◆アメリ◆
(LE FABULEUX DESTIN D'AMELIE POULAIN 2001年 フランス)


監督:ジャン=ピエール・ジュネ
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、ギョーム・ローラン
出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ヨランド・モロー他


幼い頃、ひょんなことから父親に心臓が悪いと診断されたアメリ。
いやはや、この、アメリの両親っていうのが、なんともユニーク。
そんな両親から、よく、あんなに素直なこが育ったものです(笑)
アメリの好きなクリーム・ブリュレの食べ方、なんだか、むしょうに、
自分でもやってみたくなりました。
でも、あの、お隣さんへのTV事件は、さすが、あの親にしてというべきか(笑)

そんなアメリ。
成長してカフェのウェウトレス。
周囲には、どういうわけか、変り種がたくさん。
カフェの同僚やボスは、そうでもないのですが、やってくるお客さんの顔ぶれ!
ほとんどストーカーじゃないかっていうようなのまでやってくるんですから。

また、アパートの近所にもいろんな人達が。
骨が恐ろしく脆いガラス男を始め、アパートの大家さん、
近所の八百屋の主人と従業員も、一風変わっています。
あの坊や、なんだか、一生懸命で、いい子なんだけどな〜。

アメリが夢中になっているのは、周囲の人を幸せにすること。
きっかけは、アパートの奥から偶然見付けた古い、古い、小さな箱。
子供の宝物って、他愛無くって、でも、その分、何かのはずみで
目の前に出て来た時の感情は、他に変え難いもの。
それを目の当たりにして、そんな幸せをもっと周りに振りまこうって
思っちゃうアメリって、素直なんだか、変わり者なんだか(笑)

大家さんにしてあげたこと、とても素敵なこと。
それは、確かに、本当ではないけれど、本当ではないから、
嘘だとは限らないような気がします。

しかも、アメリの場合、他の人のことだと、あんなに積極的なのに、
自分のことは、どうにも消極的。
なんとか行動を起こさなくてはと思っても、つい、つい、ね。
そんなアメリへの、あのメッセージは、大きく肯いてしまいました。

にしても、遊園地でのあの仕掛けは、笑っちゃいます。
そんなことしてないで、直接会えよ〜。
おまけに、そんな罪のないゲームに、付き合ってくれちゃう
ニノもニノというべきかしら。
そんな2人だから、あのゲームは続くのでしょうね〜。

全体に、赤が基調なのも、可愛らしくて、私好みのお話でした。

(2001.12.22 シアターKINO)


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