フランス旅行2004

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4日
レンタカーでアルザスをドライブ。
まず一気にコルマールへ。途中でTさんに運転を代わったが、当然のことながら最初はウインカーを動かそうとしてワイパーが動き、エンストもしたが10分もすると快調なドライブ。Tさんも楽しそう。

コルマールはなんといってもイーゼンハイムの祭壇画を見たかった。実は18年前にもコルマールにきたことがある。その時も大塚さんと一緒だった。ただその時は無知でここにヨーロッパを代表する宗教画の名作があるとは知らなくてただ食事をしただけだった。そのあと数回この名作のことを知る機会があり、ウンターリンデン美術館を素通りしたことを後悔していた。18年経ってやっと対面することができた。
想像以上の素晴らしさだった。

まず美術館そのものが以前の修道院だったということで美しい建物だ。数々の宗教美術が並ぶ。そしてお目当てのマティアス・グリューネヴァルト作の祭壇画。当然この作品がここのメインなのでその絵は奥の高い天井の広い部屋(修道院の中心だったと思われる)に空間を贅沢に使って(一つ一つの作品が余裕をもって)展示されている。
その存在感は圧倒的!キリストの処刑の場面に描かれている沈痛な表情は見ている人を思わず沈黙させる。

その絵はこちら

またはこちら

コルマールのあとはリックヴィール(Riquewihr)。アルザスワインの中心地だ。村に近づくにつれてまわり一面すべてぶどう畑になってくる!遠くに見える丘のてっぺんまでブドウの木が植えられているのを見ると感慨を覚える。
リックヴィール村そのものは、実に小さいかわいい村で、役場(Hotel de Ville)から始まり村の中心を通る一本の細い道のまわりに土産物屋やもちろんワインやがずらりと並び、夏や秋にはさぞや人であふれているのだろうと想像できる。冬には人もまばらでゆっくり歩くことができた。もちろん一軒のワイン屋に入り、アルザスワインを購入。ミシュランには各地のワインの当たり年が書いてある。アルザスは2000年、2001年が大当たりの年らしい。ということで2001年のリースリングを購入。(このワインは伯父の誕生プレゼントとして伯父に持っていき、当然そこで飲んだ。うまかった!)

ここからはMさんの運転。当然10分程度はまごついたが、あとは次の目的地オベルネ(Obernai)まで快調なドライブ。MさんもTさんも今回の旅行でこのドライブが最高の思い出のひとつになったらしい。自分でフランスをドライブするのはスリルもあるが、日本とは全く違う美しい風景の中を運転する楽しみはやはり誰でも共通だろう。

オベルネでは時間がなかったので街の中心地の広場で写真を撮り、パリに帰る3人用の弁当(サンドイッチだが、これがとてもうまかったらしい)を買っただけだ。そして2時40分のパリ行きの列車に間に合うようにストラスブールまで車を走らせた。

3人を駅に降ろし、レンタカーを返し(この時駅前の地下駐車場のAVIS用の駐車スペースには一台の空きもなかった!それで適当に置いて、その旨事情を手紙に書きカギと一緒に返した。それは大塚さんにドイツ語で書いてもらい助かった!)、それから一路ドイツはキルヒハイムの大塚さんの家へ。

2時間半程かかるので失礼して後部座席で横になって1時間程寝させてもらった。おかげでずいぶんと楽になった。

大塚さんちは広かった。3階建で余裕の広さ。住宅事情は日本とは違うみたい。お土産のビデオ(様々な番組を入れた11本)や日本の食べ物を渡して、その町のイタリアンレストランへ。
シチリア出身の家族がやってるイタリアンは素朴でおいしく大満足。ピザの生地は厚めだが、曰く「シチリアでは先祖代々生地はこれだからうちでは薄い生地なんか作らない」そうだ。
雪がつもる中を家に帰り、話しているうちに疲れて寝てしまった。


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