用とはなりませんので、ミニノートではスペックがプアですし、本格的なモバイルパソコンは高価です。やはりホームノートがバランスも良く、コストパフォーマンスも高いです。そこで、電池の観点からホームノートを選んだ結果、SONYのVAIO typeN(VGN-NS50B/L)となり、2008年11月に購入しました。(唯一OSが重たいVistaというのがイマイチでしたが)近所の家電量販店でポイントを考慮すると、VAIOが10万円しなかったのでビックリしました。その後、オプションの大容量バッテリーも購入して「今の使い方」であれば、ノートパソコンの電池を心配する必要は無くなりました。
(2009.08.01)
「そして天体撮影リスタート!」
撮影の準備も出来て、10月の新月過ぎ、2008年11月1日に小林氏と天城高原に出かけました。いよいよ10年以上のブランクを経て、天体撮影リスタートです。注文していた前述の「キャノン Kiss X2」を改造した「SEO-COOLED X2(LT)」も間に合いました。まずはFC-50と200mm望遠で、定番のアンドロメダ大銀河(M31)とプレアデス星団(M45)の撮影を行いました。慣れないデジカメの撮影でしたが、ノートパソコンを使ってリモートライブビューでのピント合わせもやってみました。露出後はスグにノートパソコンで画像を見てチェック、次の露出にフィードバックできます。天気予報ほど晴れずに、日付が変わる頃には曇ってしましましたが、収穫の多い夜でした。帰宅して早速、画像を処理してみてビックリ!(ファーストライトの画像はコチラ)
(2009.07.19)
「撮影場所はどうする?」
機材の準備は進みましたが、肝心な「撮影場所を何処にするか?」です。昔は関西に住んでいましたので、主に和歌山(南部川村)や四国(天狗高原)などに撮影に出かけていましたが、現在、片山の住む鎌倉から出発して何処が良いのか・・・ネットで探していたら静岡県 天城高原が引っ掛かりました。西湘バイパスに乗れば、一本道みたいなものです。(でも西湘バイパスに乗るまでが大変ですが)雑誌のフォトコンテストの撮影地でも見る地名でしたし、とりあえず行ってみる事にしました。
(2009.07.18)
「FC-50ツインという事で」
さて次は、P2-Z赤道儀に鏡筒やカメラを「どう」載せるかです。小林氏も片山もFC-50を持っていましたので、P2-Zで使っていたタカハシ純正プレートの上に、ガイド鏡としてFC-50を固定しました。また同じプレート上にSLIKの大型の自由雲台を付けて、そこに「もう1本」のFC-50を望遠レンズの様に載せました。普通なら撮影用の鏡筒をプレートに固定するのでしょうが、昔からの経験上、あまり「ガイドマウント」みたいなモノを使いたくなかったのと、撮影鏡筒の焦点距離が長くなかったので「そういう」構成にしました。、ガイド鏡の上にもカメラを載せると、これで結構、手持ちのウェイトでバランスは一杯一杯となり、念のためにウェイトシャフトの延長棒を購入しました。(何回か撮影してみましたが、今の所、この構成で問題は無いようです)
(2009.07.11)
「電源はどうする?」
冷却改造の一眼を注文したのは良いですが「電源をどうするか?」です。昔と違って「電気」で動くものが多くなっています。カメラの電池もスペアだけでは不安です。いざという時はノートパソコンの電源として使えるものが良いです。そこで、とりあえずショップで売ってる黄色のシステム電源SG-3000DX(容量20Ah シガーソケット12V/12A インバーター機能内臓100V/120W)をネットで見つけて購入しました。今回感じたのが、どんどん「電気」で動くものが増えているのに「電源」に関してはプアいう事です。メンテンナンスフリーで気軽に使える電源の選択肢が多くありません。ちなみにレンズの結露防止に関してはヒーターでなく昔と同じカイロ灰式のカイロをヨドバシカメラで買いました。(最近流行の充電式電池のカイロも使ってみましたが、少なくとも低温の冬は実用にならない様です)
(2009.07.05)
「でも赤い星雲を撮りたい」
2008年の10月の新月を目指して天体写真再開の準備していましたが、やはりフィルターを改造したカメラが欲しくなりました。普通売っているデジカメは「人間の眼」と同じ様な色感度になっていますから、赤い星雲(波長で言うと水素原子が放つHα=656.28nm)を明瞭に捉える事ができません。そこでショップでフィルターを換装して赤い星雲を捉えられる様にした改造デジカメを販売しています。そんな矢先「趣味人」というショップで、フィルター換装だけでなく、ペルチェ素子を使って撮像センサを冷却する様にキャノン Kiss X2を改造したSEO-COOLED X2(LT)が20万円を切った価格で発売される事を知りました。フィルターを換装したカメラを買うなら「冷却も付けちゃえ」という事で、思い切って注文に踏み切りました。撮像センサを冷やせばノイズを減らす事ができます。
(2009.06.30)
「レンズはどうする?」
