二〇〇五年の法杖
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礼儀知らずなヤツがいる。
そういうヤツとは、付き合いたくない。たとえそのために自分が不利益を蒙ったとしてもだ。そんなヤツに阿るぐらいなら、むしろ胸を張って堂々と朽ち果ててゆくほうを選ぶ。
男の美学はやせ我慢だ。。
ひとつ、心に決めていることがある。 その日が来るまで、決して明かさない。
書いたものはなくなっても、心が覚えている。
文字のひとつひとつではなく、そこに記された思いを。そう信じている。
嫉妬の塊。
不安の塊。
焦燥の塊。今の自分。
ちくしょう。
なんでいつもこうなんだ。悔しい。
いつも後手後手だ。
何かを為す時には、気持ちや意志だけではなく手順が必要なのだ、と今になって思う。もう手遅れだけど。
そいつがそんなつもりでいるなら、ことによると、ことによるかも知れない。可能性は常にある。時が自らに利することもある。諦めるのは最後でいい。
それにしても、語彙が貧困で構文が未熟な人間と話すというのは、空しいものだ。
本当に自分がどうしたいのか、どうしたらいいのか、分からなくなることが多い。他人に相談もできないし、困ったものだ。
誰か、「それでいいんだぞ」と言ってくれないものだろうか。
ちっぽけな出来事が人生を変えることもある――と信じたい。
何も言うまい。これが自分の戦い方だと決めたのだから、この戦い方で押し通すのみだ。失敗に終わるかもしれないが、少なくとも他の方法でうまくいくとは到底思えない。我ながら損な性分である。
「この人は絶対に自分を裏切るまい」と信頼できる人がいるというのは、幸せなことだ。そして、「この人にならたとえ裏切られてもかまわない」と思える人がいるというのは、それにも増して幸せなことだ。