◆いとこのビニー◆
(MY COUSIN VINNY 1992年 アメリカ)
監督:ジョナサン・リン
脚本:デイル・ローナー
出演:ジョー・ペシ、マリサ・トメイ、ラルフ・マッチオ、
ミッチェル・ホイットフィールド、フレッド・グウィン他
もう、もう、楽しいったらないです!
何回も失敗した挙げ句、ようやっと司法試験に合格して弁護士になったビニー。
初仕事は、身に覚えのないことで殺人の容疑者にされた従弟のビルとスタン裁判。
それも、やたら派手な恋人を連れて参上(笑)
とにかく、このリサが、最高!
服は派手だし、気は強いし、初めての裁判でこんぐらがってるビニーを
うまいこと動かして、なんとか裁判の形に持っていこうとあれやこれや。
とにかく、ビニーと来たら、冒頭の有罪・無罪の答弁すら分かっちゃいない。
確かに、法律書では、そこまでの裁判のノウハウは載ってないでしょうけど(笑)
おまけに、服装がまた、お堅い判事のお気に召さない。
確かに、裁判に臨む服装じゃないといえばそうなんですけど。
だからって、何度も法廷侮辱罪でぶちこまれちゃうビニーもビニーだわ(笑)
その度に、保釈金を持って彼を引き受けに行くリサも大変。
その他にも、ビニーの型破りなやり方は、判事の目には、ふざけてるようにしか
見えない事が少なくなくて、見てる方はハラハラしっぱなし。
彼らのついてないことには、泊まる宿、泊まる宿、安眠できないってことも。
この成り行きには、笑わずにはいられません!
あがけばあがくほど、泥沼にはまってるんですもん。
気の毒なんですけどねぇ、見てる方は、やっぱり、笑っちゃいます。
でも、殺人の疑いをかけられてるビルとスタンは、ビニーがそんな様子じゃ、
気が気じゃないですよねぇ。
だって、そのままいけば、死刑の宣告だってありうるっていうのに。
頼みの綱のビニーは、法廷に立つのは初めてだって言うんですから。
彼を首にして国選弁護人をつけたくなるのも無理はないですね。
ま、それでやってきた弁護士があれでは・・・。
そんなこんなで、予審では惨憺たる結果に終わったビニーですが、
ここからの巻き返しが最高!
誰もが、そこまでやると思っていなかったビニーの鋭い証人訊問にびっくり。
もう、惚れ惚れしちゃうような切り込み。
証言の曖昧なところ、弱いところをすかさず突っ込んで突き崩す。
ビルとスタンにとって不利な証言ばかりのはずが、
しっかり突破口を作ってしまう。
その方法が、また、なんとも気が利いているというか、つぼを押さえていて、
誰でもそれをひっくり返せるなんて気になれないほど。
そして、ビニーの切り札。最高の証人というのが!
まさか、その人が証人台に立つなんて、予想だにしませんでした。
しかも、あんなに見事にやってくれるなんて。
もう、最高!!
ビニーってば、最高の弁護士だわ。
判事の身元確認にからむやりとりも、笑っちゃいました。
もう、法廷ものの映画ははたくさんありますが、こんなに楽しませてくれるのは
滅多にないですね。最高です。
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