さて、次は撮影用のレンズです。最近はデジタルを意識したフォトビジュアル望遠鏡も出ていますが、でもイキナリそれも「お金」がかかります。FC-50のテスト撮影の像が結構よかったので、とりあえず、純正レデューサを付けて「fl=290mm F5.8」で使う事にしました。しかし、銀塩の経験で考えると、F5.8では暗すぎるので、何れは買い替えが必要と思いました。(実際撮影すると、その心配は必要ありませんでしたが)また、カメラレンズに関しては、元々PENTAXユーザーで「FA* 200mm F2.8」や「FA* 85mm F1.4」といったレンズ等を残していました。(でもキャノンのカメラを使うようになるとは夢にも思いませんでしたが)X2への取り付けに関しては、ネット上でPENTAXのKマウントレンズをEOSマウントに取り付ける宮本製作所(RAYQUAL)のマウントアダプタ(PK-EOS)の存在を知り、購入しました。これでレンズは準備完了です。
(2009.06.13)
「赤道儀はどうする?」
この様に、X2を使って色々遊んでみましたが、2008年10月の新月の時期を目標に、本格的に星雲や星団の撮影を再開しようと考えました。さて「まず」赤道儀をどうするかです。最近の赤道儀はオートガイドや、パソコンと繋げて自動導入できたりするのが普通になっています。でもイキナリそれも「お金」がかかります。どうしようかと考えている時に、20年以上前から一緒に天体写真を撮っていた友人の小林氏がタカハシP-2Z赤道儀を残している事を知り、機材をシェアして一緒に撮影に行く事にしました。人によっては、機材をシェアしたりするのは、信じられないかもしれませんが、昔から良く知っていますし、お互いに40歳を過ぎてるので、役割分担すると体力的にも楽です。P-2は小型で、昔からある赤道儀で「オートガイド」も「自動導入」もできませんが、とりあえず、これでスタートする事にしました。
(2009.06.10)
「次はペルセ群を撮ってみる」
そして2008年の夏となり「星ナビ9月号」にX2の連写モードを使ったペルセウス座流星群の撮影法が載っていたので、撮影してみる事にしました。デジカメでの天体撮影についてわからない事だらけでしたし、一度、実践してみようと思いました。予めリモートスイッチ(レリーズの様なモノ)とキットズームのフードとスペアのカメラ電池を購入して、長崎への帰省の荷物にカメラ三脚を入れました。光害のひどい市街地での撮影でしたが、8/12極大日の夜は晴れて、X2のキットのズームレンズ(18mm F3.5開放)の静止撮影で、最高画質JPEGで断続的に30秒露出で、260コマ(1.48GB)撮影して、7コマに流星が写っていました。連写モードは勝手に次々撮影していって楽しいです。撮影時刻などのデータも同時に記録していきます。メモリカードは2GB程度あれば十分という感じで、カメラ電池も常温ではありましたが、交換の必要もありませんでした。ピントも稲佐山の頂上の光源を使って合わせる事ができましたし(でもピントリングは回転しやすいのでテープ止めは必須)少しデジカメによる天体撮影の感覚を掴んだペルセ群極大の夜でした。
(2009.06.02)
「そして月を撮ってみる」
こうして購入した「EOS Kiss X2」を望遠鏡につないで、2008年6月13日に会社から帰って自宅から「まず」月を撮ってみる事にしました。望遠鏡は1本だけ残しておいたタカハシFC-50を使い、拡大撮影を試みました(詳しいデータと画像はコチラ)これまでFC-50を撮影に使った事は殆ど無かったのですが、改めてフローライトF8の性能の良さに気付き、デジタルのレンズとして十分に使える事を確認しました。それと何より撮影後「ピントが合ってるのか?」「適正露出か?」をスグに確認する事ができる点、おまけにフィルムや現像や焼き付け等のランニングコストが殆ど掛からない点、これはデジタルカメラだから当然と言えば当然の話ですが、実際に撮影してみて、それらメリットを実感する事ができました。
(2009.04.27)
「きっかけは EOS Kiss X2」
2008年のGW直前、それまで8年ほど使っていた家庭スナップ用の200万画素のデジカメが壊れてしまい、新しいデジカメを買おうと探していたら、丁度キャノンの「EOS Kiss X2」が発売された所で、値段もデジタル一眼としては「安くなったなぁ」という感じだったので、近所の家電量販店でダブルズームキット(EF-S 18-55mm F3.5-5.6+EF-S 55-250mm F4-5.6)を購入する事にしました。もちろん家庭で使うので、IR改造なんかはできないので、昔みたいに「赤い星雲」は無理だけど月とか惑星とか星野くらいだったら撮影できるかなぁ〜という感じで、ところが、10年以上ぶりで天体撮影を再開すると、改造しなくても、そのポテンシャルに驚く事になります。
(2009.04.26)
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