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新聞によれば、病院の勤務医師を含めて、医師の平均所得は二千八百万円を越すという。
インターネットでは三千万円以上が定説である。
医師と言っても昨日インターンを卒業した若造から、殆ど受診者の来ない超高齢の開業医まで含まれるから(筆者の家の近所にいる)彼らの所得は巨額だ。
それだけではない。
著名な医師に診てもらったり、手術をしてもらえば裏で別途礼金を払うことが常態化している。
それなのに医師会は近年所得が減少していると称して、診療報酬の引き上げを主張している。
一方我々診療費の自己負担率は増加している。
いい加減にしてくれといいたい。
合理的な診療報酬のあり方が徹底的に追求されなければならない。
筆者は慢性喉頭炎でちょっと油断すると熱や咳が出る。
そこで近所の耳鼻科に行き治療してもらうのだが、このとき山のように薬が出てくる。
抗生物質、咳止め、痛み止め、胃薬(痛み止めを飲むと胃を痛めるからだそうだ)、うがい薬、トローチ(喉飴のようなもの)などなど。
体力が弱っているからとアリナミンを貰った記憶もある。
慶應大学病院で外来患者を診る医師近藤誠氏は、「どんな病気であれ、3種類以上薬が出てきたらそれは医術ではなく算術だ」と言い切っている。
薬代は大した金額ではないから、また市販の薬より安いから、なんとなく貰ってしまうが、筆者の場合、自己負担は二割、残りの八割は健康保険が負担しているのだ。
だから医者の手元には五倍の金額が入るのだ。
しかもその単価は市販の薬(例えばトローチ)より実際は遥かに高いのだ。
それなのに多くの人は、医者から薬を貰うと、自分が直接支払う金額が安いので何か得をしたかのように思ってしまう。
これは大きな間違いで、医師たちは我々が支払った健康保険料を高い単価で貪っているのだ。
このへんの構造をたち切らなければならない。
また筆者は、健康診断で糖尿病になる「可能性」があると指摘された。
血糖値は正常の範囲内だがやや高めであり、インスリンの分泌が多いからだという。
糖尿病はインスリンの分泌が少なくなったため、血糖値が上がってなるものだと思っていたが、多くてもなるものなのだろうか。
インスリンの分泌が多いとこれを作っている膵臓が損なわれやすいからだという。
そこで健康診断でやったのに再び血液検査、高いMRIで膵臓の検査(何事もなかった)、インスリンの分泌を少なくし且つ血糖値も下げるという薬を貰って二ヶ月ほど経過を見ることになった。(胃の薬もくれた、いや買わされた)
薬葉嫌いなので、普段は服用せず、医者と診察を約束した日の1週間前からその薬を飲んで出かけたところ、インスリンも血糖値も下がって医者はご満悦、次回は年明けでよいという。
ところが看護婦に予約をすると次回は11月という。 薬もなくなるからだそうだ。
そんな薬要らないよと言いたいのをぐっとこらえて、十一月に行くことにした。
要するに過剰診療なのだ。
また医師会は言う。
誰でもがどんな医者にも同じ料金で診てもらえ、手術してもらえる素晴らしい日本の医療制度を守らなくてはならない、と主張する。
だが先にも述べたように、そんなのは建前に過ぎないのだ。
誰だって始めて手術をする医者に手術してもらいたいとは思わない。
できれば練達の人にしてもらいたい。
だがそんな自由が患者の側にあるだろうか。
ありはしないのだ。
それなのに誰でもが名医にかかれるなどと言う医師会は、偽善の塊だ。
そんなことよりカルテの開示、手術時のビデオテープの患者家族への公開、など患者にメリットがあり、医師側の責任が明確になる方法を推進すべきではないか。
自らの襟を正して後に値上げなどの自己主張をするべきである。
小泉さん。
郵政の次ぎは医療改革ですよ。
以 上
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