2005年11月3日のテーマ 小泉新内閣

内閣の顔ぶれ予想は見事に外れた。
まあ当てる方が無理なので、これは仕方がないと思っている。
この内閣は小泉首相の言うように、構造改革実行内閣である。
改革の総仕上げ、そして小泉以降も、この小泉路線を定着させる為、次期総理最有力と言われる安倍晋三を官房長官に当てた。
官房長官は首相と一体にならなければならないポストだからだろう。
外交のポイントとなる外務大臣、官房長官が超鷹派なのは返って小泉外交がやりやすいだろう。
鷹派を相手のある外交に当たらせておけばそう無茶なことも言えないし、総理の出番も多くなるというものだ。
もともと小泉は鷹派ではない。
靖国にこだわっていることで鷹派と見られているようだが、彼は首相になる前は毎年靖国神社参拝をしていたわけではないのだ。
こだわったのはそれを他国や他人からとやかく言われて変えたくない、自分がすると言った事はやりとおすという姿勢の表われと解釈できる。
自民党の憲法改正試案を第九条一項変更せずとしたのは彼の意向であり、自民党きっての鳩派後藤田正晴氏の葬儀に二度も弔問しているし、北朝鮮に対しては経済制裁などせず話し合い路線を貫いている。
不戦の誓いの為に靖国神社参拝をしている、という彼の言葉を信用したい。
鳩派鷹派と言ってもその中身は千差万別。
筆者のように超鳩派を自称しながらも、核兵器、長距離ミサイルを保持すべきだと主張するものもいる。
安倍や麻生も外交の要のポストについたとたん、今までの主張が後退し始めている。
この内閣の中で最も儲け役は安倍官房長官である。なにしろこれからは国民に不人気な政策の道筋をつけなければならないのだが、その責任は担当大臣と小泉首相が取ってくれる。
傷がつくことの無いポストである。
この人については全く評価していないのだが、このまま何事もなければ次期総理ということになるのだろう。
テレビに出ずっぱりになることも有利に働く。
83人の一年生代議士を擁する小泉首相の威力は絶大で、事実上彼が次期総裁を決めることになるが、次期参院選挙についても考えねばならず、しかもこれは議席を減らすだろうから、後継は人気のある安倍ということになるのだろう。
主要閣僚で次ぎの儲け役は竹中総務大臣、役人の数を減らすという難しい仕事だが、金融改革、郵政民営化を成し遂げた手腕からすれば、実績を上げることは出来るだろう。
最も民主党はもっと役人を減らせといってくるだろうし、この点では辛い立場だ。
この人無くして小泉改革は出来なかったと思うし、政治家はすべからく彼ぐらいの知識と説得力が必要だろう。見習って欲しい。
なを、安倍総裁のもとでの次回衆議院選挙は、自民党が大敗するだろう。
この予想は必ず当たる。
  

以   上

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