◆エドtv◆
(EDTV 1998年 アメリカ)
監督:ロン・ハワード
脚本:ローウェル・ガンツ、ババルー・マンデル
出演:マシュー・マコノヒー、ジェンナ・エルフマン、ウッディ・ハレルソン、
デニス・ホッパー、エリザベス・ハーレー他
24時間、TVカメラに追い掛けられる。
これって、ものすごいストレスでしょうね。
でも、エドは、TV局からの、その申し出に、自らOKしてしまうのです。
おそらくは、軽い気持ちで。
まぁ、普段通りの生活をするだけで、ギャラがもらえて、有名人になれる。
そんな美味しい話に思えたのでしょうね。
エドが、兄レイの彼女と恋仲になってしまったから、もう大変。
エドTVが、突如大ブレイクしちゃうのですね。
だもんだから、恋人と大人気を両方いっぺんに手に入れたエドは浮かれまくり。
彼女がそれにものすごいストレスを感じて疲れ切っていることにすら
気づいてあげられない。
もう、このへんは、エドの能天気ぶりに頭にきちゃうほど。
ほんと、もう、どうしてそこまでのん気になれちゃうのやら。
あのチキン・ダンスなんて、大笑い!
しかも、あんたまで一緒にやってどうするっていう(笑)
だけど、世の中、そう甘くはないのです。当たり前のことですが。
TVカメラは、エドの家族が隠しておきたかったいろいろな秘密を、
全国に容赦なく暴露してしまうのです。
そんな事態にエドが気づいた時は、もう、時すでに遅し。
にっちもさっちもいかなくなっていたのです。
こうなって、やっと、彼女がぶちきれた本当の理由にも思い至ったエド。
なにしろ、全国的な大人気で、視聴率抜群の番組をTV局がそう簡単に
あきらめるはずもなく。
そして、エドが、自分を取り戻すためにとった手段とは?
これが、ものすごく大胆で、皮肉がきいていて、最高!
やってくれるものだわぁ。
他人の生活を覗いて見たいという欲求自体は、きっと、珍しいものではない。
でも、それを野放図に放任していてはいけないのです。
誰にだって、人に知られたくないことの1つや2つ、持っているはずなのですから。
(2000.6.25 札幌劇場)
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