2008年12月30日のテーマ

2009年の予測の前に2008年の予測の結果を総括しておこう。
2008年を漢字一文字で表せば「失」であるとし、これは当たったと思う。失望の「失」財産が失われる「失」であるとしたのだ。
だがこの「失」は小失である、と予想したのが大きく外れた。
御存知のとおりの大不況、株価の下落である。汗顔の至りである。
誰がこのような不況を予測できただろうか、などという言い訳はこの際しない。
一人独自の予想をして的中させるのがこのパスカルの論評の真骨頂だからだ。
その他の点では、福田首相が派閥均衡、改革後退の内閣改造を行って自民党滅亡の道が始まる、年内解散は無い、ドルは100円を切るなど、大方の評論家諸氏と反対の大胆予測を行って的中した。
スポーツでもオリンピック金メダル数の大幅減少、星野が監督である限り野球は優勝できない、日本プロ野球の巨人優勝、アメリカ大リーグの日本人選手は松坂を除いた全員が前年成績を下回る、として的中した。
中国のオリンピック後の政治的経済的破綻を言い立てた評論化が多かったなか、それは無いと言い切った。
世界不況の波に巻き込まれ、成長率が鈍化したとはいえ堅調で、いまや世界経済の救世主になることを期待されているではないか。
それにしても今の日本、金がすべての世の中にしたのがいけない、と批判している同じ人が金を寄越せと吠え立てるのは大きな矛盾である。
今から40年位前、左翼華々しきころ、人々が豊かになるためには、分配で争うよりパイを大きくすることだと気付いて日本は経済発展してきたのだ。
ここで退歩すれば、日本は本当に世界から遅れてしまう。
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「経済」
今年は週刊東洋経済「有力エコノミスト38人による予測」の最大多数値に対抗する形をとる。
1. 実質GDP成長率0.0-0.5・ 7人。 マイナス0.1-0.5・ 16人。 マイナス0.6-1.0・ 11人。 パスカル・マイナス1.0−1.5
2. 日本経済が回復に向かう時期、 09年10-12月、 14人、 10年1-3月、 7人、 10年4-6月、 9人、パスカル10年7-9月
3. 日経株価最安値・ 7000-7500円・ 18人。 6500-7000円・10人。 パスカル7000−7500円
4. 日経株価最高値・ 9000-10000円・11人。 10000−11000円・6人。 11000-12000円10人。 12000-13000円7人。パスカル10000-11000円
5. 最高値の時期・12月・28人。11月2人。 パスカル4月。
6. 最安値の次期・1月・11人。2月7人。3月12人。パスカル11月。
パスカルの論評は、はもし利益の出ている株があれば3・4月に売却し、10・11月に安値購入することをお勧めする。
7、消費者物価コア指数・0-0,1%上昇・11人。0.1−0.2%下落6人。0.3-0.4%下落10人。パスカル1,0%以上下落。 8、円ドル最高値・80-84円10人。85-89円20人。パスカル75-79円。
9、円ドル最安値・100-104円・17人。105-109円・10人。パスカル95-99円。
2009年は円高原油安、そして不況をベースにモーレツな安売り合戦が起こるだろう。
今までの不況では主として卸売物価が下落したが、今度は消費者物価が下がる。
これについてゆけない企業が倒産し、デフレスパイラルに近い状況となるだろう。
2009年はどん底の年であろう。
しかし一方で失業率はさほど下がらないだろう。
なんといっても、労働の供給がひところより少ないのだ。
2001年の失業率5.5%有効求人倍率0.5%などというほどにはならない筈だ。
日本の需要、世界の需要も徐々に回復するだろうし、10年前とは世界の総需要の絶対額は桁外れに大きいのだから再来年の半ばまでの我慢だ。
「政治」
麻生首相はぎりぎりまでは粘るだろうが所詮は野垂れ死にだ。
自民党は選挙に新しい顔が見つけられれば善戦するだろう。
民主党が健康問題に難のある小沢を切れれば大勝するだろうが、そうは行くまい。
国民は政官癒着の利権体質を徹底的に嫌っている。
郵政民営化で自民党が大勝できたのは、利権体質からの脱却を期待されたのだということを、自民党も民主党も理解しなければならない。
然るに今、マスコミは利権体質の官僚や政治家に誑かされて、政治に優しさをなどと言葉だけのキャンペーンを張り、日本を再生し豊かにするにはどうしたらよいかの議論がなおざりになっている。
日本の政治の未来は暗い。
「社会」
今日本の社会は嘗てないほど病んでいるなどといわれている。
秋葉原の無差別殺人がその象徴だという。
だからアメリカで無差別殺人事件が起こったとき、日本ではこのようなことは無いと威張っていた連中が、こうした事件が起こると急に社会が病んでいる証拠だと言い出した。愛国教育修身教育が行われていた時はこんなことは無かったなどという。
だがちょっと待って欲しい。
昭和15年に津山30人殺しという事件が起こっている。
愛国修身教育で育ち、兵役丙種でお国の役に立てないと嘆き、育ての祖母を愛し、姉を愛した21歳の青年が社会に受け入れられないからと、ほとんど無差別に30人を殺したのだ。
殺人の予告をしたところも秋葉原の事件とそっくりである。
  このことは社会的背景や教育は事件と何の関係も無いことを示している。
だがそうであっても、真の平和のためなどと称して、愛国心教育はますます盛んになるだろう。
今は50代の男性二人が些細なことで電車の中で殴りあいしたら大きく報道される平和な世の中なのだ。
昔は日常茶飯事であったいじめや、部活での制裁が厳しく批判される誠に平和な世の中ではないか。
アラブ諸国ではないのだ。
思想教育はやめて欲しい。
年末のテレビで特筆すべき番組があった。
武田という科学者が現在の日本で騒がれている地球温暖化問題のほとんどは嘘であり、利権の元であると根拠を持って喝破したのだ。
このような人が番組に出られるとは、テレビも少しは良いところがある。
政治家や官僚が圧力をかけても屈することなく、後追いして欲しい。
お笑いブームは2009年からねた切れで後退する。
有名高給司会者たちも出番が少なくなるだろう。
「スポーツ」
2009年はスポーツの大きなイベントはあまり無い。
フィギュアスケートの世界選手権優勝は身びいきも入るが女子浅田、男子織田、悪くても2位だろう。
WBCはオリンピックと違い今年の相手は強豪揃い。
だが星野に代わる原(渡辺ならもっと良かったのだが)に期待して思い切って優勝とする。
日本のプロ野球はセントラル巨人、パシフィック西武.(穴なら今年限りのバレンタイン・ロッテ)
MLBは悔しいが今年は筆者の嫌いなヤンキースの優勝、もし田沢が活躍すればレッドソックスにも芽がある。 レイズは息切れするだろう。
イチロー、城島のマリナーズは今年も圏外。
  

以   上

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