◆明日に向って撃て!◆
(BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID 1969年 アメリカ)
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャスリン・ロス他
強盗団を率いるブッチと、サンダンス・キッド。
そのお手並みは、まさにお見事!
華麗な盗みのテクニック!!
って、そんなことを誉めていいのか?(笑)
でも、そんな強盗たちがいることを知っていて、銀行がそのままにしておく
わけがないですよね。
ということで、技術の波に流されてあえなく廃業かと思いきや、
めげないお方(笑)
まともに働く気はいっさいないのね(^^;
新しい商売は、列車強盗!
馬に乗って颯爽と現れ、目的を達して、さっと駆けて行く。
でも、中には、予想以上に強硬に積み荷の現金を渡すことを拒む
ガードマンだっているわけで。
それに対して彼等が取った方法には笑っちゃいました。
おいおい、そこまでやるかぁ(笑)
要するに、彼等に見込まれたらあきらめるしかないってことね。
それを、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの「スティング」
コンビがやってくれるのですから、たまりません!
外見はソフトないい男なのに、そこにアウトローな魅力も併せ持っている。
惚れずにいられるわけがないんです。
彼等のやっていることを知っても、いいえ、知ったからこそ、なおのこと、
離れられなくなってしまうのです。
それは、危険な恋。
恋人は、いつ、仕事に失敗して身を滅ぼすかしれないのに。
そんな2人でも、太陽の下、陽気な音楽にのって自転車をこぐシーンは、
どんな恋人達にも負けずに輝いていました。
ひとときの穏やかさと知っているからこそ、お互いの時間を大切に、
この上なく大切に思って過ごす時間。
そうやって、傍から見てる分には、ものすごく颯爽としていてかっこいい
彼等ですが、もちろん、現金を奪われる方にとっては、たまったものじゃ
ありません。
だから、どんなにかっこよくても、いかしてても、しょせん、彼等は
お尋ね者なんですね。
ずっと、法の網の目をかいくぐって生きてきても、それは、たんに、
彼等の上を行く保安官と出会わなかっただけのこと。
だから、彼等の仕事がどんなにうまくいっているように見えても、それは、
所詮はかりそめの安定。
その刺激が、彼等を生き生きさせているのでしょうが・・・。
たとえ、危険な綱渡りでも、慎重にゆっくり歩を進めているうちは、
熟達の彼等に命綱は必要ありませんでした。
でも、背後から、自分達以上に熟練の男達が迫ってくるとしたら?
しかも、相手はしっかり命綱をつけていて、転落の心配をせずに
ひたすら追ってくるとしたら?
彼等が手にしたものと、失ったものと。
どちらが大きいのか、誰にも図りようはないのでしょうね。
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