03年7月8日のテーマ 不満は有るが小泉を支持

自民党の総裁選、衆議院の解散と巷の声はかまびすしい。
亀井代議士などは小泉総裁の再選は100パーセント無い、などと咆えている。
加藤紘一を裏切って実力者野仲とくっついた、曲者といわれる古賀誠(名は体を表す?)も盛んに小泉反対をとなえている。
こういう評判の悪い連中が騒げば騒ぐほど、逆に小泉が有利になる構図だし、清新の気にあふれる有力候補者も今のところ居らず、衆参両選挙のことを考えると変な総裁のもとでは自民党は戦えないから、今後余程のことが無い限り、総裁選はまず小泉の勝利に間違い無かろう。
あのお茶の間とマスコミの評判は良いかもしれないが、筆者に言わせれば拉致問題を混乱させ日朝交渉を中断の張本人、世間知らずのお坊ちゃま、安倍晋太郎などを間違っても担いではならない。
総選挙はどうだろうか。
民主党は烏合の衆の集まりで何をしたいのかわからない政党である。
あれやこれやと理屈をつけているが、政治理念の異なる連中の寄せ集め、小泉内閣に反対という点では一致しても、自らの政策をまとめることが出来ない。
だからイラク支援法案の修正案すら出すことが出来ないのだ。
曖昧模糊とした総論的政策ばかりで、その具体的解釈は各議員によって違う有様だ。
反対だけの嘗ての社会党と対して変らない。
小泉内閣不信任案の提出などと騒いでいるが犬の遠吠えだ。
無法者北朝鮮から日本を守ってくれるのはアメリカなのだから、そのアメリカから協力を要請されれば言うことをきかざるを得ないのは誰が総理大臣であっても同じことだし、その点については日本人なら殆どの人が判っているし、それについていやいやであっても反対出来ない事を知っている。
もっとも野党の反対が強ければ強いほど、ブッシュは小泉に感謝するから、存外国益になっているのだろう。 日本としてはアメリカが北朝鮮に対して乱暴なことをして戦争が始まっては困るのだ。
その為にはこの問題に対してアメリカに発言力を保たねばならない。
今国会では自衛隊をイラクに派遣して、もし一人でも死んだらその責任は誰が取るのかなどということが真剣に討議されている。
ナンセンスもいい加減にしろといいたい。
それよりももし北朝鮮からミサイルが飛んできたら、或は自爆攻撃があったらどうすると言うことを検討して欲しい。
これは現実性の高い問題で、それこそその時になって討議などしていられないのだ。
その可能性は二つある。
一つはアメリカが北朝鮮が言うことを聞かないので攻撃することを決定したとき、
もう一つは日本が現在の圧力を更に強めた結果、北朝鮮が暴発して自ら戦争への道を選択した場合だ。
そんな事は有り得ない等と言わないで欲しい。
それぞれの国にはそれぞれの論理があり、現在の日本人の常識で判断するのは危険なのだ。
負けると判っていてもフセインは戦争の道を選んだではないか。
北朝鮮の暴発を恐れてはならない、などとも言わないで欲しい。
有事の場合の国論がまとまっていない今、もしそんなことがあれば日本は大混乱に陥ってしまう。
結局は北朝鮮が負けるが、それまでの間に失われる日本の人命、経済的損失は計り知れないという認識も覚悟も我々日本人にはないからだ。
圧力を強めろと格好良く主張する前に、このことを充分検討する必要があるのではないか。
どんなことがあっても耐え断固戦うという国論をまとめ、国の方針としなければならない。
こんなことは世界の殆どの国では常識だが、日本は何しろ人命は地球より重たい国、自衛隊員が一人でも死んだら責任が追求される国だと言うことを忘れてはならない。
国論がまとまっていない以上軽軽しく圧力を強めたりするべきではないのだが、小泉首相は圧力政策を取るとしているのは頂けない。(最も具体的にはたいしたことはやっていない)
それでも彼は話し合いの道を懸命に探っているようでそのこと自体は評価できる。
また野党は、小泉が約束した改革が全く進んでいないと批判しているが、そういうからには政策そのものには賛成ということで、独裁者といわれながら小泉が行っている諸改革に対し、政官あげて猛烈に抵抗しているのは周知の事実であるのだから、民主党は国益の為に自分達も賛成する改革の支援をすべきである。
知らない振りをしているのはおかしな話だ。
管直人は宇宙人鳩山由紀夫より仕事は出来るだろうが、例え民主党が天下を取っても、とても小泉以上のことは出来ないだろうし、ましてや他の誰でも出来ないことはこれまた国民が知っている。
自民党の旧勢力は民心が彼らから全く離れていることすら気がついていない連中だし、若手に人材がいるという説もあるが、おたおたしながら行政改革担当大臣をやっている石原が若手のホープだったのだから、他はおして知るべしだろう。
だから今はもう一度小泉にやってもらうほかは無いので、万一他の者がやることになれば日本は大混乱に陥るだろう。
彼に対し内政外交面でさしたる不満は無いが、注文をつけるとすれば、金持ち優遇政策、年寄りいじめ政策を是正して欲しい。
小金持ちの年寄りをいじめれば財布の紐を益々固くするだけだし、所得の低い人々を税制や福祉で痛めつければその分丸ごと消費は減る。
筆者の友人達は多少の蓄えのある人が多いのだが、若い頃は安月給で(物価換算しても今の若い人達より遥かに低い)週休二日など夢の中の世界で我武者羅に働き、収入が多くなっても今の人達より遥かに高い率の所得税を払い、自分の老後の為に節約しながら貯蓄し(当時はそれがお国のためだった)、漸く引退して年金生活に入ると、それを減らすとか、増税するとか、健康保険の自己負担を増やす、などといじめられ、どうしてくれるのだと皆言っている。
子供への無税の贈与枠を増やしてあげますと言われても、大金持ちは兎も角我々は、はあ、そうですかとしか言いようが無いのだ。
そうではあっても小泉さん、皆であなたを支持するから頑張ってください。

以   上

今週のテーマに戻ります