◆フランティック◆
(FRANTIC 1988年 アメリカ)
監督・ロマン・ポランスキー
脚本:ロマン・ポランスキー&ジェラード・ブラック
出演:ハリソン・フォード、ベティ・バックリー、エマニュエル・セイナー他
学会出席をきっかけに、進行旅行の地であるパリに夫婦で出かけたウォーカー夫妻。
ホテルについてからの2人の熱々ぶり!
結婚してから10数年たってるとは思えない。
冒頭のタクシーで、リチャードによりかかってるサンドラの様子からもそんな感じが
してましたが、いやはや(笑)
それに、ホテルから自宅に電話してる様子は、いかにも子煩悩で、とても幸せな
家庭が目に浮かびます。それだけに、その後、妻サンドラが誘拐されたときの
リチャードは・・・。
そして、これがあるから、サンドラの誘拐が明らかになった後、子供の声を聞く
リチャードの姿が、いっそう、切実なんです。
言葉の通じない街。
妻の誘拐を訴え出ても、男と逃げたことをほのめかされるばかりなんて。
私は、なんだか、そいつらも誘拐犯の一味のような気がしてなりませんでした。
とにかく、誰も彼もが怪しく見えてしょうがなかった(笑)
そのリチャードの焦燥ぶりと、何も知らないのん気な学会関係者のコントラスト。
いや、ほんと。いかにも世間知らずな学者さん達。
ああいうときでなければ、微笑ましいといえば微笑ましいのでしょうけど。
花の都パリに行って、その裏にある闇の部分に引きずり込まれたリチャードと、
物見遊山な学会参加者のかもし出す空気の差が・・・。
リチャードに残された手がかりは、妻が落として行ったブレスレット。
(この現場に案内した男。いかにも怪しくて、また出てくるかと思ったけど)
そして、全ての発端。
空港で間違えられたスーツケース。
必死の思いで手がかりを見付けだし、出かけて行った店の名前は「Blue Parrot」。
「青い鸚鵡。いかにも怪しげなムードを漂わせたこの店にぴったり。
(そういえば、「カサブランカ」にも、こんな名前の店がなかったかな???)
必死で妻を探せば探すほど、とんでもない事件の中に巻き込まれてしまうリチャード。
ハリソン「普通の人」リチャードは、同じ事件の渦中にある謎の美女ミッシェルと
一緒に悪戦苦闘。
なにしろ、普通の人なので、敵とやりあえば殴り倒されるし、屋根に登れば
顔は引きつります。彼を突き動かすのは、ただ、妻サンドラへの想い。
でも、機転はきくのね。
危ないところでミッシェルを悪党の手から救い出します。
でも、あの、そのお姿は・・・(^^;
あまりにあられもない姿に思わず唖然。
そして、待っていたのは苦い結末。
それしか、なかったのでしょうか・・・。
ほんと、そんなもののために、ね・・・。
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