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日中間日韓間で歴史認識、領土についての議論が緊迫化している。
それらに日本の国連安全保障常任理事国入りの問題が絡んで、一層複雑さを増している。
これらについては、冷静に論理的に議論を進めることが必要なのは言うまでもない。
しかし当事者がいくら冷静でもこれに国民感情が絡むと問題の解決は難しくなる。
一体どうしてこんなにまで中国や韓国で反日感情が高まってしまったのだろうか。
政府が操っているのだとか教育がおかしいとかいろいろ言われているが、見過ごされている問題を一つ提起しておきたい。
それは彼らから日本人が嫌われていると言うことだ。
中国や韓国で仕事をする機会が多かったので特に良く判る。
何故日本人は嫌われるのか。
個人的な体験を一般化するのはいささか妥当性を欠くが、10年以上前韓国の年配の社長夫人からこう言われた。
「本当のことを言うと私は日本の人は好きではありません。だけど貴方は別です。貴方は威張らないし、袖の下も受け取らないし、女性も要求しない。そんな日本人に戦前戦後を通じて会ったことがありません」
いささかオーバーな表現だし、こんなことで褒められるのは苦笑ものだが、言われてみるとそうかもしれないとも思う。
全ての人がそうではないと承知の上であえて言うが、日本人は相手が弱いと威張り散らすし、侮蔑的な言動をする。
ちょっと相手が失敗すると口を極めて罵り、商品でも韓国では通用するが日本ではB級品扱いになってしまうのは国情の差であるに過ぎないのに、価値判断の規準がおかしいという言い方をする。
そして二言目には(お前の国より立派な)日本ではそんなことは有り得ないなどと言う。
この頃は観光客も酷かった。
団体買春ツアーがあって、大勢が売春婦を片手に観光バスで白昼堂々一流ホテルに入り、卑猥な言葉を大声で掛け合いながらチェックインする姿に筆者は何度もお目にかかっている。
もしそんな事を韓国の人が日本でやったら、それを見て我々はどう思うだろうか。
お前の体験が全てではない、と言われればそのとうりだが、一事が万事と言うことだってある。
韓国人に日本を理解せよなどと言っても通用しないのは当たり前ではないか。
営業の基本は相手に気に入られることである。
嫌いな人間からいくら正論を聞かされたって、はいそうですかという訳には行かないのだ。
中国だって買春ツアーこそないが、事情は似たようなものだ。
先進国として威張っていたかもしれないが、相手が力をつけてくれば嫌いな奴におとなしくしてはいないのだと知るべきだ。
先進技術を教えてやったのに恩を仇で返されたという人がいるが、ナニその先進技術だって元をたどれば欧米から来ているのではないか。
昔日本人は「支那ポコペン」などといって中国の人を侮蔑した。
これは彼らがPとBの発音の区別が苦手なことを、こんなことも出来ないのか、とばかにしたことから来ている。
しかし英語圏の人に言わせれば、PとBは発音の仕方が極めて似ているから区別がつかないのは理解できる、だが発音の仕方の全く違うRとLの区別がつかない(日本人)のは理解できないというのだ。
物事は見る角度によって全く違ってくる。
交流を深め、理解を深め、お互いに嫌いでなくなったときに、物事は解決するのではないだろうか。
以 上
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