◆愛しのローズマリー◆
(SHALLOW HAL 2001年 アメリカ)


監督:ボビー&ピーター・ファレリー
脚本:ボビー&ピーター・ファレリー、ショーン・モイナハン
出演:ジャック・ブラック、グウィネス・パルトロウ、
   ジェイソン・アレクサンダー他


幼い頃になくした父の遺言で、女性を外見でしか
判断できないでいるハル。
でも、本人は、ちょっと冴えない男のため、
本命の美女たちには相手にされず(^^;
それでもめげないハルって、ある意味スゴイかも。

そんなある日、エレベーターの故障で、一緒に閉じ込められた男に、
相手の心の美が見えるように催眠術をかけられる!
それからのハルの変貌ぶりときたら!
ハル視点と、他の人の視点の切り替えが、かなり笑えます。
もちろん、他の人の見ているのが、本当の状態なわけで、
でも、どちらも、そのギャップに気がついていないのですから。
ハルが、真剣に、「彼女たちは美人だ」と主張すればするほど、
周囲の困惑ぶりとあいまって、笑っちゃいます。

そんなハルの変貌ぶりを、親友のマレイシオが、
心配しないわけはないんですよね。
なんだか様子が変だと思っていたら、
「とびっきりの美女と知り合った」って言って
ローズマリーを紹介されてしまうのですから。
マレイシオの目に映る(つまり、実際の)ローズマリーは、
体重130kgを超える巨体だというのに、
それまで、女性の外見ばかりを気にしていたハルが、
それをまるで気にする様子がないなんて。

そんな、親友の心配もどこ吹く風。
自分の外見にコンプレックスを持って、頑なになっている
ローズマリーを、口説く、口説く。
ローズマリーが、会社の上司の娘であることを知った
ハルの、張り切りぶり。

そして、ハルの真剣さに心を開いたローズマリーとの蜜月。
ハルの見ているローズマリーが、彼女の本当の外見ではないとしても。
でも、2人は、間違いなく幸せ。

本当に????
でも、ハルの、女性を外見でしか見ないというところが、
変わったわけではないのです。
ハルは、ローズマリーが美人だから、好きになったのです。

ハルを心配して突っ走るマレイシオが、いい味出してます。
しかも、彼の持つ秘密ときたら!(^O^)
ああいう友人がいるなら、ハルは、本質的にいい人なのだよなぁ。

やがて、ハルに訪れる決断の時。
外見も、その人自身である以上、相手を判断するのに、
まるでそれを考慮に入れないのも、それにこだわりすぎるのも、
なんだか、違うという気がします。

なんてことは抜きにして、単純に楽しめる作品でした。
しかし、ローズマリー、あの巨体が、なんだか可愛く
見えちゃうのが、ちょっと不思議(笑)

(2002.6.1 パラマウント・ユニバーサル・シネマ11)


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