序章 パリ大好き!! 第1章 パリの街 第2章 パリのレストラン 第3章 オペラ・コンサート
第4章 パリの観光 第5章 パリの美術館 第6章 フランス語 第7章 ミシュラン
第8章 飛行機の乗り方 第9章 レンタカーの旅 第10章 パリのホテル
第11章 パリのお買い物 第12章 パリの乗り物 第13章 お金、クレジットカード
第14章 核実験 第15章 たこやき 第16章 旅の本

第15章 たこやき

 パリが好きでできることなら1年に3回くらい行きたいが、なかなか事情が許さなくて1年、あるいは2年に1回しか行けないのが現実。そこで私は考えた、パリに住む方法を。
 パリで商売を始めたらパリに住めるではないか。しかし、商売の経験の無い私に何ができるか。それに商売をただやるだけではつまらないどうせやるなら、大成功して大金持ちになりたいものだ。
 そこで私はパリにたこ焼き屋を作ることを考えた。
 パリには数多くの日本料理屋がある。寿司、ラーメン、讃岐うどん、懐石料理、などなど。ただまだたこ焼き屋は無いようだ。パリには焼き栗、クレープというテイクアウトの伝統的な食べ物が有名だ。寒い冬のパリで熱々の焼き栗をコートのポケットに入れて指を暖めながら歩きながら食べると、自分がパリの住民になったようでうれしい。クレープも同様で温かいクレープを歩きながら食べて、包んでくれた紙を栗の殻みたいに道に捨てるのは、これまたパリならではの楽しみだ。
 でも、たこ焼きだって負けていない。寒い冬のパリにたこ焼きの温かさは万人の心をも温めるほどだし、大阪のたこ焼きのように薄い木でできた入れ物に入れたたこ焼きを爪楊枝で食べ、食べ終わったら入れ物と爪楊枝はポイと道に捨ててしまう。この風景いかにもパリにぴったりではないか。

 

 パリでたこ焼きをやるには問題がひとつある。それは、青のり。

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