◆毎日が夏休み◆
(1994 日本)
原作:「大島弓子毎日が夏休み」『つるばらつるばら』収録
(白泉社文庫ISBN4-592-88359-4)
監督:金子修介
脚本:金子修介
出演:佐伯日菜子、佐野史郎、風吹ジュン
高橋ひとみ、益岡徹 黒田福美
これほどまでに、原作のイメージ通りのキャラクターが、よく揃ったな〜、
とひたすら感心。
映画から入ったのですが、原作を読んで見て、びっくり。
ストーリーも、キャストも、これ以上はないというほどぴったりなんですから。
映画そのものも、もちろん、大いに気に入っています。
主演の佐伯日菜子ちゃんの可愛いこと!
家事に慣れない義父をサポートしたり、こっそり大人の話を聞いていたり(笑)
そういうスギナに、佐伯日菜子ちゃんって、ものすごくはまってるのですよね〜。
あの笑顔、ものすごくラブリ〜。
そして、義父役の佐野史郎。
う〜ん、いいキャラだわ〜。まるで、彼のためにあるような役じゃないですか。
いきなり、妻に相談もなく、ぽんっと会社を飛び出して便利屋を始めちゃう。
おまけに、世間体を気にして、頭に血が上っちゃう妻を見ても慌てず騒がず。
それどころか、妻が、夫が会社を辞めたことを知られたくない相手にまで、
便利屋の広告を配っちゃう(笑)
なんて、ぽよんとした性格(笑)
んで、家事にでも、なんでも、便利屋の仕事に精進することに、とっても前向き。
素敵だわ〜。
そして、娘に、言うべきことはしっかり言って決めてくれるのもいい!
そして、母親の風吹ジュン。
夫の退職と娘の登校拒否(&成績表偽造!)を知って、キャ〜ってなってしまう
わけなんですが、それだけで収まらない行動力が素敵。
一見、1番現実的っぽいのに、必ずしもそうでなさそうなところが
チャーミングなんですね。
夫の退職・脱サラ、娘がいじめによって登校拒否。
何でも屋に対する近所の好奇の目。
けっこう深刻っぽい問題をはらんでいるのに、むしろ、見てる方を元気にさせて
くれるから嬉しいですね。
そのタイトル通り、印象に残る場面は、すべて明るい夏の太陽の陽射しの中。
明るく、明るく。
どこまでも青い空の下。
これからも、がんばって行こうっていうエネルギーをもらいました。
大島弓子さんの絵で見る原作もとても素敵なんですが、(あの絵柄で、この話を
読むのって、最高!)実写で作られたこの映画も本当に素敵です。
映画は、タイトル通り夏の強い陽射しがいっぱいなんですが、原作は、
むしろ、春のぽかぽか陽気のイメージです。
でも、どっちも、もちろん捨てがたいものなのですよね。
ところで、監督の金子修介さんって、「卒業旅行ニホンから来ました」の監督さん
でもあったのですね〜。なんだか、嬉しくなっちゃいました。