標高135m、窓からは街と海が見え、裏には六甲山系がある。
(神戸はわかりやすい。南が海で、北が山。方向音痴になりにくい街だ。)
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家の横の坂には20°という標識が建っている。
あまり見かけないのではないだろうか?
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おもしろいもので窓から見える電線は窓に対して
ちゃんと20°になっている。
メリーさんは昔、分度器で測って
標識通り家が垂直に建っていることに感心した。
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こんな坂だから、出掛ける時ヒールの高さは倍になる。
慣れない人にはかなりスリルがあるようだ。
靴のかかとの減りはとても早く、
駅周辺の靴の修理屋さんはいつも繁盛している。
(他の大都市に行って、駅周辺に靴の修理屋さんがないのにビックリした。)
そして坂には時々車止めに使ったと思われる大きめの石が忘れられている。
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メリーさんは家を出る時、海を見ながら坂を降りる。
雨上がりの日は最高に気持ちがいい。
街の埃が雨で流され、道も街も海もキラキラ輝いている。
帰りは逆で山を見ながらの坂登り。四季の変化が楽しめる。
スーパーでどっさりと買い込んだ時は
まるで体育会系の強化トレーニングのようだ。
さらに飲んで帰ったときは心臓破りの坂に一転する。
そんなこんなで日々トレーニング。
お陰で毎年行く体力測定は、年齢よりかなり若い結果のようだ。
係りの人は驚いて「何のスポーツをされていますか?」と聞く。
特に何もしていないのに・・・。

道路から門柱までもが階段になる。
だからこの辺の配達の人は大変だと思う。
道は狭いし、坂だらけ。おまけにくねくねしている。
「神戸で運転できればどこへ行っても恐くない!」と
免許取立ての頃、メリーさんはよく言われた。
確かに当たっている。
但し、自転車は危なくて乗れない。

裏が山とあって、野鳥たちの訪問も盛んだ。
季節柄、早朝(6:00am)からウグイスが庭のどこかの木で鳴いていた。
ずーといい声で鳴いているので、メリーさんは見たい気持ちを抑えて
ベッドの中で聞き入っていた。
カーテンを開けるとその音で逃げ出すであろうから・・。
まるで朝から独唱会をしている様子。
メリーさんとモーさん(メリーさんの相棒)を前に・・・。
「あっ上手!すごい!ちょっと下手?うん、今のいいよ!」と言いながら
勇に5分は聞き入っただろうか。

ご機嫌なメリーさん この自然環境がすごく心地よいらしい。

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