2007年6月30日のテーマ

昨年末今年の予測を行った。
それから丁度6ヶ月が経過したので、当時の予測の検証とあわせて後半の予測を行ってみよう。
「総論」
カオスの時代は続くものの、ある程度の収束もあり、2007年ほどの混乱はない、と予測した。
これは今日までのところ概ね当たっており、今年後半も同じように推移するだろう。
「政治」
福田首相は冷たい調整型で、することが後手に回り、言葉が相手に響かない。今必要なのは小泉改革の完成であって修正ではない、正念場は内閣改造、抵抗勢力を切って捨てあっと驚く改革推進内閣が必要とされる。
だが彼はそれが出来ないだろう。
以上は昨年述べたがこの情勢は現在も変わっていない。
昨年末は今にも衆議院解散か等と評論家は言っていたが、このパスカルの論評は2008年中にはない、と予測した。どうやらこれは当たりそうだ。
衆院選は自民党が勝つ。さすれば小沢民主党党首は辞めざるを得ないだろう。
だが3分の2取れるわけではないから、政界再編成はこの段階ではないだろうか。
国民は既得権益を守ろうとする役人や守旧派勢力が幅を利かせる限り、自らの負担増には応じないだろう。
「経済」
昨年末予測したときより情勢は悪化している。
成長率は1.0%を切ることはないだろうし、アメリカ経済の減速は世界経済にマイナスではあっても限定的との考えは変わらない。
円高で今年中に100円を切ることありと予測し当たったが、企業の社内レートは100円近辺である。
今は105円の円安だから輸出産業の利益は予測を上回るはずだ。
バブルが弾けた時代と異なり、設備投資もM&A意欲もさほど衰えていないから、来年春先には景気回復の声が聞こえてくるはずだ。
「株価」
この予想は外れた。
年末日経平均一万5千5百円のとき購入を勧め、春先には高くなるから売ってしまう短期の売買を推奨したが、その後上がることなく今一万三千五百円。
だがもし年末の水準で株を買った方が居れば、是非損切りすることなく持続して欲しい。
今年末から来年春先にかけて4千円から5千円上昇すると思っている。
円高(ドル安)傾向が足を引っ張るが、日銀は不景気を恐れて金利引き上げには踏み切れないだろうからたいしたことはない。
株価は回復すると信じている。
「国際政治」
アメリカ大統領はヒラリーと予想したが、民主党候補の段階で穴馬オバマにその座を奪われてしまった。
大統領は結局オバマになるだろうが、世論調査が示すほどの大差はつかず接戦になるだろう。
日米安保の意味が小さくなる、その始まりの年となることは確かだ。
その一方で日本の国際的な発言力は低下の一途をたどるだろう。
中国は大地震や地方での暴動に見舞われ、経済格差の問題も有って今にも破綻するという人が多いが、日本や韓国が同じような道をたどったことを考えれば何とかこなすだろう。
ただ中国は汚職の一掃と都市農村間の出身地による身分差別を撤廃すべきである。
「スポーツ」
オリンピックは金メダル前回16が10(多くて13)の予想は変わらない。
大リーグは日本人選手の成績は松坂を除いては押しなべて下がると予想したが大体そのとおりだ。
松井、福留はがんばっているがそのうち息切れするだろう。
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2008年の一年をあらわす漢字一文字は「失」ただし小失である、としたが今までのところ当たっている。
失望の失、財産、期待、日本の発言力が失われる失である。
  

以   上

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