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12月3日 パリ

きのうと打って変わって晴天!モンパルナスタワーには今日行けばよかった!YahooJAPANでフランスの天気予報も見られるので見とけばよかった。あーあ。
でも気を取り直して、まず洗濯。たまってきたのでホテルから歩いて1分のコインランドリーに行きました。しかし、英語の説明がない。よくわからなくて困っていたら近所のおばさんらしい人が来て教えてくれました。あーよかった。洗濯して脱水するまでに30分かかります。それでホテルに戻って食堂においてあるただのインターネットで遊ぶこと30分。日本語のサイトも日本語でほぼ見ることができます。(ひとつだけ文字化けしてましたが)
あまりたいしたニュースはないことを確認し、友達の携帯に一気に30人ほどメールを送りました。日本でグループ登録しておいたのでTOに自分のアドレスを入れ、BCCに友達のアドレスを入れたら一気に30人に送れるってわけ。ただしホテルのパソコンは日本語入力ができないので全部ローマ字。見にくくてごめんなさいね。

30分たって戻ったら洗濯が出来ていて、次の乾燥機は10分ほどかかりそう。それならということでホテルの隣の隣にあるかわいいお店で、妻が好きな猫の置物を買いました。ハンドメイドらしい。2種類買ったので、並べておいたら楽しいな。

乾燥は10分程度だったので一部生乾きもありましたが、それは部屋にもって帰って干しました。数時間で乾くでしょう。

さてそれでもまだ10時。どこに行こうかと思いましたが、稲葉宏爾さんの本に『パリのミュゼの中でも最上位にランクしたいくらいのオモシロ博物館なのです』とあるMusee National des Techniques(国立技術博物館)に行くことにした。ただここは1998年から大改造して2000年に名前もMusee des arts et Metiers(工芸・技術博物館)に変わっています。
ここはボルタの電池だのパスカルの計算機だの、科学に疎い人でも知っているような超有名な歴史上の機会の実物が多数展示されています。僕は中学の理科の教師なので久しぶりにそのことを思い出しながら見てまわりました。フラッシュをたかなければ写真もOKということなのでいっぱい撮ってきました。
ちょうどどこかの学校の生徒が集団で勉強しにきていて、さかんにメモをとっていました。これも懐かしい風景です。自分の書いたのに自信がなくて友達どうしで見せあいっこしながらレポートを書いている姿は熊本の中学生と同じですね。
ただ違うな、と感じたこともあります。研究員のような人が人力飛行機について説明している時に、生徒のあちこちから質問が飛んでいるのです。こういう積極的な姿勢は熊本ではほとんど見られませんね。熊本だったら質問するとしてもごく一部の生徒だけでしょう。この積極性の違いがどこから来るのか?ぜひ調べてみたいです。

さてこの博物館を後にして、昼食前にサンドニ通りに行きました。ここは知る人ぞ知る売春婦の溜まり場らしいのです。聞くところによると昼間から肌をあらわにした女性が路上に立っているということで後学のためにぜひ一度見てみようと思いました。が、しばらく歩いてもまったくそんな気配なし。あらら??僕の記憶違いか?ただ衣料関係の問屋さんが並ぶ商業地区みたいです。

少しがっかりして昼食のレストランに行くべく、メトロの駅目指して歩いていたらヨハン・シュトラウスの像があります。説明を見るとヨハン・シュトラウスもパリに来たらしい。シュトラウスとパリ、なんだか合いそうですね。シュトラウスの影響でラベルの『ラ・ヴァルス』なんてできたのかな?

