04年1月8日のテーマ 拉致議連に一言

今あなた方は何をしようとしているのか。
一年前外務省がしようとしていたこと、そしてあなた方が大反対していたことを、あなた方自らの手でしようとしているのではないか。
拉致被害者の人々をいったん北朝鮮に戻し、子供達と一緒に日本に帰国させるというのは、そもそも当初から日本外務省と北朝鮮のシナリオどうりの事だし 、それについて大反対し、家族達の無条件帰国、亡くなったとされる人々についての疑問点の解明、ほかにもいると思われる拉致された人々の帰国と真相の解明、これらが解決しない限り、いかなる交渉も外務省はしてはならないと強硬に主張していたのはあなた方ではなかったのか。
それがいったん自分達が主役になれそうだとなると、従来の主張は何処へやら、今はまず家族の人達の帰国を最優先に考えたいとか、その為には交渉役となって北朝鮮に行っても良い、などと言い出した。
そしてこうなったのは、自分達の主張する経済制裁を恐れて北朝鮮が折れてきたのだ、などと手柄顔なのは噴飯ものである。
自分達が勝手に事態をこじらせていたのが元に戻っただけではないか。
困っているのは北朝鮮、すぐむこうのほうから折れてくる、と言っていたのが北朝鮮の強硬姿勢に一年も事態の解決を膠着させてしまって、自分達も困っていたところだから北朝鮮が交渉相手に指名してきたのは渡りに船と言うことだろう。
北朝鮮は日本の外務省は嘘をつくからあなた方と交渉したい、と言っていたなどと彼らと会見した平沢代議士はテレビでしゃべっていたが、そもそもそうした事態に追い込んだのは自分達ではないか。
勘ぐって考えると、外務省がそろそろ潮時と見て、非現実的なあなた方を黙らせる為北朝鮮に働きかけてお膳立てをしたのではないかとも思われる。
まあ馬鹿馬鹿しくてまともにコメントする気にもならないが、今日までの世論の形成に大きな影響を与えたマスコミ共々、あなた方は大いに反省するべきである。
これから先の交渉にはいろいろ紆余曲折は有るだろうが、今困難に直面している拉致被害者の為を思って現実的な解決の道を探り、ほどほどのところで国と国の交渉に戻すべきと思うが如何だろうか。
筆者は外務省の手先でもなければ、北朝鮮の手先でもないが、人的、経済的交流を深めることによって今日両国間に有る諸問題の解決は早まるだろうし、第一戦争による解決よりはるかに経済的だし、何よりも人道的なことは、今日のイラクを見ていれば良く判ることだとあらためて指摘しておきたい。

以   上

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