◆噂◆荻原浩◆
(講談社)
ミリエルの香水をつけていると、
殺人鬼に狙われない。
そんな噂を意図的に女子高生に流すことで
商品の販促をたくらむ宣伝会社。
ただの宣伝のための作り話だったのに。
その噂どおりの連続殺人が起こって、、、
捜査にあたるのは、
男手ひとつで娘を育てる小暮。
妻を亡くして、本庁から所轄署に希望して
異動してきた男。
その割には、娘とのコミュニケーションが
いまいちな感じ?(笑)
でも、娘を大事に思う気持ちは伝わってくるから
なんだか微笑ましい。
彼とコンビを組んだ本庁の女性刑事名島。
2人のコンビネーション。
最初はぎこちないのだけれど、だんだん
息が合っていく様子がすごくいい感じ。
今の時代って、インターネットを使えば、
自分に都合のいい風説を流すのは、
すごく簡単になっているのだろうな。
商品を売るための情報戦略も、
杖村の言うWOMを利用すれば、CMに莫大な
金をかけるよりも、きっと効率的にできてしまう。
もちろん、その情報を受け取る側だって、
そう単純に与えられた情報を丸呑みになんて
しないんだけど。
被害者の足首を持ち去る理由はなんなのか。
それは分からなかったのだけど、
実は、レインマンの正体は、けっこう早い段階で
気付いてしまった。
あのヒントは、けっこうあからさまだったかな。
それにしても、あのラスト衝撃的。
特に、あのラストの一行は、、、
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