序章 パリ大好き!! 第1章 パリの街 第2章 パリのレストラン 第3章 オペラ・コンサート
第4章 パリの観光 第5章 パリの美術館 第6章 フランス語 第7章 ミシュラン
第8章 飛行機の乗り方 第9章 レンタカーの旅 第10章 パリのホテル
第11章 パリのお買い物 第12章 パリの乗り物 第13章 お金、クレジットカード
第14章 核実験 第15章 たこやき 第16章 旅の本

第8章 飛行機の乗り方

 今のところパリに行くときは飛行機で行くのが一番だろう。車、徒歩、船、鉄道などの方法もないではないが、時間的にも費用的にも飛行機が一番便利で早い。早いといっても、直行便で12時間ほどかかってしまうので、暇つぶしのこつがないと退屈してしまう。私の経験から、また旅慣れた人に聞いた話から、長距離飛行機に乗るときのこつみたいなものを紹介してみたい。



 飛行機の初心者は、窓側の席で窓からの景色を見たいと思うかも知れないが、通路側がいい。12時間も乗っていると、必ずだれでも一度や二度はトイレに行きたくなる。それに寝る時間も必要だ。窓側の席に座ったらどうなるか。エコノミーの場合(特に断らない場合ここではエコノミーについてのみ。)前の席との距離が短いので、窓側の席からトイレに行くとなると、2〜3人の人の前を通らなければならない。その時にその同じ列の人が寝ていたらどうなるか。きっと起こさなければ、通れない。寝ているあかの他人を起こすのは気が引けるものだし、それが国際線ともなると外国人が隣にいることも充分あり得ることだ。でかい恐そうなおじさんの睡眠をじゃまするのが恐くて、トイレを我慢してしまうひともきっとあちこちにいるだろうな。ただ自分が寝ているのをじゃまされるのはいやで、人の睡眠なんてどうでもいいという人はどうぞ窓側の席で景色をお楽しみ下さい。

暇つぶしについて
 パリまで直行便で日本から約12時間。これはどんな人にとってもちょっと長すぎる時間だと思う。聞いた話によると、フランスの航空会社のエール・フランスのファーストクラスは、座席が180度のフラットになる、つまりほとんどベットの状態になってしまうそうなので、要するにしっかり寝ていけばいいのだそうだが、我々エコノミー客はそうはいかない。しっかりと12時間の過ごし方、暇つぶしについて考えておかなければならない。

 一般的なのは、読書・ゲームなどだろう。もちろんそれらは時間もつぶれるし有意義でもある。フランスに行くなら、フランスのガイドブックで研究したり、フランス文学を読みながら今から向かう国に思いをはせてもいいだろう。ゲームも昔のように磁石付きの将棋や、オセロだけでなく、すごいハイテクのゲームも安くてたくさんの種類がある。

 私は本を読むことも多いが、最近は睡眠誘発剤を飲んで寝ていくことが多い。日本からヨーロッパまでの直行便には食事が2回つくと思うが、私は寝ていくことが多いためにたいてい1回しか食べない。睡眠誘発剤のハルシオンを使っているが、この薬は睡眠薬と違って文字どうり眠りに誘うだけで、睡眠薬のように寝入ってしまったらちょっとやそっとでは起きられないのではなく、何かあったらすぐに目がさめるものだ。だから飛行機が事故でどこかに不時着して、急いで非難するようなことがあっても大丈夫だ。日本からの直行便だとパリには夕方に着くことが多い。ホテルでひと休みして、玉村豊男さんをまねてブラッスリーにいきカキなどの海の幸盛り合わせでパリに着いたことを祝う。そしてパリの時間でよるの12時くらいまで起きていると、時差を感じないで旅ができる、というがなかなか理想的にはいかないことが多い。まあとにかく、8時間もの時差があるので、せっかくのパリの夜を無駄にしないためにも飛行機の中で充分に寝たい。

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