2009年3月31日のテーマ

民主党という政党はとことん駄目政党であるとつくづく思う。
今月の初めからの小沢金脈問題。
これが民主党という政党の限界をハッキリ物語っている。
議員総会を開きながら、嘘とごまかしを続ける小沢党首にたいしてこの問題に対する質問ひとつ出来ないのはどういうわけなのか。
小沢党首の言動を検証してみよう。
当初彼は西松建設のダミーである政治団体からの献金に対する認識として、テレビの前でハッキリとそれが西松からのものであると知らなかったと言明している。
では今はどうなのだろうか。
知っていたのか、知らなかったのかもう一度確認する必要がある。
知っていたとすればテレビの前で国民に嘘をついたことであるから、党首にとどまる資格は無い。
マスコミはなんとなく知っていたに決まっているではないかという解釈をしているだけだし、国民も知っていたに決まっているよ、と思い納得しているようだ。
しかし、嘘をついたかつかないかは大変重要な問題であるから、再確認されなければならない。
決してあいまいにしてはいけない。
知らなかったとするならば、その後の彼の言葉が微妙に食い違って居ることを解明する必要がある。
彼は事務手続き上の問題であるといっている。
地方政治団体に対する献金なら問題なかったと言いたいらしい。
でもこの弁明は、前述の知っていたかいなかったかの問題に直接関係は無い。
また何一つ悪いことはしていない、とも言っている。 つまり収賄として起訴されるようなことはしていない、といっているのだが、これまた知っていたかいなかったのかとは関係ない。
だがそういうことによって、この政治資金規正法違反の問題を暗に否定しているのだ。
論理的根拠抜きで自分は潔白だといっているのだ。
この人の論理のすり替え、レトリックはまことに巧妙である。 自分の進退問題について、辞任をちらつかせながら先送りしている。
当初、秘書はまったくの無罪と確信していると主張していた。
そして秘書が起訴されれば、そのときに進退について決断するといっていた。
あたかも秘書が起訴されれば辞任するかのような印象を与えておいて、当面の批判をかわした。
そして実際秘書が起訴されると続投したいという意思を表明してこれを党にはかり、了承されるとそのまま居座っている。
国民がどう判断するかだ、とも言っていたが世論調査の結果などどこ吹く風。
千葉県知事選で負けても知らん顔だ。
もともとこの知事選は自民党が分裂し、民主党推薦候補が圧倒的に有利だったにもかかわらず、完全無所属を名乗る隠れ自民党森田健作に大差で破れてしまったのだ。
このひと月間の民主党のダメージは計り知れない。
世論調査の結果を見れば明白である。
それなのに小沢党首は「この選挙に勝って二大政党による政治を実現させることが大事で、自分が総理になるための選挙ではない」などと思わせぶりなことをいって誤魔化している。
「嘘をつけ」と言いたい。
彼が画策したといわれる自民党との大連立は、お題目である二大政党の政権交代とどう整合するのか。 高齢の福田首相の後は自分と思ったからではないのか。
それにしても、この駄目党首の首に鈴をつけられない民主党の面々のだらしの無さは目に余る。
いまや当確候補が有力候補に、有力が当落線に格下げになったというのに何をしているのだろう。
わずかに小宮山洋子代議士が党大会で退陣を迫っただけで終わってしまった。
前回のこのパスカルの論評で小沢党首は総理になることだけが目的だから、最後までじたばたすると予測し、事態はその方向で進んでいる。
このまま推移すれば何か特別のことが起こらない限り民主党は選挙に勝つことも難しくなるだろう。
そのような方向が見えてくるまで民主党はこのままほっとくわけには行くまいが、今の小沢擁護は正気の沙汰ではない。
なにしろ国民は金権体質の政治家が大嫌いなのだ。そんな人が党首?となる。
マスコミは報道しないが、週刊誌が小沢党首の金権疑惑を暴き、彼が名誉毀損で告訴した件で、週刊誌に無罪の判決が出た。 つまり暴かれた疑惑は根拠無しではないということなのだ。
それなのに小沢党首はあっさりとこの判決を受け入れ、控訴もしなかった。
つまり告訴することで疑惑をいったん沈静化させ、ほとぼりが収まったところで終わりにする手法をとったのだ。
先延ばししてやり過ごすのは彼の常套手段なのだ。
自民党の若手などは、小沢党首が続投を決めるたびに、選挙が有利になると拍手をしている。
麻生首相などは足元を見て、補正予算に賛成しなければ解散、をちらつかせている。
この先どうなるのだろう。
万一このまま推移して民主党が選挙に勝ち、小沢総理実現などということになったら、日本は数十年前に逆戻りだ。
蛇足だが、郷原という元特捜検事がマスコミに突然出てきて自分だったら事件にしないなどと検察批判をしている。
これは不思議なことで、法の前には万人が平等、次期総理が有力視されている男の秘書だからといって禁固5年以下の刑に目をつぶったら不当だろう。
なぜこの時期になどというのは、そうかもしれないが本質的な議論ではない。
ところでこれは憶測、且つ議論の本質から外れるが、今回の件にアメリカの影がちらつくような気がする。
クリントン国務長官を「どうしても会いたいというなら会ってやる」と侮辱し、日本の国防には第7艦隊だけでたくさんだなどと神経を逆なでするような男に日本の首相に成って貰いたいと思うはずは無いのだ。
前から言っているが、寄せ集めの民主党に政権担当能力は無い。
そして今度の選挙では、民主党であれ自民党であれ、古い体質の政治家が一掃されることを願ってやまない。
  

以   上

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