◆うちへ帰ろう◆
(THE AUTUMN HEART 1998年 アメリカ)
監督:スティーヴィン・メイラー
脚本:デヴィッド・リー・ウィルソン
出演:アリー・シーディー、デヴィッド・リー・ウィルソン、タイン・ディリー、
ジャック・デヴィッドソン、マーラ・スカレッツァ他
あたたかい。
あたたかい涙。
心の中に残るあたたかい何か。
誰かと共有したい。
観終わった後、感想を語り合うのでなく、ただ、目を合わせるだけで通じ合う。
そういう誰かと共有したい。
そうやって、寄り添っていられる人がいたらとても幸せ。
見詰め合うことも素敵だけれど、ただ隣にいて大きく包まれる安心感。
お互い、違う人と話していても、横にその人がいることで感じる穏やかさ。
そういうふうな人と一緒に観られたら幸せ。
両親の離婚で2つに別れた家族の20年ぶりの再会。
デボラ、ドーラ、ダイアンの娘3人を引取った母親が発作で倒れたことをきっかけに。
母アンは、その直前、昔の家族の写真をい通しそうに見詰めていました。
何か、虫の知らせでもあったのでしょうか、、、
3姉妹のうち、長姉デボラは、年長な分、父の記憶も多く、母の苦労も目の当たりに
していたせいか、1番、父親への反発を露にします。
でも、弟を探しての母の言葉に反発しながらも、受け入れる。
母親もそれを理解している。
これって、とても好きなシーンの1つです。
そして、新聞の切抜きを見て弟のいるハーヴァードに出掛けて行った3人。
このときの一騒動が、なんとも愉快。
3人の性格が現れているわぁ。
それに、弟ダニエルが、なんとも屈託なく3人を受け入れたのに、ちょっと感動。
婚約中のこのダニエルの素直な性格は、本当に素敵。
そんなダニエルの選んだ女性だけあって、婚約者のリアも、いきなり現れた3人と
仲良くなって行きます。
問題は、リアの母親と妹。。。
なんとも俗物で、ちょっとばかり場違いな彼女達3人を見下してくれます(--;
ダニエルも、姉さんたちも大好きなリアが、間に入って困った様子なのが気の毒で。
でも、リアって、本当に、感動的なまでにいい子だわ。
それに、ほんのちょっとしか出てきませんが、リアのパパも!
ま、プレゼント・パーティ(女性版バチェラー・パーティね)での、アレは、
楽しいけど、おハイソなリア・ママには、ちょっとばかりショックだったみたい(笑)
でも、しっかり楽しんでる方たちもいらっしゃいましたけどね(笑)
4姉弟で遊び回ったときの楽しそうな大騒ぎ。
いいな〜。まるで、20年のブランクを埋めようとするかのように。
周りの反応も、好意的で素敵。
板ばさみというと、ダニエルも、大好きな父親と姉さんたちの間に入って
大いに悩みます。
でも、母親と再会し、何が大切かを素直に受け入れたとき、おのずから、
取るべき行動は見えてくるのです。
ラストは、本当にスクリーンがにじんでしょうがありませんでした。
(2000.11.4 シネスイッチ札幌)
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