◆ガラスの仮面殺人事件◆辻真先◆
(白泉社 ISBN4-592-86001-2)
まず、目を引いたのは、その装丁とタイトル。
だって、いかにも白泉社のコミックそのままの背表紙に、あまりにも有名な
作品のタイトルを冠したタイトル。
こういうのを書けちゃうのが辻真先なのかな(^^)
舞台は、大学の演劇サークルのバブル座。
オリジナル脚本『ブリキの仮面』。
その練習期間中に起こった殺人事件。
警察とは別のルートから捜査するのは、ミステリ作家の薩次。
その恋人でマルチ人間のキリコ。
この2人のニックネームが、ポテトにスーパー!
なんとも、ユニーク(^O^)
2人の関係も、微笑ましい。
劇団員に、北島マヤや姫川亜弓を思わせる2人がいたり、
一見、和気あいあいと見える中に隠された様々な人間模様。
彼らのキャラが、なんともユニークで楽しい♪
しかも、彼らのニクネームもなんだか愉快。
かっこいいリーダーの神無月。
ピュー郎にラビですもん(笑)
そして、演劇部顧問のナイス・ミドル長友教授。
いやー、ほんと魅力的。
彼と、とあるバーのバーテンとの関係は、すごくいい感じ。
第1の事件の被害者は、芝居でも最初に死体になるはずのアズミ。
密室殺人。
なぜ、どうやって密室なのか。
やがて起こる第2の事件。
同じ劇団のメンバーということ以外に、どんなつながりがあって、
そんなことが起こるのか。
楽しい作品でした。
殺人事件は起こりますが、ユーモアいっぱいで。
キリコの兄の活躍するシリーズもあるようなので、
そちらも読んでみたい気がします。
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