パリの街はただ歩いていてもいろんな発見があって飽きないですね。そして素晴らしい天気だったために青空の下のパリの街は息を呑むくらいきれいでした。

今日の昼飯は今年に1月にも来て大感激した「L’Ebauchoir」。12時ちょうどに入ったら僕以外に客はひとりしかいません。しかし程なく常連さんたちが集まってきます。
メニューは13ユーロと23ユーロの定食。前回が13ユーロだったので今回は23ユーロにしました。しかし13ユーロだと飲み物代込みですが、23ユーロは別なのでその分また高くなります。

結論。13ユーロのほうがいいかも。
というのは安い方はフランスの普通の料理がならんでいますが、23ユーロはちょっと工夫した料理なのです。僕が食べた前菜は生のマグロでしたが僕の苦手はコリアンダーが使ってあったりして、素直においしいとはいえなかったですね。(メニューに“コリアンダー”の文字があったのを見逃したのは失敗だった)
メインの子羊もまずくはないけど、って感じ。デザートもまあまあ。
てなわけで期待はずれだったのですが、旅ってそんなもんですものね。僕はそれも楽しんでいます。今度来る時は13ユーロの普通のフランス料理を食べようっと!!
お店の人たちは楽しそうに仕事していて気持ちいいです。

おなかいっぱいになった後はこの近くのアリーグル市場を見学。午後だったので店じまいをしているところも半分くらいありましたが、活気ある市の雰囲気は充分味わえました。そこできれいなマフラーが1本6ユーロだったので4本で20ユーロにまけてもらってお土産しました。
そして帰ろうとした時に八百屋で今まで見たことのない野菜を発見しました。名前を聞くと「トピナンブール」。知ってますか?この野菜を知っている人はただものではありませんよ。僕が知っていたのは『大使閣下の料理人』という漫画に出てきたからです。古きよき野菜だが、今ではあまり使われなくなってしまったという野菜です。料理しだいではおいしいそうです。もちろんホテル住まいの僕は買っても仕方ないのですが、漫画で見た野菜の実物を発見できてうれしかったです。

その後はホテルに戻り例によって昼寝。その前に今夜のオペラ後の食事と明日の朝食用にダゲール通りの魚屋(新鮮さと種類の多さはびっくりするくらい!)でパエリヤを、中華の総菜屋で野菜炒めと野菜春巻きを買い、涼しいベランダで保存しました。(うちのホテルの部屋には冷蔵庫がないのです。そういえばドライヤーもない。でもエアコンはあります。去年の猛暑でつけたのでしょうね。街を歩いていてもカフェやレストランで「エアコンあり」という表示が目立ちます。20年位前の日本も電車とかタクシー全部にはエアコンがなかった時、冷房がある車は大きく「冷房車」と表示がありましたね。)

きのうが危うく寝過ごしそうになったので、フロントに6時に部屋に電話してもらうようお願いして寝ました。時差を取るには寝ないほうがいいのかもしれませんが、昼に腹いっぱい食べてワインも飲むとどうしても眠くなるのです。昼寝しないでがんばって夜のオペラの時に眠くなってももったいないし。

フロントからの電話の前に起きて、今日はバスティーユの『トロヴァトーレ』。ニール・シコフほかによる公演です。
ただこのオペラとにかく退屈でした。オケもきのうが凄過ぎたためかだるく聞こえるし、歌手も今ひとつ、(レオノーら役のソプラノはブーがでていました)。
でも原因の一番大きいのは作品のつまらなさだと思います。何回聴いても他のヴェルディの傑作たち『椿姫』、『オテロ』『アイーダ』『シモン・ボッカネグラ』『ファルスタッフ』そしてレクイエム、などと比べて僕には音楽の質が一段も二段も落ちるようにしか聞こえません。
この『トロバトーレ』今回の公演の中で一番高い席(110ユーロ)だったのに。。。

まあこういうこともあるさ!ということでホテルに帰っての食事です。
ところが!11時ごろ帰ったらフロントに誰もいません。玄関の鍵は渡されているので中には入れますが、フロントに誰もいないと食堂にいけなくて電子レンジは使えないし、お湯ももらえません。
あーー今日の夕食は冷えたパエリヤ、野菜炒め、春巻きです。お茶もなくて水だけ。冷えたパエリヤはまずかったーーー。(^^メ)

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